「古い写真の取り込み」  
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 アナログで撮り(録り)貯めた資産をディジタルに変換保存する作業は、結構手間がかかります。今までに実行したものとしては、
 1.レコードやカセットテープからMDへの録音
 2.さらにMDからMP3等のファイル形式への変換
 3.ビデオテープ(8ミリ・ミニDV・VHS)からDVDへの録画
などがありますが、いよいよ写真の変換保存に手をつけてしまいました。
 皆様もご存知のように、デジカメによる写真とフィルムによる写真の最大の違いは、整理がうまくできるかということだと思います。いつでも必要なものをすばやく探し出して自宅で即時にプリントアウトできる・・・これは一度利用したら戻ることはできません。(中にはそうでない人もいるようですが)
 道具としてはフィルムスキャナが必要ですが、ウチの多くのネガフィルムは120(=ブローニ判)で、コマの幅が60ミリあるものでして、多くの35ミリしか読み込みできないスキャナでは使いようがありません。フラッドヘッドスキャナで透過原稿を読めるものが、7,500円で手に入りましたのでやっと作業を始めました。
 
 
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 作業場所は、できればいつも使っているPC1番機に繋いで…と思ったのですが、スキャナが今まで使っていたバスパワーの物に比べてやたらに大きいのです。体積比では3〜4倍はありそうです。重量もあり、電源も100V直結です。置き場所がないので、今は使っていない子供の学習机を借りることにしました。
(下はカバーを開いたところ)
 PCは町内会などの会議記録や、車での地図帳代わりに使っている12.1インチの3番機です。PCよりスキャナの方が巨大です。
 取り込みに使うソフトをあれこれ試してみて決定し、次は読み取り仕様もいくつか試してみて決めます。
 実験の結果、解像度は1200dpi、フィルムは裏面でセットして読み込み時に左右反転させます。これはフィルム面の画像記録面により近い所にピントを合わせて読むためです。また、画像補正はoffにして、必要なときには別のソフトで補正を加えることにします。
 フィルムホルダは使用しません。というのは、ブローニサイズには6×4.5から6×9まで4種類のコマ割りがありますが、写真のようにそのまま載せてもこのスキャナは頭が良いらしく、4コマを別々に認識してサムネイルを表示してくれました。
  
 読み込みには結構時間がかかりますが、最初と最後に立ち会うだけなので、その間他の仕事をしていることができます。
 ビデオの変換もまだ途中までしか済んでいないのに、また新しいことに手をつけて、完了できるのか心配です。でもマイペースで進めてゆく予定です。