当日の朝は吹雪で、ぶなの駅出発時点で10時でした。200mほど進んだところでまだ枝に雪が着いています。 | ||
3板のプロ用ハイビジョンカメラと、さしのべ用マイクと、しっかりした三脚を2人のスタッフの方が持って、所々で撮影しながら進みます。左端の袖は、リポーターの浜口さんです。 |
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林道(未舗装車道)を、ぶなの駅から赤川砂防ダムまで約3km、その先安比歩道(登山道)を安比温泉まで約2kmあります。目標所要時間は2時間ほどでしたが、当初20cmほどだった積雪は、砂防ダムで膝ほど、その先では70cm以上になっていました。 |
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(この稿もだいぶ間が開いてしまいましたが以下で完結となります。) |
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上の写真の雪原は夏には駐車場になっているところです。 そこから砂防ダムの水深数センチの所を渡って行きますが、半分近くが雪に覆われていて、みぞれ状になっているところもあります。スタッフの方がそこでも三脚を立てて周辺を撮影しています。 |
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砂防ダムを渡ってから雪はさらに深くなり、移動が困難になってきました。先に2人の方がスノーシュー(MSR製)の試運転とかで進んでいましたのでその跡をたどってゆきます。こちらのメンバーはツボ足なので、踏みあとでも結構もぐります。出発から4時間ほどが経過し、歩き詰めですが、まだ温泉までは1km近くあります。川に近づいた所で、先行していた2人の方が休憩しているのに出会いました。 | ||
聞いて見ましたところ、ここからは川の中を進んでみたが、日没までに帰着できる見込みが無いので引き返してきて、安比温泉で食べる予定だったホルモン鍋をここで作って食べているとのことです。 急遽ホルモンを浜口さんがいただく設定になり、食べている所の撮影となりました。左の写真はその撮影前に浜口さんがカメラのレンズ曇りを拭いてあげているところ、下は美味しくいただいている所です。 |
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しかしながらこのシーンは放映には至りませんでした。他の全ての番組に言える事ですが、テレビで放映される陰には膨大な量の取材データが隠されています。その中から厳選して、制作者の判断で取捨選択された映像がON−AIRされることになります。 なお、タレントさんをわかるようにHPに掲載することは出来ませんので、わからない範囲のアングル・サイズとさせていだだきましたのでご了承ください。 |
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ウチのパーティも、帰着時間を考えると戻るべき時刻となりましたので残念ですがここで引き返すこととしました。 ←やっと車道(といっても雪に覆われた)まで戻ってきてホッとした計4人でした。 |
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この日は午前十時の出発から、飲まず食わずでの雪中行軍となりまして、ぶなの駅に置いた車に帰着したのはとっぷりと日が暮れた17時ころでした。月明かりの雪原は風が出てきたために先に帰ったはずの2人の足跡は地吹雪で消えてしまってたどることが出来ませんでした。私が最高齢で、他の方は若さもあり、まだ余裕だったようです。 そしていつもの岩畑の湯に立ち寄ります。この中でも許可をいただいて撮影・ロケをしましたが、こちらも放映とはなりませんでした。、 |
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計画としては、温泉に2人(私と浜口さん!)で入りながら、熱燗で一杯・・・の予定だったのですが、例年に無く早い雪に阻まれて到達は出来ませんでした。これも自然のサイクルの一部ですので、それに合わせてこれからも通わせてもらおうと思います。 | ||
安比をあとに、朝からの通行止めが解除された東北道を盛岡まで戻り、駅前でツーショットの記念写真を撮っていただいて、今回のロケは完了となりました。 | ||
↓下記は番組ホームページのコピーです。 | ||