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ケーキ作り H27.12.29
 なぜ年末の忙しい時期にわざわざケーキ作りをするのかと言いますと、子供たちが帰省したりして大家族になるので皆で食べよう!…ということもありますが、材料が手に入れやすいということもあります。そう、クリスマスの後なのでスポンジが値引きされて売られています。本当は26日あたりに出来上がったケーキが半額になっていたら買ってこようと狙っているのですが、なかなか最近はお目にかかりません。 20年位前には職場の昼休みに近くのスーパーに行って買ったりしていたのですが…
 クリームはどうでしょうか。これも期限が近くなって来たものが安くなっています。ただし、私の好みとして植物性脂肪ではなく、動物性脂肪のものがおいしいです。値段も普段は高いですが、仮に2倍くらいまでの価格差なら絶対動物性のものを選択します。

←1段目(中間層)への挟み込み
 果物は、定番のイチゴ、我が家でたくさん採れたキウイ、それに桃のカンヅメです。挟み込む部分の果物は薄く切ってクリームを塗りたくって行きます。

 店で売っているように きれいにセンスあるカタチにはなりませんが、スポンジは専用だけあって柔らかいし、クリーム・果物も満足です。費用は市販ケーキの1/4くらいだし、家族みんなで大満足しておいしいケーキをいただくことが出来ました。

マグロ販売会 H27.12.20
 冷凍の各種マグロをオトクに買える催しに、何度か行っていますが、この年末年始のご馳走にちょうど良いので買いに行きました。こちらの建物は震災前から建っている大きなピラミッド型(四角錐)のテント、シープラザ遊 です。震災時には援助物資が場内に満載されましたが、その後もまだ市民会館に代わる施設が無いために、郷土芸能祭などもこちらで開催したりと、活躍しています。
 開場から少し経ったので空いてきたかなと思いきや、まだ建物を半周するほど並んでいて、中に入っても列は続いています。
 一番おいしそうなクロマグロのトロブロックは約1kgで5000円です。家で計ったら1.1kgほどありました。
 解凍方法は、説明書を同梱してくれますが、氷水に袋ごと漬けて、ドリップ(汁)がなるべく出ないように行います。でも氷の量があまり多いと周りの水の方が凍ってマグロが溶けないので、加減が意外と難しい方法です。

 買った1kgのうち、1/4程をなんとかうまく溶かして、刺身用に切り分けます。例によって薄くて最高に切れ味の良い 工作用カッターの替え刃を使い、皮とブロックを分けた後、筋を切断する方向に、やや薄めにスライスします。皮の部分は特に無駄なく薄く剥ぎ取ることができます。(左下写真、右から 皮・大トロ・中トロに切り分け)

 みんなでおいしくいただきました (^^♪

満州にらラーメン H27.12.12
 九月に 雲爺の紹介があった、さかえや本店に行く時間がとれました。久々の入店です。昼も13時を過ぎているのでもう空いている頃かと思いきや、外にあふれて人が並んでいます。
 妻を先に下ろして並んでもらって、車を止めた後に私も歩いてゆくと、5人くらいトクしました。POPを見ていると、一夜限りの夜間営業(といっても20時まで)とあります。…ということは普段は昼しかやっていないのかなと、キョロキョロすると、別のPOPがありました。なんと11〜15時が通常の営業時間のようです。知りませんでした。
 さて、各種あるメニューから何をいただきましょうか。ひとつは定番の満州にらラーメンの味噌味。もうひとつは店員さんが早めにやってきたので、あせって決めたのが野菜炒め定食です。どれを食べてもおいしいのですが、酢豚ラーメンでもよかったかな。こちらの野菜炒めは肉は一切れも入っていないのですが、たっぷりとした味付けで、ご飯も私的には多めですがおいしく完食できました。満州にらラーメンは、さらに味がやや辛で濃厚なので、これをおかずにしてご飯をいただくというスタイルでも行けます。

 入り口でりんごも買って、帰るときには外に高校生もたくさん並んでいました。この味と、量・価格のバランスで、お客さんが途絶えないのがわかります。
 2段下は、店内の天井です。店全体が1室で、天井は高く丸く、天窓がいくつかあります。

ガーデンシュレッダーの修理 H27.12.06
 ガーデンシュレッダーという物は、庭を木っ端微塵に切り刻むものではなくて、庭の手入れで発生する小枝を細かく裁断する機械です。裁断した木屑は花や作物の肥料に再利用します。
 毎週2回の可燃ゴミ収集日に、剪定した枝葉を出す人もいますが、出来るものならば直接CO2に変化させないで、肥料として植物の栄養にしてあげれば、再生可能エネルギーの一端での利用が出来ます。また行政におけるゴミ処理費用の低減にもつながります。 あれこれ剪定くずが発生する予定がありましたので中古品を購入して見ました。
 刃先を研いだりしながら快調に使っていましたが、ぎゅうぎゅうに詰め込んだせいか、煙と異臭が出て、すぐに消えました。回転は継続できました。その後一度停止しましたところ、再起動(回転)できなくなりました。うなり音だけして、少しするとブレーカーが落ちます。今回はややメカニックなお話ですが、電気器具の基本的な構造をご存知の方には普通の内容です。
 早速分解してみたところ、単相モーターでよく使われる起動用コンデンサが膨らんでいました。多分これが焼けたため、起動時の回転方向を決定できずに回らなくなったものです。(右写真)
 ネット上で1,000円余りの適合品を探して取り寄せて交換作業を行いました。下の写真の黒い部分が古いコンデンサ、灰色が交換したものです。ずいぶん小さくなります。平形圧着端子の在庫がありましたので利用して取り付け・固定・試運転しました。快調に裁断作業を再開できました・・・が、数分間やや高負荷運転をしたところ、今度は白い煙が出て、またコンデンサが昇天してしまったようです。
 新品がまたすぐにダメになるということは、コンデンサ不良ではなく、起動後にコンデンサ部分の回路を切り離すための円心スイッチが故障している可能性が大です。ただそこまで部品調達修理するとなると費用が高額になって中古品本体よりも高くなりそうですので、起動時に機械的に初動回転方向を指定してやる方式で修理を完了することにしました。
 
(追加修理です)
 交換したコンデンサもパンクしたということで、一応メーカーに交換部品の入手可否について問い合わせてみました。症状からは、コンデンサ切り離し用の遠心スイッチが悪いことが考えられるが、部品での販売は無く、モーター全体の交換で、金額は22,500円+交換工賃4,000円+税 になるとのことです。これだとほとんど新品で全体を購入出来る価格です。 
 当初計画どおり、遠心スイッチの代わりになる手動(常時OFF、押したときだけON)スイッチをホームセンターから買ってきました。取り付け板も含めて300円程度です。加工に多少手間がかかりますが、あり合わせの電材を使って1時間ほどで完成しました。
 ねらい通り、起動時にこのボタンを押すとうまく回転し始め、その後は離すので大きな負荷をかけてもコンデンサは切り離されていて大丈夫です。自分でやったおかげで費用は約1/100で済みました。(コンデンサ価格を入れても1/20くらい)
 物を修理して使うということは、その過程と結果も楽しめるので、趣味としても最高です。

家の近くの散歩 H27.11.30
 近くの川に沿って堤防上を歩いてゆくと葉がほとんど落ちたこの季節に、野生では数少ないそのまま食べられる 小柿が実っていました。多分黒っぽい方が熟れているので、つまんでいただきます。種の部分が多くて食べられるところは少ないのですが、干し柿のような味がしておいしくいただけます。
 
 紅葉を秋の彩りだとすると、短く刈られたイチョウの葉が切り口に沢山茂って、黄色の茂みを花束のように形成しています。
 夏の彩の花が少し残っていました。月見草=オオマツヨイグサの赤みが混じらない黄色が、ここだけ違う季節のようです。
 山道の登りにかかると、復興道路の工事現場があります。既報のトンネル工事箇所に続く路線ですが、大部分が山肌を安定角度まで切り取って、山裾に道路を作っていきます。一部の沢や交差する道路には橋がかけられますが、ここにもその橋脚が作られつつあります。本当はこの工事現場を通って上のほうにある送電線に沿った山道に行きたいのですが、邪魔になるといけないので、回り道をします。
 急斜面や竹林を回って、このあたりにも残っている紅葉を眺めながら予定の道にたどりつきました。山の上からは建設中の路線や、もうすぐ統合が進む仮設住宅が眺められます。
 送電線鉄塔の周りは、何年か前に立木が刈られ、鉄塔もより高いものに作り変えられました。足元はまだ低木も育っていませんが、現在のところ蕨がたくさん茂っているところが多くあります。春になったら蕨採りの穴場になりそうです。
 次の鉄塔に向かって道は杉林の中を進んでゆきますが、所々不明瞭で、ルートファインディングの練習になります。普通の登山道と違うのは、地形図上に「正解」を示す歩道の破線等は無く、また他の用途のために使われる小道も交差し、さらに鹿やカモシカが通るケモノ道も分布します。
 でもここは里の近くなのでその気になればすぐにエスケープできます。本当の山奥では、道を少しでも外れると猛烈や藪や、巨岩や、這い上がれないような崖と遭遇することがよくあります。 里山の散歩は気楽でいいです。

鮭・あわび祭りへ H27.11.22
 毎年恒例らしいのですが、宮古市の田老地区でおこなわれる鮭あわび祭りに初めて行って見ました。というのは今年はあわびがあまり採れないみたいで、店頭であまり見かけません。贈答用や遠隔地の子供に送るために行って見ました。

 こちらは、後ろから見ると何のキャラクターかわからなかったのですが、SALMONくんらしいです。会場内で愛嬌を振りまいていて、写真に一緒に納まったりしていますが、中にはコワイといってお母さんにしがみついている子も散見されます(下の写真)
 販売開始時刻には長蛇の列ができましたが、それよりも鮭の串焼きの方が長い列ができています。私的にはあわびのほうが希少価値がありそうですが、今年は鮭もあまり採れていないそうです。
 左があわび、左下が鮭目当ての行列です。

 開会にあたり、公式行事がある見たいで、スーツ姿の名士たちが沢山集まってなにやらテントの中でやっていましたが、来客としては食べ物目当てなので、行列に専念します。
 単価は活アワビが1kgで10,000円、冷凍物が6,800円(どちらも税込み)です。1.3kgといった注文でも半端でもだいたい合わせてくれます。
 生きたままトレーの海水に入れてあって、次々に持ち込まれて、すぐに空になります。左下は冷凍アワビです。自宅で後で食べる場合にはこちらを買うのが良いかもしれませんが、私的には当地でトシロ又はトシルと呼ばれるワタの部分が、鮮度いのちなので、一度冷凍すると食べられなくなります。
 いつも行く八幡平市からも出店がありまして野菜などを売っていました。そちらの山賊祭りには宮古からも出店して、真崎焼きやアワビの踊り焼き?を食べたことがありますが、その際にあわびは500円でした(安い!)でも今日の単価は1200円です! 大きさが違うのと、多分不漁なのと、冷凍でないのと、諸条件が影響して価格差が出ているのではないかと思います。

 そして真崎焼きというのは、これも山賊祭りで食べたことがありますが、たこ焼き風の外見ですが、蛸の代わりにわかめの茎の部分が入っています。ややクリーミーな本体と、コリッとする中心のわかめが好対照で、宣伝文句どおりの新食感です。

 午前中での往復でしたが、充実した買い物でした。
 
柿の 大・中・小 H27.11.15
 私の地元に生えている柿の木は、甲子(かっし)柿と呼ばれていて、種無しで小粒の渋柿です。このあたりには甘柿は分布していないようですが、仮に甘柿の木を植えても、実は渋くなってしまうという説もあります。
 食べ方は、当地の特産品として近くの道の駅等でも売っていますが、室(ムロ)という、煙を充満したところにしばらく入れておくことによって、完熟したトマトのようになり、甘みも十分に出た状態で食べます。他の渋抜きの方法としては、ぬるいお湯に漬けておいたり、アルコールやリンゴと一緒に密封しておく方法もありますが、素人加工ではなかなかうまく渋が抜けなかったり、一部がいたんでしまうのが実情です。
 左上写真では近所でも干し柿にしているのがわかります。手前の柿木に一粒残してありますが、神様の分と言うことで、将来また自然の恵をいただけますようにという慣わしです。




 そんな中、別の2種類の柿をいただきました。左上の小さいのが甲子柿です。少し赤くなっているのは焼酎加工の途中のためです。左下は何年か前に苗木を購入して植えたもので、当地で結果したもので渋柿です。右は親戚からいただいた、名古屋で採れた柿とのことで、甘柿ですが現状で甘くておいしいですがやや固いです。少し置くと柔らかくなるかも知れません。 それにしても大きくて手からはみだしそうです。




 重さを較べてみました。中は甲子柿の約2倍、大はさらにその2倍くらいの重さがあり、小と大では4個分近くの差があります。交配するとどうなるでしょうかね。
 



 大きさも較べてみました。直径で小さいほうから、5.5cm・6.8cm・9cmくらいでしょうか。上はりんごです。形が相似の立体物では長さが2倍になると、投影面積は4倍、体積では8倍になることは賢明な読者の皆様はご存知と思いますが、Windows標準装備の関数電卓を叩いて(クリック入力)してみると大体その通りの結果になるようで、これら三つの柿の外形は近いようです。


 干し柿を作るには、軒先にただ吊るしておくだけで出来上がり・・・と行きたいのですが、それだと出来上がりが固くなってしまって、あまりおいしくありません。柔らかくジューシーな、食べて満足の干し柿を作るには、途中で一度取り込んで揉んだりしなければならないようです。よくやり方がわからないのですが、試行錯誤で進めてみます。
 今年の秋は、天候が適したためか非常に沢山の柿の実がつきました。多分採りいれられることなく終わってしまう実もあるものと予想されます。うまく有効活用できる方法、しかも簡単に出来る方法はないものでしょうか。「せっこき」としてはそんなことを考えながら、今日もビタミンCが豊富な柿をいただいています。

秋田県小坂町から にかほ市へ H27.9.26-27
 秋田県の内陸北部にある小坂町へは何度か行っています。遊びはもちろん浄水施設の関係で仕事でも行ったことがあります。十和田湖は青森県と言う意識が強いのですが、自治体区域の地図を見ると、その湖岸線の半分近くは秋田県の小坂町であるのがわかります。
 常設公演のある芝居小屋の康楽館や鉱山事務所も観光ポイントですが、H26に開園した小坂鉄道レールパークはまだ見学したことが無かったので行って見ました。以下某グループでの訪問記録から抜粋です。

 鉱山に関わる輸送が主体であった(旅客運送もしていた)小坂鉄道は以前に来たときにはまだ運行されていましたが、廃止からしばらくして各種の施設が一般公開されるパークができました。左写真はレールバイクといって、足踏みの車両で短区間を往復できるものです。大館の方にはもっと長距離で橋梁を渡ったりするところがあるようですが、こちらは直線で200mくらいでしょうか、往復するのみです。写真のレールが黄色い部分の中央に四角いところがありますが、その部分に乗ってロックを外すと180度転回出来るようになっていますので、向こうとこちらの転車台を組み合わせることで、バックしないで前進のみで往復できます。ロックできるブレーキ機構が付いています。「サドル高さ」は調整できないのですが、車のように座席が前後して足の長さに合わせられます。この他に動力の付いた車両でトロッコを引いて乗るものもあります。
 乗って楽しむものの他に、各種の鉄道設備を見学できます。ディーゼル機関車の実車に乗ることはまずないので、走らなくてもわくわくします。台車の部分だけも見られますが、自動車よりは相当大きな動力を伝えますので、ディファレンシャルギアも巨大です。乾電池で走る車両もありますが、ボディはダンボールで出来ているとのことで、さわったり乗ったりはできません。

 JRの寝台列車内部を見学できるところもあります。私は3段の寝台車(B寝台?)しか乗ったことがありませんが、こちらは2段のものです。上段に乗るのに梯子がみえませんでした。奥にあった柱のようなものをつかんで両側に開いて梯子を構成するようになっていました。これのシステムはキャンピングカーなどにも応用できそうです。
 レールパークでは駅弁も予約すると食べられますが、町内の食堂でもいただけるということでしたのでそちらで昼食をとる予定としていました。2箇所記載のあったうちの奈良岡屋さんに入りました。それまで知らなかったのですが、小坂町の名物の一つが「かつらーめん」なのだそうです。その名の通りかつおだしの効いた たまごとじのとんかつがラーメンに乗って出てきます。店主の説明ではスープの味が最初と最後で変わるということでしたが、最初にスープだけいただいても香ばしく美味しいのですが、最後の方になると、とんかつから染み出たうまみが加わってまた別の味わいになってきました。やや濃い目の味ですが、これまで食べたラーメンの中でもかなり上位にランクしそうです。
 宿泊地への移動で時間に余裕がありましたので、北欧の杜公園に立ち寄りました。こちらは真冬には閉鎖されますが、一時期だけ公開日があって、スノーモービルの試乗が出来たりします。そのときにだけ来たことがありまして、その後少しですがスノーモービルに乗るようになりました。夏に来てみたところ、雪の下に埋もれていた遊具や池や芝地や花壇やキャンプ場などなどがたくさんあって、子供連れなどで来たらとても楽しめそうです。
 この日の宿泊地、秋田市の太平山麓にやってきました。きこりの宿(左上写真)ということで、合宿に使っている生徒もいたりして質素な宿ですが、一泊6,800円で実年以上の人には十分な質と量の夕食・朝食をいただけます。もっと料理を増やしたい人は7,800円のコースもあります。温泉も天然温泉で、外来入浴の人もやって来ます。 ↓朝食
              
 翌朝周囲を散歩してみました。太平山リゾート公園ということで、様々な施設が配置されています。大きな温泉ドーム(上写真)、テニスコート(左写真)、??ゴルフのコース、無料のキャンプ場、サッカー場など。 トレーラーハウス(下写真)は相当数ありますが、どれも利用されていて満室のようでした。北欧の杜公園もそうですが、秋田県には大規模な屋外で遊ぶ施設が充実しているように思います。
 秋田自動車道に乗って、県南の にかほ市に移動します。ハイキングコースを歩いてぶなの巨木「あがりこ大王」と「鳥海まりも」を回ってきました。鳥海山の湧き水ですので、発電用の導水堰があるところから顔を近づけて一口おいしい水をいただきました。
 よく利用する道の駅象潟ねむの丘に移動して昼食をいただき海辺を散歩し、帰路に着きました。
 

ときどき散歩  H27.9.19
 久々に家の近くの散歩に出かけました。何があるかわからないのでザックを背負ってゆきます。ウチからは10分も歩くと山すそにとりつくことが出来ます。
 まとまった雨が降りましたので、増水の後水が引いてきたところです。そのような状況では釣果が良いらしく、沢山釣り人が繰り出しています。(左下写真にも二人ほど写っています)

 近くの堤防周辺や道路端の草がきれいに刈ってありました。近くの環境施設の方が整備したものと思います。 一番利用するのはこのあたりに車でやってくる釣り人ですが、私のこれまでの経験では、新しい釣竿のケースやバーベキューの余った野菜を草むらに捨てて行くことは会っても、自分たちの利用する場所を整備しているのに出会ったことはありません。(あくまでも私の経験範囲での状況です)
 刈った道路の端にホオズキが沢山残っていたりします。花や作物の中でも、環境があっていれば半野生化して逞しく繁茂しているものもあります。ウチの庭にも朝顔が野生化していて、毎年種を蒔かなくても同じところに生えてきますし、今年できた種がこぼれて、この雨の水分で双葉が多数出てきていました。それに結構離れたところにも生えてきていてそのうち占拠されてしまうかも知れません。

 散歩コースは仮設住宅団地の横を通って行きますが、こちらではコスモスが花盛りです。ウチでもコスモスを種から植えて数株生えてきましたが、蒔くのが遅かったのか、環境が悪いのか、いまだに咲いたのは一輪だけで、他の株はまだ緑の葉しか見えません。この団地の場所も数年以内には高規格道路が開通するので、工事が近くで始まっています。右下はその道の中央を示す標識です。
 坂を上ってゆくと胡桃の木があります。工事で何本かはいなくなりましたが、残った何本かの木には実がついています。人が入っていける場所には、拾うために歩いた踏みあとがついていますが、こちらは急斜面なので採る人はいないので残っていました。
 工事現場は立ち入り禁止なので、少しはなれた山の斜面をたどってゆくと、栗のイガと実があちこちに落ちています。どんぐりもあります。今年は親戚からも栗をよくもらいますので実りのよい年らしいです。
 もっと高いところに登って行くとずっと市街地のほうまで見通すことが出来ます。
 そこから別の道を回って降りてくると、親戚から拾ってゆく許可をもらっている栗林があります。こちらにも沢山ありましたので、ザックを背負っていった中からレジ袋を取り出して本格的に拾い始めました。※「部外者」は立ち入り禁止です。
 池もあって鯉が何匹か泳いでいます。時々えさをあげに来る人が居るので、もらえないかと寄って来ます。鯉さんには謝って次回持ってくることにします。
 さっきの工事現場の前を通ると、法面に何やら吹き付け工事をしています。下を通る道路のために、山肌が崩れない安定した角度まで切り取りますが、すぐに植物が生えて地面が侵食されないように「厚層基盤材」を吹き付けます。材料は木の根や皮を砕いたものやコーヒー豆のかすや下水汚泥などですが、それらを発酵させて安定化し、臭いも少なくします。さらに植物の種子を混ぜてあるので、施工後は速やかに草が生えてきます。

 左下は工事法面全体。上のほうは昨年度工事のあとで、緑に変わっています。下の黒い部分が新しく切りそろえた山肌に厚層基盤材を吹き付けた部分、その右端が今吹き付けている所です。

 右下写真は吹き付けの最先端です。曲芸にも似た技術が要求されます。
 西日に照らされた高校沿いの並木に沿って歩いて戻ってきました。

マルカン百貨店へ H27.9.6
 空から日本を見てみよう…というBSJAPANの番組では、空から「雲じい」が各地の町を眺めながら、その土地の名物を訪ねます。
 岩手の花巻から遠野までが取り上げられました。最初に登場したのは、しばらく行っていませんが、北上市との境近くにあるジオデジックドーム構造の食堂、さかえや本店です。 東和町土沢にもありますがまだこちらには入ってみたことがありません。満州ニララーメンはもちろんですが、そのほかのメニューもおいしいので、また食べに行きたいところです。

 そのあと、こちらも時々行く…
 花巻市中心部にあるマルカン百貨店が紹介されました。11時頃になると、どんどん一階の入り口から人が中に入ってゆきますが、売り場には人影はまばらで、どこにいるのかと 雲じい が探すと、6階の食堂にたどりつきます。
 4階には百円均一のワンフロアなどもあって、私的にはまあ見所もあるのですが、何と言ってもこの百貨店は食堂でもっている…というのが大方の見方です。
 私の住む市内にも昔は「デパートの食堂」があって、ちょっとした楽しみだったのですが、その今から40年以上前の雰囲気をそのまま引き継いでいます。 地方のデパートとしては破格のワンフロア客席数580席もあり、驚いたことにそのほとんどが昼頃にはお客さんで一杯になります。テーブル番号は、くっついているところもあるので80番台まで確認しました。
 食券は自動券売機ではなくて、対面販売です。11時過ぎには列が出来ますが2つの窓口で手際よく捌いてゆきます。もっと混むと3箇所に増設されます。そしてテーブルを決めて座ると、大勢いるスタッフのうち誰かがやってきます。普通の食堂ですと一つのテーブルには同じ担当者が受注と配膳の両方を受け持つ場合が多いと思うのですが、こちらでは違います。 食券を持っていった人とご馳走を持ってくる人はほとんどの場合別の人です。不思議に思っていたのですが、その仕組みを番組では解説してくれていました。
 雲じいが「なんじゃこりは?」と見ている、アナログシステムにその運用ノウハウがありました。
 食券の半券を切り取った受注スタッフは、まずその半券にテーブル番号を記入します。そのあと厨房のカウンターにある書類刺し状の釘が沢山ある台の、該当する品名が書かれたところに刺します。調理スタッフはその券の枚数に応じて調理します。出来上がると配膳スタッフはそのご馳走と、該当する食券を下から抜き取って、食券に書かれている番号のテーブルに運ぶ… という手順になっているのだそうです。

 そしていつもの 名物ソフトクリーム・マルカンラーメンと、番組で紹介されていた一番人気のナポリカツをおいしくいただきました。ソフトクリームはいつもどおりのそびえる高さで、常識どおり箸でみんなでつつきました。

スイカが採れました  H27.09.05
 今年も懲りずにスイカの苗を買って来て春に植えました。昨年のスイカは、収穫が遅すぎて、熟れすぎたせいか破裂して食べられませんでした。
 今年は、開花からの経過期間と、実につながる茎と周囲の葉の枯れ具合を観察しながら待っていました。
 裏庭にはスイカのほかにも、ほうったらかし栽培にもめげず成長した作物たち(茄子・ミニトマト・キウイ)が幾つか収穫を待っています。
 さて割ってみたスイカは… ちょうど良い熟れ具合で、甘みも十分にありました。ちょうどきていた はるくんにもあげると喜んで食べてくれました。
 遅々として農業技術の習得は進みませんが、一年にひとつくらいは覚えて、少しは作物が採れるようにしていきたいと思います。今年は収穫時期と、肥料の加減が少しは向上したようです。


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