「車の霜よけバイザー」  
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 車を通年使用していると、季節毎に対策をしなければならないことがあります。夏であれば車内の温度上昇を抑える対策をしますが、冬の対策の方が手がかかります。
 別項でも記載した、鍵穴へのスプレー注入や、ドア周囲のウェザーストリップゴムが凍結して張り付くのを防止することが必要です。そして窓の着氷対策があります。その状態にはさまざまありますが、今回の報告は主に晴天の夜間に霜が付いて、翌朝のスタートに支障が出る場合の対策です。このほかに、雪が積もる場合、雨が降っていて翌朝には凍結しそうな場合もあってそれぞれの対応が違うのですが、このバイザーを取り付けた日に限って霜が降りない・・・ということもよくあるんですけど、うまく行くと朝にぬるま湯で解氷したり、無駄にアイドリングを長時間行って燃料を減らしたりということを少なくできます。
 
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 こちらは、ウチの2号車ワゴンRです。冬季に帰宅して駐車場に止めると、日よけマットを流用加工したものを前面ガラスに被せて、両端に取り付けたゴムひもをドアミラーに引っ掛け、ワイパーでもおさえておきます。このゴムをマットに固定するのが結構大変で、弱い素材のものでしたので縫製の上に粘着テープでもおさえてありますが、いつ破れるか不安です。
 この車にはリモコンエンジンスターターは無いので、ワイパー作動途中でエンジンキーを切っても、そのあと重大な支障が出ることはありません。

 一方、3号車はリモコンスタートをするので、ワイパーを途中の上がった状態で止めておくことはしません。なので押さえのゴムをもう少し強力に効かせたいところです。そのためゴムは両端に縫い付けるのではなく、左右で貫通させて引っ張ることにしました。
 ゴムはベルトではなく、細いゴムひもにしましたが、本体を貫通させるためには縫い針が必要です。毛糸針にも適切な大きさのものが無かったので、ヘアピンの短い方のアタマをペンチで切り落として使用します。普通の指貫では押すことができませんでしたので、ペンチでつまんで貫通させます。

 取り付け結果はこんな感じですが、ゴムひもの伸縮率が高いためにやや浮いています。かなり張力をかけないとマットが窓に密着しません。密着しない方が良いのか経過を観察します。
 ゴムひもは登山用品店などで売っている割合高級なものですと前述のように伸びすぎるので、百均にあるようなあまり伸びないものの方が適しているのかもしれません。

 その後の改造で、ゴムひもは両端だけを引っ張るように修正して、横断部分は無くしました。これによりマットと窓の隙間が少なくなりました。