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掲載期間 2024.01.26〜            ※ 上の方が新しい記事です

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2024.11.21 里の秋
この欄の記載も間隔があいてしまいましたが、イッキに秋です。
 近くの街を見渡せる高台へ散歩に行きました。
 今年の紅葉はあまり色映えが良くないと思っていましたが、こちらのカエデはカラフルに色づいていました。
 赤と黄色と緑の3色が揃うと満足度が高いです。背景や逆光を考えて露出補正するのですが、カメラのモニターで見たものと、PCの画面で見た物で結構違うので次回の参考にします。
 こちらは山形県、山寺の近くにある垂水遺跡のあたりです。3Dでご覧ください。
 こちらは同じく山形県の遊佐町吹浦にある箕輪の鮭漁業生産組合です。今年はこの時点で少ないというお話でした。
 すぐ裏手にある丸池様は変わらず神秘的な色をしていますが、周辺から落葉が堆積して雑草のために水面が縮小傾向にある気がします。

 季節はこの後一年で一番早い日没の季節へと向かいます

2024.05.03 春の花
裏庭には次々と春の花が咲き始めました。ツツジ類も濃いピンク、白、淡いピンク… ですが山からとってきたレンゲツツジは残念ながらげんきがありません。
 柴桜も何種類か咲きますが近隣のお宅より小規模です。
 強くて増えすぎたスズラン水仙も、個別にみるときれいです。
 ちょっと見、チングルマ(稚児車)みたいですが、いちごも開花時期です。これもバラ科だったかと。桜もバラ科。実がなるのが楽しみです。

2024.04.05 福島の春
 私にとって福島の春は、相馬のいちご園から始まります。今年は今回でなんと3回目の訪問です。価格は月ごとにこなれてきて、無選別で約2kg以上入って1,600円の箱があります。この他にも1kg以上入りの「通常パック」(写真右側)は900円からで、完熟のものはさらに200円引きです! 帰りの道中も、家に着いてもいちごを満腹になるくらいいただくことができました。
 
 市販のイチゴパックを計量してみたことがありますが、250g位でしたので、約4倍くらい入ったのがコチラの普通サイズ。晩春に近くなるとさらにその倍入った箱が現れます。
 肝心の味についてです。最近スーパーで買うイチゴは大粒で真っ赤で形が良くて高額… なのですが、味はイマイチということが多いです。他の果物みたいに糖度や酸味が数値化表示されればいいのですがそうもいかないのでしょうか。で、こちらの物はスーパーの高額商品よりおいしい。でも私的には生食には良いのですが、イチゴミルクにするには酸味がもう少しあって、ミルクにトロミが付くものの方が好きです。その点わが家の裏庭に自生したど根性イチゴの方が適しているかもです。
 次の訪問地は、これもことし3回目の道の駅霊山にある「伊達食庵」です。季節代わりメニューの伊達の郷プレート、春バージョンをいただきます。
 おしながきは下記です
・スモークサーモンとチーズピンチョス
・筍とスルメイカ
・山菜の天ぷら(フキノトウと蕨)
・伊達ハーブ鶏甘酢あんかけ
・春の彩りサラダ
・あさりスープ
・あさりと筍ご飯
・カモミールプリン
 春らしいさらりとした食感が主で、ボリューム的には私たちにはちょうど良かったのですが、標準的な大人の人には少し足りないかもです。

2024.03.09 雪の北上線
 時間が取れたら実行してみたいと思っていた、ローカル線の乗車ですが、先秋には只見線で実現しました。2024の春先でまだ雪が降る季節に今度は北上線を目指します。乗車・降車駅を探しますが、車で行って駅前に駐車して、帰りも同じ区間の復路を利用します。その条件でストリートビューで探したところ、横川目駅出発で、黒沢駅で折り返すことにしました。
 黒沢の先の駅で上下の列車はすれ違うようですが、上りと下りの発車時刻が同じなので、只見線で経験したように乗り換え時間に余裕を持たないとキケンなので、一つ手前の駅を選びます。
 横川目駅は右の写真のように立派な建物…とおもいきや、ここは地区の建物で、駅自体には待合室は無く、建物の右横に間借りする形で一室を待合室代わりに使わせてもらっているのでした。(下写真)
 中には時刻表や案内掲示やトイレもあります。先に待っている地元のおじさんおばさんが3人ほどいました。
 北上線は岩手と秋田の県境、豪雪地帯を越えてゆく路線ですが、3月に入ってあまり降ることは無いと思ったのですが、この日は結構白くなっています。列車は定時にやってきました。
 横川目を出ると、小さなダム湖を渡って、次は岩沢駅です。こちらの駅には何度か車で行ったことがあります。地域の集会所的な所、兼水澤鉱山の資料展示室があります。いつか鉱山跡も訪問しようと思っています。
 北上と横手を1時間と少しで繋ぐ北上線ですが、途中駅での乗降客はあまり多くないらしく、途中唯一の有人駅ほっとゆだで何人か入れ替わります。2両編成の車内は、4人のボックスに一人ずつと、ベンチシートに散在する感じで走行するのが普通のようです。列車は雪の山肌とトンネルを縫うように進みます。
 前述のように折り返し予定は黒沢駅です。ワンマン運行なので、到着前に両替を済ませて降車準備をします。 
 降り口は前方車両の運転席近くなので、前に行くと子供が前方を楽しそうに眺めています。それから保線に携わる方でしょうか、ヘルメットをかぶって同乗しているJRの方もいます。
 運転席は進行左側で、雪なのでワイパーが動いています。、中央はドアでワイパーは無く、よく前が見えません。右の窓にもワイパーがあります。
 黒沢駅で降車するのは私たち二人と前記のJRの方の計3人です。お話を聞いたところでは、こちらの駅ではめったに乗降する人はいないということです。この駅で私たちと同様に対向列車に乗り換えて戻るようです。この先に雪の危険が少ないから行かない、ということではなく、JRの支社の管轄が違うためだそうです。
 駅の待合室もあって、除雪機が置いてあったりしますが、上下線がすれ違うホーム上にも待合室があって雨風雪をしのげるようになっています。
 ホームの待合室で乗ってきた列車を見送り、昼食にします。本当は列車の中で食べようかとも思っていたのですが、ボックス席は全部一人ずつだれか座っていたので、折り返し待ち時間にホームの待合室で食べることにしました。
 今日のお弁当は北上オセンでナント!250円(税込み270円)の牡蠣フライ弁当です。乗車前に車の電子レンジで温めてきたのでまだほかほかで、暖房の無い待合室ですがおいしくいただけました。いつもは同価格の鱒弁当にするのですが、この日は売っていなくて、こちらにしましたが、これもハイCPで、美味しい弁当です。
 あれこれお話をしているうちに、上り電車が到着して、あわてて雪のホームを走って乗り込みます。
 車内は往路と大体同じくらいの混み具合で、2両目のベンチシート部分が空いてましたので、そこで左右に移動してビデオを撮りながら過ごします。
 雪景色の中を快調に列車は進んでゆきます。秋田自動車道の橋の下もくぐります。

 錦秋湖に架かる橋を渡り、いつも通る国道107号を対岸に眺めながら進みます。保線担当の方は復路もしっかりと雪害が無いか確認してくれています。
 無事に雪景色を楽しみながら横川目駅に戻ってきました。降車して車体をよく見るとドラゴンレールのステッカーが貼ってあります。
 「ドラゴンレール」は大船渡線の愛称のようです。こちらの車両は支社管内で北上線とも共有されているようです。
 この次は秋田内陸縦貫鉄道に乗ることを目指します。

 この北上線に係る動画はこちらにありますのでご覧ください。

2024.02.23 早春の福島
 福島市の花見山には、このところ毎年通っています。2024年は2月の前半は暖冬でしたので、さすがに桜はまだでも、梅の花は結構咲き始めています。ハイシーズンには一帯は一般車両の進入ができませんが、この時期はまだ大丈夫です。それでも登り口直近の駐車場は10時前には満車なので、離れた大駐車場の方に止める車が増えてきます。そちらには常設トイレもあります。(直近の仮設トイレは未設置)
 写真を撮りながら登ってゆくと、カメラの記録がうまくいきません。なのでケイタイでの代替撮影です。戻ってチェックすると、カードを差し替えたところ復帰しましたので、めったにないのですがmicroSD(128GB)が不良のようでした。
 花見山は「登山道」の近くの花を見ながら進むのも良いのですが、向かいや近辺の山肌に咲く梅や桜などの木々、その向こうに残雪を抱いた奥羽山脈・吾妻の山々も趣があります。
 花の種類は最盛期の桜や菜の花を中心とした構成とは違って蝋梅や寒桜や梅が中心ですが、それも結構楽しめます。
 概ね三種類ある見学コースのうち、最長の「頂上」経由をを回って下りにかかりますと、歩道上にウッドチップがフカフカに敷き詰められていて、ぬかるみや砂利で転倒する危険も少なく気持ちよく歩けます。
 中腹まで下ってくるとエンジン音がします。粉砕機が回っていて、歩道に被さった木や近くの倒木を取り込んで、歩道に敷く作業を数人で行っていました。作業の邪魔をしないように枝線の歩道を迂回してきましたが、ハイシーズンに入る前に場内整備をしてくださっているようでした。もともとが私有地を開放している所なので、すこし申し訳なく散歩させてもらうのですが、今回も感謝でした。
 また桜の時期の来られるといいです。
 次に向かったのは道の駅伊達の郷霊仙で、お目当ては毎日10食限定のランチプレートです。11時開店ですが、10分くらい前には行列が出来始めます。なので皆さんランチプレートが目当てかと思いきや、違う人も多く、この日は概ね11:30頃に売り切れたようでした。
メニューによる解説です〜

 伊達の郷プレート 1000円
 四季を通してメニューが変わる全て手づくりのワンプレート。一汁五菜、デザート付きです。 冬(のメニュー)
 あんぽ柿とクリームチーズ、生湯葉べっこう飴、ズワイ蟹の茶碗蒸し、伊達鶏の味噌そぼろおにぎり、海老ブトフラワーサラダ、三元豚ロースカツ スパイス風味、海老塩スープ、自家製あんこムース

 これが季節で変わるということなので、また春メニューをいただきに来なくては。
 川俣町にある、子供の屋内遊び場「おてひめわくわくらんど」です。今回はじじばば二人旅なので、利用しませんが、次回に備えて偵察をします。以前には保原にある同様の施設を利用させていただきましたが、福島県はこの分野ではすごい!です。岩手では思い当たるのは一か所だけ大きいところがありますが、多数各所に冬でも体を使って遊べる場所が整備されているのは驚異的です。もちろん遊んだ子供たちの満足度も最高です。

 下の二枚は同HPから。右は保原
    
 この日のお宿は いいたて村の道の駅までい館 です。スーパームーンの逆で、小さい満月の日でした。新しい道の駅はみな趣があります。裏手にも何か広場や建物がありましたが、次回にします。
 東北では車中泊で混んでいる所も少なく、あまり遠慮しなくても良いのは助かります。でも日本人の心の隅に「遊んでばかりいるのは罪悪…」といった感覚があるせいか、堂々と車中泊が楽しめるような充実した設備が増えていってほしいものです。
 翌朝はいつもの相馬にあるいちご直売所「和田観光苺組合」に並びます。今回はイチゴ狩りがお目当ての人たちも多くいました。今年は天候の関係であまり多くとれないとのことでした。ずらりと並んだ箱は、深さもあるので、普通のスーパーの6パック位入っているでしょうか、1,400〜2,200円くらいだったかな、品種や大きさなどで値段が違うようですが、どれを買っても美味しくなかったことはありません。
 岩手への帰路は、常磐自動車道ではなく、国道6号でもなく、海沿いの県道を進みます。相馬火力発電所や山元町の震災遺構の小学校の側を通ります。数年前にもこのルートを目指してきたことがあるのですが、まだ復旧が済んでおらず、R6に戻ることを余儀なくされました。
 この記入時点で3.11から13年となります。皆さんも備え・逃げ方には落ち度の無いよう吟味をお願いします。

2024.01.26 首都圏外郭放水路の見学
 JR東日本の高齢者向け4日間乗り放題企画を利用して何度か首都圏に出かけていますが、今回はさいたま市の周辺を目指します。
 最速の行程は仙台で乗り換える新幹線ですが、たまたまTDL40周年のラッピング列車が停車していて皆さんも写真を撮っていました。
 大宮から東武アーバンパークライン(=野田線)で乗り換えて、春日部市内にある首都圏外郭放水路が今回の主目的地です。駅から往路は30分ほど田舎道を歩いて、調圧水槽のわきを通り案内施設である龍Q館に入ります。
 たまにTVでも紹介される いわゆる地下神殿が主な見学先ですが、私的にはその構成要素であるポンプや水路構成にも興味があります。この日は関東平野は晴れ渡って、屋外のシールド掘削機が展示された向こうにある筑波山はもちろん、男体山や夕焼け時には富士山まで見渡せました。
 操作室はモニターがたくさん並んでいて、それらしい場所なのドラマのロケにも良く使われるそうです。(下町ロケット・大病院占拠など)でも水害が心配ないときには当直一人での監視になるそうです。
 50年近く前に、近くの幸手市(当時は幸手町)に住んでいたことがありますが、昭和22年に江戸川の堤防が切れて下流の市街地がしばらくのあいだ泥の海になったということを聞いていました。その対策となる設備(地下神殿)がここであることは、見学してはじめてわかりました。
 ポンプの動力源は、一般的には電動機やディーゼルエンジンが多いのですが、半端ではないパワーが要るこちらでは航空機用のジェットエンジン(ガスタービン)が使われているそうです。
 高速で回るエンジンと、水に接してゆっくり回るポンプとの間には減速機が必要となります。エンジンの4000回転を135回転まで落とす歯車も面白そうですが、今回の見学コースには含まれません。
 ポンプには縦軸と横軸がありますが、水面より上の横軸の場合、真空状態にかかる補機等が多く起動や運転に失敗する率が高くなります。縦軸はその心配は少ないのですが、回転軸の方向を直角に変換する必要があり、その設備が増えます。
 ポンプの羽根車の直径は3.7mもあります。私が扱っていたものは直径がその十分の一程度で、一人でも羽根車を転がして運ぶことができましたが、単純計算ではこちらの羽根車は1000倍の重量となります。インペラー見学コースではそれも見られるようです。
 いよいよ地下神殿に入ります。林立する支柱は円形断面なのかと思っていましたが、御覧のように長円断面です。槽外の地下水の浮力に対抗できるように重さにも配慮しているとのことです。解説の後に自由見学時間もありますが、あまり奥のほうへは行けません。作動(充水)した後には作業機を吊り下ろして泥・砂を清掃するそうです。 水は左写真の立坑からあふれてきてこの調圧水槽に入ります。
 一度地上に上がって、再度向こうの立坑にある階段を降りることになります。
 見学コースにはいくつか種類があって、こちらは立坑見学コースですので、大深度の水路トンネルを通ってきた水はこの底から水面を上げて来ます。階段の手摺が汚れている部分が水没跡になります。
 今回は重要な都市インフラの施設を現場で体験できました。なお動画はこちらにアップしてありますのでご覧ください。

2024.01.27・28 おのぼりさんの大宮
 上記放水路の見学の後も、大宮〜上野の首都圏を、おのぼりさんとしては、この機会を大事に利用すべく見て回ります。
 ホテルは今回は東横インを2店舗利用しました。同系列は他の同価格帯のホテルが朝食抜きなのに対して、朝食付きです。しかも質的にも量的にも豪華とはいきませんが十分満足できるものです。
 ← 一泊目
 設備的にも、Wifiのアクセスポイントとキーは各部屋ごとに違っているなど充実しています。唯一難点に感じたのはバスルームのお湯の温度調整でした。非常にシビアで適温設定に苦労します。どのホテルでも当てはまることですが、蛇口の自動温度調整装置をケチっているためか、利用者は結局面倒でお湯を出しっぱなしで使うことになります。結果お湯代が高額になり、長期間の総経費ではマイナスになるはずです。経営陣は見直してほしいですね。
  二泊目朝食 カレーとフルーツサンドも →
 大宮駅は乗り換えで使ったことはありますが、駅の外を見たことはありませんでした。新幹線は全車両が止まる主要駅です。昔は仙台から新潟に抜ける鉄道路線は「急行あさひ」があって、仙山線・米坂線を経由する直通がありましたが、今は大宮で乗り換える東北・上越新幹線が普通になっています。その少し前に北陸方面に向かう ほくほく線経由にも乗ったことがあります。
 駅から徒歩2分くらいの所にある、宇宙劇場(プラネタリウム)に入ります。億個単位の星を投影できる設備があって、ゴルディロックス・ゾーンに係るお話を興味深く見学できました。多くのプラネタリウムではキャラクター等はスライド投影なのですが、こちらではフルCGのようでした。いろいろ進んでいてうれしくなります。
 次の見学個所は、鉄道博物館です。60年近く前にお茶の水にあった交通博物館でも鉄道車両を見学した記憶がありますが、その一部を移転した大宮にもいつか見学に来たいと思っていました。
 馬車鉄道を除くと、鉄道は蒸気機関に始まりますが、黒い大きな胴体の中の構造はどうなっているのか、ピストンが往復する構造など、絵では分かりにくかった仕組みがよくわかって勉強になります。
 0系新幹線が開通する前の在来線ではこの形式の特急列車が活躍していました。東北本線でやはり60年くらい前にこの特急に初めて乗った際には、それまで在来ローカル線しか乗ったことが無かったので、特急の速度と乗り心地、音まで快適で感心したものでした。もちろん現在の新幹線はまた別次元で、直ぐに目的地に付きますが、旅情的には少し下がったような気がします。
 鉄道博物館の建物は、広大な本館と、南・北館があります。本館の各種車両がやはり見ごたえがあります。内部が木造の車両に入ると、銀河鉄道の夜に乗ったみたいです。
 下の写真では車両上部構造の大部分が木造ですが、耐力壁ともいえる部材が、オレンジ色で示されています。列車の世界でも技術・素材の進歩や経済情勢などを反映していろんな経過をたどって来たのだと思います。
 ストーブ暖房のある下の車内では、どなたかの頭が見えます。この人の向こう側から歩いてきましたが、和服を着た男性で、この車両にぴったりという感じに溶け込んでいます。この館の職員がエキストラをやっているわけでもないと思いますし、逆に来館者が長時間に渡ってここに滞留しているにも限度がありそうです。どちらかわからないまま車両をあとにしました。
 鉄道博物館の南館に移動します。主な目的は昼食です。館内には数か所に食事ができるところがありますが、駅弁を展示車両内で食べる…というところもあります。でも暖かいものをいただこうということでと、メニューの多い南館にしました。
 子供連れが多くて混んでいますが、許容範囲です。二人で場所取りと食券購入を分担します。食券は現金とSuica系ICカード払いがありますが、並んでいる人の中からカード払いの人だけ別の方に誘導されて、うまく早めに買うことができました。
 席の方は、最初空いていた中央付近を取りましたが、よく見ると奥の窓側の席が空いたので移動します。そこからはすぐ下を通る新幹線が全て観察できます。食べている間にも、上越・東北・秋田・山形・北陸の各線が通過していきました。最高の「おかず」ですね。(右上写真)


 北館の方にはミニトレインに乗れるコーナーがありますが、館内の多くの設備で事前に申し込み抽選が必要のようです。これから行かれる方は準備を怠らないようにお願いします。
 列車で移動して角川武蔵野ミュージアムに向かいます。元の職業柄マンホールには興味があるのですが「雨水」の方はわかりますが、「排水栓」とは何なのかよくわかりません。
 ミュージアムの館内ではサルバドールダリ展が開催されていて、夕刻からのイブニングチケットで干渉することができました。写真撮影はできますが、動画は不可です。館内の各コーナーは私的に興味のある所とそうでないところに分かれます。おもしろそうな下写真はダイダラボッチの想像図です。
 図書館機能が大きいのですが、定時にはプロジェクションマッピングが高層本棚に投影されます。
 観覧の後は北朝霞の宿に向かいます。その前に夕食をいただきますが、あまり高額でなくて美味しそうな所… それは「きれいすぎない店」を選ぶことです。「きたないラーメン屋が儲かってきれいに改装すると、美味しくなくなる」という原理が働きます。いそがしくて壁や床の汚れが取り切れないところがあっても、それは美味しさの証、というのが私の考えです。ちょっと混んでいて店員さんが「二人は入れる?」と内部で相談していましたが、居酒屋「さんちゃん」に入ってたっぷりと飲み物と美味しい夕食をいただくことができました。
 翌朝は、JRには乗り放題の切符があるのでそれを利用して上野に出ます。上野駅は50年以上前から利用していますが、公園内の東側は多少歩いても、不忍池の辺りはまだ歩いたことがありませんでした。
 地図で見ると、森に囲まれた水面が広がっている…と想像していたのですが、周りは市街地で、それから南東側の池は蓮に覆われていて水面が見えないほどです。
 池を半周した後、いつもの科学博物館を見学して、次にdomremy outlet(ドンレミー アウトレット)で、たっぷりお菓子を買い込んで下りの新幹線に乗り込み、帰途につきました。昔は上野駅の1Fに東北・常磐線の終着(レール)車止めがあって、そこから乗ったのですが、現在は地下深くの新幹線ホームに降りて行って乗ることになります。逆に少し旅情は無くなりましたね。

 (この項完了))




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