「仁賀保高原と…」  2016.04.30
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 仁賀保高原のあたりには毎年通っていますが、昨年は近くまでしか行けませんでした。今年は日帰りですが、これまで行った事のなかった区域にも足を伸ばしてみました。
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 冬師(とうし)の集落は(リンク先地図は最大サイズなので、縮小してご覧ください。以下リンク同様)仁賀保高原に来ても少し離れたコースを通ることが多く、久しぶりです。集落の中心部ではなく、少し南側にある「冬師湿原」に近づいてみます。
 湿原というと普通は水溜りや湿生植物が繁茂する部分が混在し、ほとんど起伏の無い地形を思い浮かべますが、どうもこちらの冬師湿原は当てはまらないようです。まだ春も早いので、あたりは一面ススキ?野原で、しかも起伏が多くあって、所々に小さな丘か台地状の盛り上がりが点在しています。そのひとつが展望台になっていて東屋が立っていて上って見ることができます。その部分の地質を見ると火山噴出物のようですので、もしかすると磐梯山の爆裂のように、向こうの山体が吹き飛んできて盛り上がりができたのかもしれません。

 右下写真の池のほとりには、この冬師を畜産の拠点として整備を始めたころの記念碑が建っています。こちらの池は扇谷地溜池というところで、流出口には半円形の堰が整備されていました。
 新田堤という、いつも立ち寄る、キャンプ場の畔の池に移動しました。浮体構造の桟橋と東屋があるのですが、いつもより水位が高くなっていて、最大限浮いた状態なのでしょうが、岸側の歩道が水没していて渡ることができませんでした。
 駐車スペースがありますので、Pキャンするには私的に天国のようなロケーションです。が、こちらの道は未舗装で狭く、やってくる人もあまり多くありません。すぐ隣にキャンプ場があります。以前は日本海を望む展望のよいサイトが並んでいたのですが、木立が伸びてきて、現在は森の中のキャンプ場という感じになっています。展望を確保することも自然を楽しむ施設にとっては必要な維持整備だと私は思うのですが、いかがでしょうか。特に国立公園などでの縛りは、せっかくの開発整備の結果が、植生の放置(伸び放題)によって機能を損ねて、お客さんが来なくなってしまう例があるようです。
 高原のピークにあるひばり荘に来ました。屋内からの360度展望台があり、食堂やトイレや貸室もありますが、食堂はお休みのようでした。隣接してサイクリングターミナルがあって私もだいぶ以前に借りて周辺を走り回ったことがありますが、ここしばらくは利用者を見かけません。せっかくのすばらしいロケーションと設備があるのですが、お客さんが大勢やってこないのが不思議です。空いているところが好きな私にはとてもよいのですが、運営に携わる方々には申し訳なく思います。

 展望台からの眺めをお楽しみください。ひばり荘の庭には子供が遊べる遊具もあります。

↑南方向、鳥海山  ↓北方向、日本海も
 すぐ近くにはサッカーなどができそうなグラウンドと駐車場があります。山菜採りに来る人もちらほらいます。ラジコングライダーやアマチュア無線のDXに挑戦している人がいたりもします。
 私たちはこちらで昼食にしました。ひばり荘の食堂が営業していればそちらでいただこうかとも思ったのですが、ざんねんでした。テレビをチューニングすると、いつものとおり遠方の局も受信できます。山形県の局を視聴しました。


 左下写真はひばり荘内にある、風力発電に関する展示パネルです。

 このあといつもの土田牧場売店に立ち寄ってソフトクリームをいただいて秋田を後にしました。
 帰り道に立ち寄ったのは、西和賀町で行われている、カタクリ回廊3箇所のうち、国道のすぐそばにあるスポットです。駐車スペースから杉林の中をしばらく歩いて、JR北上線に沿ったりして不安になってきたころに、桜の木が広がる広場に出ました。そのふもとを見ると、ありました!カタクリの花と一輪草?が林床一面に咲いています。
 錦秋湖畔を通る国道107号は、山肌が崩落したため昨年通行止めとなり、平衡する秋田自動車道を1区間だけの利用に限り無料開放してバイパスとしてきましたが、仮復旧工事が進んでこの時点では片側交互通行となっていました。

 さらに久々に北上市にあるビッグボーイによって、ステーキのほか、カレーとサラダとドリンクとスープ(以上いただき放題)を食べて満足して帰途につきました。