2022.12.04 鯨の刺身をいただきました | |
雨上がりで少し心配でしたが、山田まるっと産直まつり・動画 が開かれたので行ってみました。開場時刻少し前なのにもう飼い終わった人が戻って来たり、ホタテすくいが始まっていたりします。 以前だと鮭の新巻が沢山出ている「鮭祭り」だったのですが、昨今の鮭大不漁で名称と内容を変えて、鮭は少しだけ展示されていました。ホタテやアワビも贈答用に狙っていたのですが、受取側の都合もあって、自家消費の赤皿貝と しゅうり貝 をまず買いました。 |
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赤皿貝は最近少し知られるようになってきましたが、しゅうり貝という名称は全国的には知名度は低いのではないでしょうか。でも別名「ムラサキイガイ」や「ムール貝」と言えば洋食メニュー食材名に入っていたりします。 三陸沿岸では以前は大粒の物が沢山海岸に付いていたのですが、最近は小粒の物しか見ない気がします。漁船を持っている人がいる職場の夏季レクリエーションでは、入り江に上陸して近くで採ったしゅうりを汁にしたりホヤなども食べることが普通でした。しゅうり貝の貝殻はスープをいただくスプーンに最適です。 |
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会場内には近隣や友好自治体からの出店もあっておいしそうなものが並んでいますが、まだ朝食からあまり時間が立っていないので持ち帰っていただくものを買います。 「としろ」や「としる」と呼ばれる鮑(アワビ)の内臓もありましたが100gで500円といい値段がします。見た目は知らない人には違和感がありますが、新鮮な物は珍味・美味です。内臓と言っても、肝臓に当たる烏帽子形状の柔らかい部分と、外套膜(貝殻を生成する硬めの部分)、それをつなぐ消化管等が収まる部分があります。歯の丈夫さや鮮度などと併せて適切な大きさに切ったり、場合によって煮ていただきます。今年は某所から大量にとしろをいただくことが出来ましした。 |
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会場の一角にあったのが、クジラ肉関連商品です。私より少し上の団塊の世代の方々は給食に多く食べたらしいです。戦後の食糧難の時代に日本人の貴重なたんぱく源になっていたようです。私も南氷洋の捕鯨が盛んな頃に子供でしたのでよく食べました。刺身は特に美味しく、缶詰もハイキング時の副食に持参したりするのが普通でした。でも今は貴重品です。 その鯨の刺身は2019年のIWC脱退以来たまに食料品店で見かけたりしていましたが、今回3種類盛って1,000円でしたので買って、家でおいしくいただきました。食べなれているせいか赤身が美味しく感じます。左の鹿子は霜降り牛肉等を想像したのですが、白い部分が意外に硬く、味覚的にはイマイチでした。その他にも鯨の握り寿司や鯨ユッケ等あります。 |
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オーストラリアや欧米など捕鯨反対国との軋轢で日本はIWCを脱退しましたが、大きな問題点があります。 1.鯨資源が減少していると彼らは主張していますが、仮にそうだとして、その原因は19世紀に鯨油目当てで太平洋全域で乱獲し、油以外はその場で捨てるという蛮行を繰り返していたことです。鯨一頭ごとに戒名を付け供養した日本とは大差ありすぎです。鯨に関する議論をするなら、まず彼らが土下座・懺悔するところから始めるのが筋でしょう。 2.かわいそうだから鯨は獲るべきでない、と彼らは言います。他国とは食文化が違うのです。野生カンガルーを食べるのは平気のようです。また南氷洋ではなく日本のEEZで捕ることには反対しないようですが、なぜでしょう。 3.捕鯨反対が政治上の立場が有利になるとか、ビジネスになるといった裏事情はやめてほしいものです。 |
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2022.11.20 実りの秋 | |
最初に枯れ木の写真ですが、左がイチジク(無花果)、右がキウイです。どちらも霜が降り始めるころに収穫します。収穫の後で枯れ葉だけ残っています。どちらもウチの木で、県内のスーパーから数百円で苗木を買ってきて成長させたものです。 | |
イチジクは放っておくと熟成が進んで表皮が割けて柔らかくなるので生食がお勧めです。ですが、人にとっての食べごろは鳥にとっても食べごろのようで、明日にでも収穫する予定でいると、一足早く鳥さんがついばんでいます。最近コロナ騒ぎで影が薄いですが、鳥インフルエンザの危険もあるので、嘴の跡があるものは食べません。 いきおい早めの収穫になるのですが、やや硬くても切って少し乾燥させるといわゆるドライフルーツになって甘くおいしくいただけます。家ではこれを使って毎朝飲むドリンクの一成分にしています。 |
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そして毎年いただく「甲子柿」(かっしがき)です。木に実った姿は上写真のようですが、これを燻製のような処理をすることで、木の枝で鳥に食べられずに変形せずに残って完熟したような柿になります。 | |
もともとこの柿の品種はタネが滅多に入っていないので、薄い皮の部分とヘタを除いてパクッといただくことが出来ます。 |
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この加工を行う施設を「柿室」(かきむろ)といいますが、持っている農家はあまり多くなく、生産規模もあまり大きくないので、市場の流通価格は1個100円を優に超えるます。ウチでは知り合いの生産者から直接購入しています。 |
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そして今年のキウイ収穫は、春の開花時期に、私がせっせと蜂さんになって受粉作業を行なったためか、大粒の換算で500個くらい収穫出来ました。花や受粉後の間引きが十分でなかったところでは小さい実になってしまったところもあります。 | |
食べ方は、りんごと同じ袋に入れてしばらくおくと生食できるようになります。問題は長期保存方法です。収穫用トレイに入れて上下を新聞紙で覆って大きなビニール袋に入れておくと半年ほど保存できます。ただし湿度調製に気を付けます。冷凍庫に余裕があれば熟成させたものを冷凍保存します。毎朝のドリンクに入れるフルーツに使いますが、無くなった後は上記のイチジクを代わりに使います。なので市販されているキウイを買うのは少しの期間で済みます。 | |
2022.09 トンボ採りの夏 | |
これも孫たちのリクエストに応えて、トンボ採りをこの夏も一生懸命に実施しました。 ミズアオイの咲く海辺の湿地がある片岸公園や家の近くの親戚の山で何匹か捕まえました。 | |
これは家の近くでは見かけない ショウジョウトンボ。普通のトンボ(アキアカネ)より少し大きく、腹は太くて短く、いろは唐辛子のように赤く、羽根の根元も赤色です。 名前がわからなかったのですが、たまたま近くでトンボ採りをしていた詳しいおじさん(といっても私よりは年下)に教えてもらいました。 | |
これはギンヤンマ。手に持つのは幼少時以来でしょうか。昔は家に飛び込んできたのを窓を閉めて採ったりしましたが、最近は家の近くで見かけません。また捕虫網で捕ろうとしても、オニヤンマと違って人の近くを飛行することが少なく、早く複雑に飛ぶので捕獲困難です。実はこれは上記のおじさんからいただいたものです。孫たちと見てすぐに放してやりました。 それにしても水色のウェストがきれいです。 |
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左はオオシオカラトンボ。胴体はそれほど長くありませんが、展肢長(羽根の幅)が、日本最大(胴体)のトンボと言われるオニヤンマより長いです。 下の2枚はオニヤンマ。一番人気ですが、生息スポットさえわかれば、同じ飛行コースをゆったり飛んでくるので意外に捕獲は簡単です。 |
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これはルリボシヤンマです。飛翔状態ではオニヤンマと見間違えそうなのですが、色合いが微妙に青みが入っていて区別できます。捕まえてみると、目の色がオニヤンマほど黄緑が鮮やかではないけど深みのある中間色です。尾に10筋ほどある模様もカラフルです。所々でホバリングするので割合捕まえやすいトンボです。ただ出会うことが出来る場所が私は1か所しか知りません。 | |
私が子供のころには、ガキ大将みたいな上級生を頂点としたグループで、虫捕り(トンボやセミなど)、ドジョウ掬い(芸能ではなく本物)、沢蟹、サンショウウオなどを捕りに行ったり近くの山登りなどをしたものでしたが、そのような遊びを体験出来る子供は現代では少なくなっているように思います。一方近所の自然環境はまださほど壊れてはいないので、じいじの指導があれば再現可能です。年の功か、自分の幼少時よりはうまく捕れるし時間もありますので、今後も伝授してゆきたいと思います。 | |
2022.08 カナブンの飼育 | |
百合の花が次々に開花する季節です。 昨年の晩夏頃から、刈り取った雑草の山をひっくり返すと、コオロギが多く出てくるのですが、下の方に体長3cmくらいの甲虫の幼虫が見つかるので、孫たちと集めて漬物桶に入れて飼い始めました。 |
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その数は18匹程になりましたが、時々桶をひっくり返して健康チェックをします。寒くなってきても皆元気で蛹になる様子もなく、越冬させることにしました。 桶の周りを保温材で囲い、底には凍結防止ヒーターを置いて屋根のある所で一冬を過ごさせました。 |
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暖かくなってまた広げてみると、幼虫の姿は無く、幾つかの土の団子状になっていました。失敗して一個潰してしまいましたが、中で幼虫でも成虫でもない姿で生きていたようです。 八月に入って、再度土を広げて、土の塊を振ってみると少しころころと音がします。土の塊は少し小さくなって繭状の形、硬さになっていましたので、丁寧に孫が殻をはがしてみると、ナント!成虫が入っていて、生きているではありませんか。ヤッター!と叫んでいました。 |
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大きさからして多分カナブンかと想像していましたがその通りでした。でも先日見た情報では、カナブンは減っていて、原因は生育環境に必要な葛の減少にあるということでした。葛を用意できない環境なのにうまく孵化してくれてありがたいことです。でも放置していたら殻を破って出てくることが出来ただろうかと思ったりもします。 まだ少し眠いのか、土に潜ってあまり動かないでいますが、引っ張り出すと動き出してまた潜ってゆきます。 それにしても見事な光沢です。金属によるものではなく自然が作り出した色に感心します。 |
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2022.06 湿生植物と用水ダム | |
御所湖畔にある湿生植物園です。熊に注意ということで、鈴と熊スプレーを持って散策しました。まだ蓮の花は咲いていませんでしたが、カキツバタ?などがありました。私の記憶ではカキツバタは陸に生えるものと思っていましたが水中から出ていました。葉にスジが無いので花菖蒲でもないようです。 | |
熊の他にもモリアオガエルやシオカラトンボも生息しているようです。歩道の途中で緑の小さなカエルを見ましたが、アマガエルとの区別方法を知らずに残念でした。山奥でしか見たことが無いのですが、もしかすると前者かもしれません。 シオカラトンボもたくさんいました。一般にオニヤンマより捕集が難しいのですが、ここでは網があれば捕れそうです。 山王海ダムと水系連携している葛丸ダムに来ました。チラホラ通過する人もいますが、目当てに来る人は無いようです。お茶とケーキにしました。 |
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2022.05.26 白い九輪草 | |
夕刻に降園した孫たちを連れて、少し離れたところにある神社や水たまりに行きます。この時期は九輪草が麓では咲いています(山の上ではまだ咲き始め)。 町内会で管理しているこの神社の池からあふれた水に沿って咲いた花の中に白花がありました。ここ30年以上毎年九輪草を楽しんでいますが、多分白花を見たのは初めてです! |
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2022.02 伊豆沼の朝 | |
伊豆沼のサンクチュアリセンターに、閉館間際の夕刻に着きました。駐車場には結構たくさんの車が止まっていて、沼のねぐらに戻る鳥たちの賑わいを観察しているようです。 近くの水面には既に戻って来たのか白鳥もたくさんいます。以前にはセンターで米で作ったポン菓子?を売っていたりしたので、餌やりもOKかなということで、用意していた食材から、パンを持って投げてみました。でもパンは気に入らないようで、争って集まったものの、食べてはくれませんでした。 |
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この沼には鳥写真愛好家が毎朝列を作る撮影スポットがあるそうですが、いらないトラブルには巻き込まれないように、少し離れたところでキャンカー泊にします。こちらは
せっこき(=ものぐさ)撮影なので、全て車中から鳥の様子を撮影します。水面には対岸までずーっと鳥たちが浮かんでいます。 |
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何万羽いるのかわかりませんが、次々とその日の食糧を調達できそうな所に向かって飛び立ってゆきます。 写真ではなかなか伝わらないので動画もこちらから少しご覧ください。 |
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2021.05 チューリップと菜の花畑 | |
撮影から時間が経過しましたが、連休のあたりに見学してきた地域です。軽米町のチューリップ園と、ダム湖に架かる吊り橋です。 一部の別写真は3D画像コーナーにアップしています。 |
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菜の花畑は下北半島の横浜町に広がっています。風車や牧場ともうまく景観が合っています。 下写真のエリアには、立ち入ることが出来る時間帯が設定されていて、既に過ぎていたのですが、みんなで入れば怖くない! とばかりに立入者が後を絶ちません。 西側には陸奥湾の海面と下北半島の山々が望まれます。 |
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2021.03.09 春の花 | |
寒さのピークとなることが多い2月の上旬を一月ほど過ぎました。報道ではもうだいぶ前に福寿草の開花などが伝えられていましたが、ウチでも一週間ほど前から日中に黄色い花びらを見せてくれるようになりました。それと雪割草も朝晩開花と閉花(?)繰り返しています。 ここしばらく、一か月ほどは車の改良に時間を費やしてきましたが、一段落しましたので、その成果や身の回りのことをまたHPに上げていきたいと思います。 |
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2021.02.19 気仙沼大島と金華山 (取材は1月) | |
気仙沼大島へは、震災前で大橋で陸続きになる前に一度フェリーで渡ったことがあります。その後大橋が出来てからも行ったことがあります。今回は牡鹿半島への途中でしたので、港の周辺だけ少し見学しました。 気仙沼大島大橋が開通すると同時に、それまで唯一の交通機関であったフェリーは廃止になったと思っていたのですが、大島の港にはフェリーが着岸していました。比較的短距離の航路で小型のフェリーに多い、双頭型とでも言うのでしょうか、両方向に進む構造になった船です。 |
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以前に乗った時にはその構造がどうなっているのか、船員の方にお尋ねして少しだけ見学させていただきました。車両は往路復路とも通り抜けるように両端のゲートを通過することが出来ます。 写真は2021年の1月撮影ですが、右写真のように気仙沼行きとなっています。この船が現在も運行されているのかどうかはまだ調べていませんが、ちょっとだけわくわくします。 |
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橋の開通間もない頃に来た際には出来ていなかった高台を通る道路沿いに、道の駅的な施設が出来ていました。(前回はプレハブの小規模な販売店のみでした)産直や土産物屋や水産物販売などと、食事の出来る何点かの店舗、トイレ棟があります。 亀山の展望台に上って、まもなく開通する気仙沼湾を横断する橋の出来を見たかったのですが、行き雲が近づいてくるので止めて次に向かいました。 |
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北上川沿いに石巻・牡鹿半島の先端に向かいます。北上川の川面が凍結しています! でもしばらく走って見ると、堰があって下方から水を抜いているために、上層面が静穏域となり凍結していたのでした。流れながら凍結するのは滅多に見ません。遠野の猿が石側ではたまに見かけることがありますが、蓮の葉のような氷がたくさんやってきます。ゼエという名で呼びますが、どのような漢字があたるのでしょうか。 | |
金華山を間近に望む、半島の高台にある「御番所公園」に暗くなってからたどり着いて一泊します。トイレ棟はありますが、冬季閉鎖となっています。翌朝は日の出を望むことが出来ました。 | |
牡鹿半島の先端から、コバルトラインを通って女川の町にやって来ました。震災前にも来たことがありましたが、石巻までは3度ほど通過を含めて通ったことが有りました。しかし女川で甚大な被害の後街並みが再開発された報道は見ていたものの現地に足を運ぶのは初めてです。 鉄道の行き止まりである女川駅には温泉が併設されているようです。 | |
マンホール蓋のデザインは、各自治体で1種類が多いのですが、上記の2種類を見つけることが出来ました。 駅前から海に向かっての通には公共施設や商業施設が配置されています。あさイチには人通りが少なくて心配でしたが昼頃になると結構にぎわっていました。 |
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金華山(離島)に渡る定期航路は、鮎川からと女川からの2つがありますが、今回は東北電力の女川原子力発電所を洋上から眺められるので女川から出港するルートを選びました。 | |
前回金華山へ渡ったのは40年以上前のことで鮎川からでしたが、あまり記憶にありません。当時とは道路事情もだいぶ変わって、特に三陸道(高規格道)の開通で便利になりました。 岸壁から急な坂道を登って行きます。 金華山にお住まいの方は神社に勤務する5名だけで、定期航路は主に土日に各1往復だけなので、経済活動的に成り立つのか心配なのですが、災害復旧工事の人たちも働いていました。 |
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日帰りでは時間的に港近くの神社周辺を見学して終わりですが、一泊すれば島のあちこち見て回ることが出来そうです。それにしても立派な建物や施設が船だけしか交通機関の無い離島に、何百年も前から建設・維持されていることに感心します。 障子で囲われた和室の広い無料休憩所があります。最初に障子を開けて中を覗くのに勇気が要りますが、中は暖房も聞いていて安心して休めます。女川で購入持参した昼食をいただきます。 |
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女川の町に戻って、予約していた原子力発電所PR館に向かいます。予約すると解説員の方に説明をしてもらえます。 電力需給や基本構造など各方面からの説明がありますが、やはり関心があるのは震災対応です。 |
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東京電力の福島における、現在も大きな影響の残る災害対応準備への失敗と較べて、ここでは当時の知見を活かした対応をとっていたことにより、被災は免れることが出来ました。 電力各社の間で、どの程度まで津波レベルを評価するかについて、対応が違った結果明暗が分かれました。リーダー的存在の東京電力の判断に倣わなかった、東北電力の対処に賛意を送ります。 |
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2020.10.25 泳ぐラーメン (取材は9月) | |
孫たちが こども園・保育園から帰ってくると、親戚の山にある池に遊びに行きます。夏はトンボ(エゾトンボ・ルリボシヤンマ・オニヤンマ)、イモリ・カエル・タニシ、秋にはコオロギ・バッタ類をつかまえます。 |
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オールシーズン相手をしてもらえるのが、鯉さんたちです。以前はもっといたのですが、誰かが獲って(盗って)行ったのか、熊に掬われたのか、今は3匹しかいません。 この鯉たちにお菓子などエサをあげます。この日はインスタントラーメンのかけらです。 |
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(↑アミは虫捕り用で、鯉は掬いません) 葉っぱも浮いているので、慎重に選んで食べます。でも、一部のラーメンが動いたり飛び跳ね始めたりすることがあります。よく見ると、周りの保護色で見えにくい体色をしたアメンボが、ラーメンを抱えて水面を移動しているのでした。 動画はこちらからご覧ください |
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2020.04.16 束稲山麓のカタクリ | |
この記入時点で、新型コロナウィルス対策で「不要不急の外出自粛」が呼びかけられています。私の解釈ですが、外出自体には問題なく、出先で三密になることが危険で、他の方に接触する機会が皆無、又は少数・十分な距離が取れる環境は普通に行動できそうです。大都市では、外出は即三密となります。ですが地方の周囲に野山しかない田舎は普段は不便ですが、このようなケースでは比較的過ごしやすいところになります。なので大都市集中と地方過疎の問題解決へこの際見直しを進めてはいかがでしょうか。 | |
昨年初めて訪れて散策させていただいた、大文字キャンプ場の奥へ進むとちょうど見頃のカタクリがたくさん咲いていました。私はまだ真っ白なカタクリの花は見たことが無いのですが、今回は少し赤味の強い個体を見つけることが出来ました。(右上写真) ホワイトバランスがオートなので微妙な違いが分かりにくいのですが、大体は原色に近く写っています。 |
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昨年回らなかった歩道をどんどん進んで行くと、あちらにもこちらにも咲いています。遠景にまだ真っ白な奥羽山脈の山々が望めます。 展望台のある頂上まで息を切らして登って行きます。昨年までは林間だったところの刈払いが行われている所もあります。このような自然の中に作られた施設ではこれはとても大切なことです。鬱蒼とした雑木林の中だけを歩く遊歩道は意味がありません。 |
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山岳観光道路などでも眺望が利かないくらい木々が生い茂っても放置されているケースがありますが、意味がありません。放置するくらいなら最初から作らないほうが良いです。 さて、展望台からは栗駒山と焼石連峰が真っ白に輝いて見えます。かつて焼石連峰を石淵ダムから夏油温泉まで縦走したことがありますが、今は難しいかもしれません。 水仙の黄色と合わせて碧空と白のコントラストがきれいでした。また来年も来たいと思います。 |
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2020.04.08 コロナ蔓延前の福島と宮城 | |
この記入時点で、新型コロナウィルスによる肺炎の蔓延で、政府から緊急事態宣言が出されて、7都府県では移動や外出の自粛を強く要請されています。 以下に記載する事項はそれらの対策が発表されるだいぶ前の内容で、7都府県に含まれない地域での行動記録です。 |
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東北地方でもこれまで道の駅の空白地帯に近かった所に、ポツポツと新しい駅が出来てきました。昨年からこれまで回ったところでは、 羽後・男鹿(秋田)、角田・大崎(宮城)とあって、今回福島の 国見あつかしの里 を使わせていただきました。 広大な敷地にゆったりとした配置で設備と駐車場があります。右の写真は屋根付きのユニバーサル駐車スペースです。これに母屋まで繋がる屋根が付けばもっといいです。 |
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左上の写真は、母屋中央部分から通り抜けて、展望台の方に行ける部分です。国見という名称が 見晴らし出来る場所という意味のようですので、これはこの土地の特徴をうまくとらえた設計構造です。 鉄道でも今は新幹線であっという間に通り過ぎますが、東北本線で南下して宮城から福島に抜けると、左側の車窓に福島盆地を広く見渡す光景が広がるのを、上京するたびに楽しみにしていました。 |
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宮城に北上して、いつも通り抜けて観たことが無かった白石城にやってきました。桜祭りの準備で提灯等が設置されていますが、この後に灯されることは無かったかと思われます。花期の早い梅類は咲いていました。 | |
城門を抜けて、城下町の水路や街並み等を見ながら歩き回ります。左写真は内側から城門を見たところです。左下写真は外側から見たものですが、扉は内側に向かって開くような構造になっています。映画で国内外の城門を破るのに、大きな丸太を大勢で繰り返し突き当てて破る場面が出てきますが、大抵は扉の内側にあるカンヌキが折れて開いてしまい、落城します。 私的にこの構造を分析すると、外開きにしてあれば、丸太の衝撃力を受けるのは扉の枠全体になります。 これは3.11の津波で私が管理する建物の多くの箇所で経験したことですが、水圧が、扉を閉める方向にかかった場合は破壊を免れましたが、逆方向の場合にはことごとく破壊されました。(外開きの場合でも水が回り込んで内側にかかった場合には破壊されます) |
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白石川堤から船岡城址まで来ました。桜のシーズンには大勢花見に来ますが、まだ早いので人影もまばらです。モノレールもまだ運転していないので、急坂をひーこらと歩いて山頂までやってきました。東北本線を通る貨物列車が見えます。西には蔵王のまだ白い山並み、北東には牡鹿半島まで望むことが出来ます。 さくらの間近でなく展望を楽しむ花見としては、私的には一番だと思います。 |
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長女のオススメで、同じ大河原市内にある とんとんの丘 に向かいます。こちらではお風呂と昼食をいただきます。 たいていの入浴施設は、浴場と食堂と少しの休憩スペースの組み合わせが多いのですが、こちらではさらに別棟でバーベキュー棟と産直等お土産コーナー、他に広大な園内に遊歩道と、子供が遊ぶ遊具、各種動物が飼われています。それらはすべて無料で楽しむことが出来ます。 |
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上が もちぶたソースカツ丼(880円)、右上が もちぶた豚丼(870円) です。このほかに ○○御膳というメニューもあるので(1000〜1300円)、配膳されてくるまでは多分単品だけ来るのかと思っていたのですが、写真のようにサラダ・漬物・汁物・デザート付きです! 豚肉料理専門店?ですので、肉の質・量・味付けともハイレベルでした。しかも低価格。また次のメニューをいただきに来たい施設です。 ただしこの記入時点でコロナ対策上がまんしなければなりません。 |
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カビバラさんも亀と一緒に居ます。サフォーク種(顔が黒い)の羊や、牛・山羊・馬・うさぎ等々、遊具や展望台もあって子供連れには最高です。 | |
(この項 完) | |
2020.03.26 春の花が咲き始めました | |
庭で1月中に膨らんできたのは水仙の新芽でしたが、3月になるとプランターに植えてある行者ニンニクもどんどん葉を伸ばしてきました。野山に自生するものは乱獲・減少の傾向にあるようですが、ウチのは粗雑な育成方法にもかかわらず、元気に毎年顔を出します。花が咲いて終わると、他の植物にとってかわられるので、絶滅したのではと心配していてもやはり翌年には出て来てくれます。 間引きするように切り取って、醤油に漬けたり生で味噌を付けていただくとおいしく、元気が出ます。 |
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こちらは何かよくわかりませんが、もらったか買ってきた花で、もじゃもじゃと咲き始めました。 | |
花類で最初に咲き始めたのは福寿草です。昼と夜で、開いたり閉じたりしていますが、けっこう花期が長いようです。 雪割草も目立たずに控えめに咲くので好きな花です。色や花弁の形などバリエーションがあるようです。 |
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今年は例年より開き始めがまばらで長期間にわたって楽しめそうなのが梅です。ウチの梅は八重で薄いピンクの花びらですが、実は普通に成って、毎年美味しくいただけます。 以前は梅酒を作っていたのですが、作り方の本や焼酎の説明を読むと、やたら面倒なことが書いてあります。氷砂糖を使えとか、洗った後水分をきれいに拭き取れとか、容器は殺菌しろとか。 面倒がり屋の私は、全て無視して、普通の砂糖を使って、ふき取りや滅菌無しで作っていましたがそれでも立派にできます! 第一このくらい濃いアルコールを使うと自ずと滅菌されます。 |
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おまけに完成品で売られている梅酒の方が材料費(梅本体を除く)だけ比較しても安かったりします。梅酒の他に、ただ白砂糖を加えて放っておくだけで出来る梅エキスも夏場に氷水で割っていただくと最高です。 なので最近は上記梅エキスと残った実を使ってゼリーを作ることが多いです。これも自然な味で美味しくいただけます。 |
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