今回最初に向かったのは、何度か訪れている三春町の滝桜です。前回2010年4月27日に訪れた際にはほぼ満開でしたが、HPで今年の開花状況を見ていましたが、連年より早く咲き始めているようで、11日には三分咲きとなっていました。今年は開花時期になって冷え込んで満開になるまではしばらくありそうです。 |
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この日は木曜日の午後でもあり、駐車場に入るまで渋滞も無く、桜の前に設置されている写真撮影用ステージも待ったりしなくても大丈夫でした。 午前10時頃まで雪が降っていたとかいうことで、ステージの横にはまだ残雪がありました。 案内のおじさんの話では、満開よりも 見事だよと いうことで、「花は盛りに見るものかは」のとおり、もう少しで咲きそろいそうな赤みの混じった全体のバランスがなんともいえませんでした。 |
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樹齢は千年ほどということで、やはりこれだけ大きい桜の木は見たことがありません。支柱は相当数立っていますが、縦横に枝はひろがっています。 ↓この画面いっぱいの枝と花はすべて滝桜のものです。(背後の斜面の上方から撮影 | |
↑ これらの写真は壁紙コーナーにもアップ予定ですのでご覧ください。 | |
帰り道の売店で揚げ豆腐を斜めに切ったような名産品をいただきます。(たしか前回と同じ)。そしてパネル展示をしている案内所がありましたので、入って町内の花地図をいただき、この後に行く八十内かもん桜の場所を聞きましたが、オススメはカタクリの群生地もありますということで、その場所も聞いて行きました。 |
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次に訪れたのは 八十内(やそうち)かもん桜です。3年前に初めて出会って、私的にはとても気に入ったというか相性が合いそうな木だなと思いました。丘の中腹斜面に、支え無しに一人で立っています。 まだ高い所の花しか開いていませんが、周囲の柵の外からでも触れられる高さに花芽をつけた枝が伸びていましたので、触らせていただきました。午後でしたので日差しの角度の関係で上のほうの一部の花にだけ光が当たっています。また見上げて少しだけお話をしてきました。 |
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この日の最後の訪問先はカタクリの里です。地元のカタクリ愛好会の方々が手入れをしているらしく、道路沿いにある案内の
のぼりも行き届いています。カタクリの花は、以前仕事で巡回する山肌にいくらか咲いているのを見たくらいで、群生でこ〜んなに多数が咲いているのは初めてです。 入り口に協力金を募る箱がありましたので家族で計300円ほど協力させていただいて林の中を回って行きます。夕方で花は閉じかけているものが多かったのですが、大勢で迎えてくれました。 |
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翌朝は5時頃に起き出して、朝食前に福島市内の名所 花見山に向かいます。ハイシーズンの春にはマイカーの乗り入れが出来ませんが、早朝は別です。6時前に区域を出るようにすれば、ほぼ一番奥の駐車場まで入ることができます。 頂上付近に東屋がありますが、そこまで回ってくるのが60分コースで、他に中腹から戻る30分と45分コースもあります。 本当はゆっくりと眺めながら歩けばよいのですが、戻る時間やトレーニングも兼ねるので、いつも15分くらいで回ってしまいます。 |
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まだこの区域は朝日が全体には当たっていませんので、部分的にコントラストがあって、遠くには福島市内の建物が望めます。 福島市内の平地では桜(ソメイヨシノ)はほぼ満開に近いくらいですが、昨日の三春町ではまだつぼみでした。(滝桜は別種)ここ花見山では種類が多いのですが、咲き始めから5分咲きくらいでしょうか(2013.4.12)。 |
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福島別荘で朝食のあとは、4日ほど前に冬季通行止めから開通した磐梯吾妻スカイラインを目指します。前日(2013.4.11)にも寒気が入って、滝桜に積雪があったくらいなので、高い山は今日も雪煙が舞っているようです。 |
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現在は無料開放されていますが、有料道路のゲートに来ると、前の車が止まって何やら話し込んでいます。係りのおじさんが私の車も止めました。タイヤチェックをしていたのでした。この時期には夏タイヤに変えている車も多いので、冬タイヤ以外は通行止めにしているとのことです。土湯峠方面は全面積雪という情報です。 |
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道端ではふきのとうを採取している人たちもいますが、標高を上げて行くと周りは積雪が増えて冬山の世界になってきました。 浄土平にあるレストハウスは営業していてトイレも使えますが、そのほかのトイレはみなまだ閉鎖されたままです。 |
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晴れ間も見えますが雪が降っています。その中を土湯ゲートに向かって行くと、雪の壁は高くなって、木立は着雪で白くなっています。土湯峠(旧道)から福島市方面に下るとますます路面の積雪は多く、車体の下に雪をつけながら降りてきました。 |
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今回は福島の花の名所二箇所と、GWより前の豊富な残雪があるスカイラインを見て回ることが出来ました。 | |