最近の画像から その25

topへ  

「その24」はこちらをご覧ください

「最近の画像」の目次はこちらをご覧ください


2016.12.09 豚キムチ丼と・・・  (取材はもっと前)
 しばらく行っていなかった食道園まるみで、いつものメニューをいただきたくなったので、立ち寄りました。
 敷地内のスーパーで買い物の後、行ってみると開店時間まの11時まで数分ありましたが、お店の人が気付いて早めに開けてくれました。すぐに他に2組ほどお客さんが入ってきました。

 こちらには、これも私の好きな弘兼憲史さんの漫画がたくさん置いてあるので、本当はじっくり読みたいのですが、そうもいきません。1話か2話読まないうちに出来上がってきました。

 豚キムチ丼 ↓ たまごスープが付きます。その名の通り豚肉とキムチが載っていますが、漬物のしょっぱいキムチとは別物で甘さと辛さとみそ味のバランスが最高です。
 前回入った時にはなかったと思うのですが、ランチセットメニューもあります。小食な私たちとしては、これを注文して二人で分ければいいかなと思って検討しましたが、セットには豚キムチ丼の組み合わせが無いので、やはりそれを食べるためには、いつものように個別メニューを二ついただくことにしました。来るたびに迷うのですが、大抵「豚キムチ丼」と「まるみラーメン」になってしまいます。1/3くらい食べたところで交換して、1/3くらいいただき、また戻して最後まで食べます。十数年食べていますが、少し見た目は変わることがあります。でも味は私的感想ですが、少し前に放映された「ラーメン大好き小泉さん」に出てくる、小泉さんの「はあー」という満足のため息のような味わいです。
 お腹が減っているときに、食いついて最初の一口が美味しいのは当たり前です。食べ終わる最後まで「おいしい感」が残せるかどうかが分かれ目だと思います。

 まるみラーメン ↓ 辛口となっていますが、激しくはなく、多分煮干しダシの飲みきれそうなスープです。

2016.11.30 初冬の散歩
 2016年は東京で11月としては初めての積雪を観測しました。東北地方では11月の下旬に雪が積もることはたまにありますが、今年は当地ではまだ山の上だけ白くなっています。
 近くの川辺を通って散歩に出かけました。

 川原には8月の大雨で新しく堆積した砂利や砂がありますが、砂の上にたくさんあるのは人の足跡ではなく、鹿の足跡です。雄鹿のヒューという鳴き声が遠くの紅葉の中から響く季節は過ぎて木の枝は来春までじっと耐える期間に入りました。

 堤防の上を行くと、小柿の実がついていました。味は普通の柿が熟れたようでおいしいのですが、種の割合が多いので、パクパク食べるには効率があまりよくありません。
 
 向こう岸の高木にはまだ緑色の葉が付いていますが、このあとやはり落葉するものと思います。銀杏(いちょう)の木からも葉が落ちて積もっていますが、このあたりの木は雄株だけのようで銀杏(ぎんなん)にはお目にかかったことがありません。
 もう少し行くと、近くの誰かが河川敷内にある何本かの細い木の枝を剪定して丸くしているところがありますが、この木も近づいてみると銀杏の葉が付いていましたので、わざと成長を押さえているのかもしれません。
 坂道にかかると高層ビルでも建築しているかのような、建築用足場に囲まれたものが見えてきました。これは復興支援道路の橋脚です。前に来た時には深く掘り下げて基礎部分をこしらえていましたが、今は3階建てビルくらいまで出来上がってきました。この後は右奥の山を削って作った路面との間を橋でつなぐことになりそうです。

 坂を登りきったところには公園がありました。左下写真は5月のものですが、現在は下の写真のように周辺の木々を取り除いてあり、このあと削り取って斜面と路面になります。
 この公園は近くに移設されて遊具やトイレなども新調されていました。盆踊りもここで行われるようになるのかもしれません。雨上がりの後でしたが、全体の勾配が余り無いためか、水を含んで靴がめり込むような状態になっています。このあと地盤が締まって行って膿まないように変化してくれればよいのですが、現状ではちょっと心配です。

 近くの橋脚や山肌を削る工事も佳境にさしかかってきました。もう少し変化したらまた工事状況を空撮に来る予定です。

 川の対岸を通って帰途につきましたが、たまに残っている花を見つけたりして、季節の変化を楽しむことができました。

2016.11.15 旗振りご苦労様です
 高速道路の車線規制箇所などによくある旗振り人形です。この人形が登場する前は、誘導作業員の方が規制箇所の先頭に立っていて、見落した車が突っ込んで被害を受けるケースが発生したことから、この人形?ロボット?が配置されるようになったと聞きました。
 危険な場所で一生懸命に旗を振っていますが、できれば車が車線を変更してほしい方向に腕を上げてほしいものです(右写真では左手)。
 
 左写真は風の強い日でしたので、近くの立木から飛んだ枯れ葉が散乱していますが、同じように車を右に寄せたいのに反対側の手を上げ下げしています。
 上と左の写真とも「右手上下仕様」となっていますが、中には左手が動くものも目撃したことがあります。工事現場の状況に合わせて別の種類のロボットを配置すればよいのですが、購入なりレンタル機材を充てるにしても費用負担が大きくなり、また機種手配も煩雑になります。
 両手を動かせるように作れなくもないのでしょうが、価格が上昇し、壊れやすさも増しそうです。
 そこで私が提案したいのが、裏表両面に顔のあるロボットです。右写真はやはり工事現場の単管バリケードに使われるものですが、このウサギさんは裏面にも顔があります。ウサギに限らず、猿やら河童やらすべてのキャラクターは両面使用ができるようになっています。
 この構造を上記の旗振りロボットにも適用してはどうでしょうか。つまり「背中」は無しにして、両面とも顔と胸とお腹にするのです。そうすれば片側の手を上下させていても、向きを変えるだけで左方向・右方向どちらへ誘導する場合でも設置可能です。

 高速道では右上写真にあるような赤地に白色の矢印看板も、両面に矢印が描かれていますが、置く向きを変えるだけで両方向に使用できるようになっています。裏面はどうせ見られないのです。

 北海道の某レストランに、熊の看板(像)があって、裏側もクマになっていた(つまりこれも背中が無い)のを思い出して、この旗振りロボットにも無駄なく使えないかなと思った次第です。

2016.11.02 秋の恵み
 わが家のキウイも3回目の収穫時期になりました。たわわに実っていましたが、収穫する時期には諸説あって、霜が一回降りてからと思っていました。
 ところがこの木の近くに何者かのウ〇チが残されていました。性状がワンコや猫とも違います。いつも来るアナグマにしては量的に多すぎるし、カモシカや本州鹿の草食動物は丸い粒状なので全然違います。すると残るのは、今年各地に出没して、ブナの実の不作によりさらに人里に出てきそうな、森の熊さんということになります。
 なのでまたキウイを目当てに現れないように、早めに収穫することにしました。 一昨年は約200個、昨年は300個位収穫した上に、情報を見て実がなる選定方法を勉強・実施しました。その結果、今年は推定500〜600個、重さで40〜50kg位採れたようです。毎日1〜2個は食べても来年の収穫時期まで持ちます! 
 次の秋の恵みは、甲子(かっし)柿です。毎年この時期・この地域限定の「特殊加工」をした果物です。元は渋柿ですが、室(むろ)と呼ばれる煙を充満させたところで渋抜きと同時に柔らかく、甘く、半透明に仕上げます。皮はごく薄くなります。柿の木にぶら下がったまま雪が積もり始めるころまでに完熟した柿にも似てはいるのですが、元の形を保っていてゼリー状なのと甘すぎない所が他に類を見ません。
 難点は型が崩れやすいために輸送が困難なところでしょうか。現代では特殊な梱包で発送も行っているようです。でも岩手県内ではみかけますが、県外では売っていないようです。
 ウチの近くの国道沿いの民家に製造元直売所があって、出荷できる時期になると家の前に「甲子柿あります」の手製看板が出ますので、立ち寄って買い求めます。毎年買うので、少し表面に難がある(味は遜色なし)柿(下写真)をおまけしてもらいます。
 この柿を食べると秋が深まって来たなと感じます。

2016.09.28 復興支援道路の工事進捗と川原の散歩 撮影は2016.09.21
 たまに近くの散歩をします。左写真は元新日鉄(住金)のアパート群です。現代の基準では鉄筋造りをマンション、他をアパートと区分したりするようですが、小さいころから使い慣れた呼び方では皆アパートと呼んでいます。昔は社員専用だったのですが、現在は一般の人も入居しています。少なくとも50年以上は経過していますので、産業遺産に近いかもしれません。
 軍艦島や松尾鉱山跡のアパートと同様、高層住宅では水洗トイレが必須ですので、当時は先進的な建物でした。このアパートの他に、木造の長屋形式の社宅が一面に立ち並び、1〜4地区に分かれて、共同の浴場があったりしました。
 同級生もこのあたりに住んでいる人がたくさんいました。号棟は、左上から下に 1〜4号、右列に来て5〜7号棟の番号札が付いています。上の写真は2年ほど前に撮影したものですが、最近このうちの2棟で解体が始まりました。下の写真は4号、右の写真は7号です。
 左写真では、奥の3号の棟屋や手すりと重なっていてわかりにくいのですが、2/3くらいは崩れた状態になりました。私は住んでいたわけではないのですが一抹の寂しさがあります。
 川沿いに出て、対岸で進む復興支援道路の進み具合を見ながら、先の台風で川底まできれいになったせせらぎを聞きながらゆっくりと歩いてゆきます。
 こちらでも重機が腕を振り回したり、作業員の方が法面の緑化に係る作業をしています。
 かなり大規模に山肌を削っています。当地では平地が少なく、谷底を東西に流れる川に沿って、道路と鉄道がうねっていますが、新しく高規格道を通すとなるとトンネルや橋が多くなります。山沿いでは安定が確保できる角度以内に削って道幅を確保してゆきます。
 ふと、食べ物ではない良い香りがしました。過ぎ去ったほうを振り返るとキンモクセイらしい花が咲いていました。トクをした気分になります。でもこちらのキンモクセイ?はこれまで見慣れたオレンジ色に近い色の花ではなく、ご覧のようにベージュから薄黄緑色の花です。いつもより早く香りの秋を見つけることができました。

2016.09.16 近くの公園へ散歩   (内容は8月下旬)
 また、時々担当する子守りの日に近くの…と言っても、1kmくらい離れた所にある高台の公園に向かいました。前回行ってから何か月か経ちますので、周辺の道路工事(復興支援道路)もさらに進展していました。
 このときはまだこの地区での盆踊り大会からあまり日数が経過していませんでしたので、町内会の作業実施都合からでしょうか、やぐらがまだ残っていました。ウチの町内会ではほとんど全部の部品を足場(ローリングタワー)専用部材で構成するように変更しましたが、こちらではより高さや規模を充実させるためでしょうか、足場パイプとクランプも多く利用しているようです。
 (以下ウチの町内会の場合ですが)一年に一度組み立てと分解をするのですが、一年も経過すると組み立て方を忘れてしまっていて四苦八苦します。まして足場パイプを任意の場所で締め付けるような箇所があると完成までだいぶ苦労します。同様の困難は、春のお祭りに10m程の旗竿を立てて旗を揚げるときにも毎年やり方を思い出すのに苦労します。おまけに「船頭」が多く集まってきたりすると収拾がつかなくなります。
 さて、ヒーコラ言いながらベビーカーを押して坂を登ってきた後は、おやつタイムです。多分に漏れず、アンパンマンのキャラクターが好きなので、買っておいたキャラメルコーンと麦茶を出して、ベンチに座って休憩しながらいただきます。
 こちらの公園は新しい道路の用地になるので無くなってしまうのかと思いきや、すぐ近くに移転するようです。遊具はどうするのかなと心配していましたが大丈夫でした。
 ウチの近くには先日氾濫しそうになった川や、山林・丘陵も多いので、自然の中で遊ぶには良いところです。でもこういった整備された公園もあれば、安心して遊ぶこともできます。

2016.08.30 台風10号、東北太平洋岸へ初上陸 (掲載は9.08)
 岩手と北海道に大きな被害をもたらした台風10号は、私の住んでる近くの川も、これまで見たことのないほどに増水させました。風雨がミックスされた、テレビでしか見たことのない光景が最接近時には広がりました。雨戸があれば安心かもしれませんが、幸い近所でもガラスが割れたということは聞きませんでした。
 河川水位情報(10分毎更新)を見ていて、もしこのまま上昇が続けば堤防を越える可能性もあるような、氾濫危険水位のところまで来ました。ウチの立地は直撃は受けないとは思うのですが、一応二階に逃げる準備をして、川の状況を見に行きました。
 
 危険なのでそのようなことをすべきではない、という考えもあります。でも私的には予想していない所にいきなり浸水・濁流が押し寄せられるよりは、余裕がある状態から観察を始めて、いよいよヤバくなったら、近くの人にも呼び掛けて対応をしてもらうということのほうが現実的だと思います。先の津波への対応を見ていて、海岸の見えるところの情報が、見えない人には伝わらない、あるいは危険が迫っていることをなかなか認めようとしない(平常性バイアス)ことが多いので、最前線での把握も重要だと思いました。
 津波に対応する場合には、その到来速度があまりにも早く(私も目の前で目撃しましたが、車が走るくらいの速度です)、来てから逃げても間に合いません。対して河川の堤防越流は、山間部の鉄砲水・土石流のような状態を除けば、津波ほどの追いかけ速度は無いと思います。
 ですが、念を入れて濁流に呑まれた場合を想定して、雨合羽の下にカヤックに乗るときに使うライフジャケットを着用して向かいました。

          下の写真クリックで動画です
 下の写真、左右は同じ場所で、30日夕と31日朝です。落差工のあるところの中央に魚道があります。最高水位時には完全に隠れていたものの、普段は右下のようになっています。
 翌朝対岸から確認すると、堤防を越えるまであと1.2m程に迫っていました。ここの堤防は先の大戦時に、当地に抑留されていたオランダ人捕虜の皆さんが工事をして完成させたものということです。70年以上を経過した今でも、このおかげで安心して暮らすことができています。感謝です。 
 下の写真二枚は、右岸の水没していた箇所で一部流失したところです。ただしここの道路は堤防よりも川側にあります。この近くに3カ月前まで仮設住宅がありましたが、移転完了の後でした。
 風が強かったのでクルミもたくさん落ちました。ほんの少し収穫時期には早い気がしますが、翌朝にはほとんどなくなっていました。

 私の近くでは人的な被害等はありませんでしたが、県北部の岩泉町・宮古・久慈では、いまだに通行止め箇所が多く残っています。宮古への交通が遮断されているので私の家の近くを2倍以上の時間をかけて迂回する車で、朝から夜の初めまでずっと渋滞しています。震災の時をはじめとした経験では、災害時に何よりも必要とされるのは道路の開通です。道路さえ通じれば人も食べ物も情報も伝えることができます。 岩泉は毎年葛巻町へ向かう途中などに、いろんなバリエーションルートを楽しんできましたので、ほとんどの山奥の道は通ったことがありますが、その大部分が通行止めになっているようです。岩泉ヨーグルトは、製造・発売間もないころに道の駅岩泉で買ってきて以来、愛飲していましたし、つい2か月ほど前に再訪して周辺も楽しんできました。よそ事とは思えません。一日も早い復興を願っています。

2016.08.13 バイクで山の上へ (撮影は8/5)
 右の写真、ピントが手前の枝葉にあってしまっているのですが、遠くに平原と道が見えます。右下に何やら構造物とトンネル入り口に見えるものもあります。ここは枯松沢堆積場の上部を近くの尾根から見下ろしたところです。
 下の写真はもう少し広い範囲を撮ったものですが、上のほうに堤体上部が見えます。トンネルは、堆積場が沢を埋めて作られるので、流入する沢水をバイパスを通して流下させるための物です。リンク先地図を写真ではなく図面にするとその水路の経路がわかります。
 堆積場というのは、近くにある釜石鉱山(H27に世界遺産登録された橋野鉄鉱山と同じ鉱脈)から発生した利用しない鉱石を捨てたところです。通常は立ち入り禁止ですが、一度だけ見学会で入ったことがあります。
 わかりやすく言うと、普通の水を貯めるダムのような堤体の上流側に、石くずを捨てて埋めてあります。この他にも釜石鉱山事務所の北方にも板塀沢・中の沢の堆積場があります。上部が平らであることから何か使い道があれば活用できそうです。過去にオフロードバイクのレース(エンデューロ系)が何回か開催されたことがあります。
 箱根峠に近づいてゆくと、五葉山と愛染山の山並みが近づいてきます。愛染山との鞍部から枝道を登って詰めてゆくと、電波塔が立ち並び、釜石の市街地を一望できる山頂エリアに着きます。
 数本のアンテナがある中で、一番高いところに立っているのがNHKのアンテナです。アナログテレビ放送が昭和30年代に当地で始まった時に、最初に立ったのがこの場所だと思われます。工事業者さんの車が何台か止まっていて、アンテナを見上げると何人か登って塗装を行っているようです(左写真)。
 地上にいたスタッフに、このあたりで見晴らしがいいところはどこですか?と尋ねると、(作業をしている)あのアンテナの上、と紹介されました。何十年か前は、周囲の木がさほど成長しておらず、どこからでも市街地をずっと見渡せたのですが、今回は隙間からやっと見える場所を探すことができました。 
 見晴らしの良い山の上というのは気持ちが良いです。ほんの2時間余りの自宅からの走行でしたが楽しんできました。

2016.07.25 おいしいラーメンをいただいてきました (アップは8/11)
 盛岡市の南イオン近くにあるラーメン屋さん「亀ちゃん食堂」に久々に入りました。平日の昼前なのですが、仕事を早めに切り上げた外回りのサラリーマンらしきグループなどで、店内で数人、自動ドアが開くので店外でも何人か待っています。並んでいる間にメニュー表を見て何を注文するのか決めておきます。
 店名は「…食堂」ですが、メニューはラーメン専門店です。次女と二人で塩チャーシュー麺と亀ちゃんラーメンを取って、途中交代しながらいただきました。当然ながらスープはそれぞれ独立した味です。時々満足できる味のものを食べると、幸せな気分になります。 

2016.07.12 快晴の八幡平  (アップは7/15)
 梅雨の季節は、高山植物たちが咲き始める季節でもあります。これまでに何十回か八幡平の遊歩道を楽しんできましたが、花の季節(6月下旬〜7月中旬くらい)に晴天に恵まれることは多くありません。
 今回は案内が主目的でしたが、昨冬の残雪は積雪が少なかったせいかほぼ消えてしまっていました。チングルマは花の状態と、羽毛の状態の両方をみられました。ニッコウキスゲは八幡沼付近ではまだ5〜10%程度の株(の一部の花)しか開いていませんでしたが、標高が低い秋田側の大場谷地では逆の比率で終了していました。
 上はガマ沼です。5月には雪が池の底のほうまで見えていましたが、7月になると青緑に透き通る水のグラデーションと周囲の植物の緑が水面に反射したところがうまく溶け合っています。

 ミツガシワの仲間で、イワイチョウです。花だけ見るとほとんど区別がつきませんが、葉の形と生えている場所が違います。(ミツガシワは池塘の中)

 八幡沼を回り、源太森まで往復して、陵雲荘に立ち寄ってみました。先代の陵雲荘に、当時小学生の長男と残雪の上を歩いて泊まりに行ったことがありました。当時よりだいぶ立派な小屋になっています。
 本来の見返峠から見た「見返峠駐車場」です。中央はモッコ岳、その左奥は秋田駒ケ岳です。稜線をあそこまで縦走するルートがありますが、いくつかに分けてほぼ全コースを歩いたことがあります。すれ違う人もまれで、静かに自然を独り占めするには最高のコースだと思います。

 レストハウスに戻ってカレーライスをいただきました。これがとろっとしておいしいんですね。 
 何度来ても八幡平は飽きることがありません。

2016.07.09 実のなる作物たちのようすです。
 6月上旬に開花が始まったキウイは、雌株2本と雄株1本に一週間くらいの間に次々と新しい花が咲きました。左が雌花で、中央に白いめしべがあります。下が雄花で、おしべしかありません。品種によっては雄株が無くても実をつけるものもあるようすが、ウチでは念のため出来るだけ全部の雌花に人工授粉をしてあげます。方法は雄花を摘み取って、雌花にくっつけてクルクルとまわして花粉を移します。これで100%受粉します。受粉がうまくいくと左下写真のように花びらが散るころには早くも果実の元になる膨らみが目立ってきます。
 受粉から三週間くらい経つと実はぐんぐん大きくなってきます(上と右の写真)。開花前にも花芽の間引きを行いました。一つの茎から三つ又に雌花が出ている場合には中央を残してあとの二つは取り除きます。結果したあとも、小さいものや密集しすぎていそうなところは小さい果実を摘み取ります。ものの本によると葉が4枚くらいで1個の実に栄養を回すようですので、概ねその基準で間引きます。でも一個の大きさよりも数多くの実を成らせたい場合には、間引きせずに放っておいても大丈夫のようです。(一昨年はそうでした)
 それからこちらはスイカの花です。これも雌花に雄花をくっつけて受粉させます。シマシマの膨らみが現在は少し大きくなってきました。
 これはブルーベリーです。まだ株は小さいのですが順次実の色が緑→黄色→紫→黒紫色に変わってきます。表皮の色はこんな感じですが、かじって半分にしてみると中はブドウの実のように半透明です。皮の色素が強力なためにジャムなどにすると全体が紫になるのかもしれません。
 昨年は放置していたら、毎日ちょうど熟れたてになるはずの実が見当たらないことがありました。私たちより早く山鳩の夫婦が来て朝食をいただいていたのでした。今年は格好悪いのですが網をかぶせて厳重に防護したので、今のところうまく食べることができます。
 ブドウの藤稔も植えて2〜3年たった今年初めて開花して実が膨らんできました。少し花芽を剪定しすぎて数が少ない気もしますが、何とか食べられるまで育ってほしいです。藤稔は店頭で見ると一房数百円したりすることがあるようなので、ブドウの皮より欲の皮を張って期待してます。

 ほかにもトマトやナスやキュウリやトウモロコシが成長中です。粗雑な扱いにも耐えて、何とか実を付けてくれるのでありがたいです。盛夏の栄養源になる予定です。


「その24」はこちらをご覧ください

「最近の画像」の目次はこちらをご覧ください