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10.12.31
30日には家族全員が揃いましたので、近くの料亭に皆で食事に出かけました。寿司を中心に鍋とエビチリ入り春巻きと・・・
さいごまで美味しくいただきました。今回は徳島別荘管理人のおごりです。
そして翌朝は、未明の雷や、WeatherNewsの雨雲接近メールで少し目が覚めました。
窓を開けると10センチ以上の積雪です。

予報は雨やみぞれで、暴風警報が出ているようですが今のところ静かな朝です。9時近くになると陽射しや青空が増えてきました。

徳島別荘管理人は、3回目のスノーボードをしに出かけました。今年も今日で終わりです。


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0.12.26
25日には会津地方の国道49号で、豪雪で300台以上の車が閉じ込められる事態が発生しました。積雪は115センチとのことです。
岩手でも私の住む海沿いでは1〜2センチでしたが、お隣遠野では30センチ程度の積雪となりました
さらに奥羽山脈沿いの
西和賀町では70センチ以上とのことです。 私も二十歳前後には160センチ以上の積雪深が1〜2ヶ月続く所に住んでいました
ので、わんこのようにはしゃいでいます。


遠野市街は除雪なしで、普通の車でも何とかなりそうなレベルですが、やはりスリップには注意が必要です。
義父と4人で、次女のおごりによりまして昼食に入ります。今日は善兵衛というお店です。

 
4人で4様の注文です。私は、これから正月料理中心になるので、「おせちもいいけどカレーもね!」(古い!)で、
カツカレーにしました。あとはチゲとみぞれかつ定食と天ぷらそばです。こちらのお店は元は吉里吉里(きりきり・大槌町)にあった
そばレストランの分店だったのですが、現在の主力メニューはとんかつとそばのようです。
 
食事をするとサラダバイキングのサービスが付きます。どんなものかというと、ご飯と味噌汁と、漬物と、各種生野菜と、
和風惣菜と、ぜんざいと、デザートと・・・あとは忘れましたが、それだけでも十分な種類と量がありまして、このサラダバイキング
だけだと640円とのことです。しかしながら小食の私たちとしてはメインディッシュでもかなりのボリュームがありますので、
少しだけサラダバイキングをいただきました。普通量の食事で足りない方には最高だと思います。
 元のお店で30年位前に出していたフルーツパフェが逸品でした。復活してくれると嬉しいのですが。でも今回も食べきるまで
美味しくいただけました。ご馳走様でした。


10.12.12雪の朝 久々に雫石町の道の駅「雫石あねっこ」でPキャンしました。こちらの道の駅は温泉付ですので、
21時頃まではけっこう車がとまっています。でもそれを過ぎると、この季節ではそれなりの用意をした車以外はPキャン
しません。前夜の気温は数度ありまして、雨が強くなったりしていましたが、夜半に雪になったようです。
屋根に当たる雨音がさらさらした音になった頃なのでしょうか。



翌朝はローダが除雪に走り回り始めましたので、完了した部分に移動して朝食の準備を始めます。
トイレ棟の前にとまっている車が多くありますが、中には大阪のワゴンもありました。


盛岡に向けて走り始めると、雫石バイパスから雪煙の中に岩手山が見えてきました。
頂上付近の雪雲が流れています。あの中では猛烈な吹雪になっているのかもしれません。
もうすぐ里も本格的な雪になる季節です。




10.11.06 抱き返り渓谷と秋田ふるさと村
 少し前の記録ですが、青い渓谷(抱き返り渓谷)と美術館(秋田ふるさと村にあります)に行きました。



数年前は土砂崩れで通行止めだったのですが、崩落防止の改修が住んで散策できるようになっていました。

夕方、空き始めた駐車場から歩いてゆくと、こちらも中国語を話す団体の方が多くいらっしゃいました。

散策から戻ると、「きのこ、たっぷり、きのこ汁〜」と呼び込んでいたお姉さんのところで、おいしいきのこ汁をいただきました。

翌日は、横手市にある秋田ふるさと村にある、美術館に上ります。普段は有料なのですが、東北の協会で何とか週間
ということで、無料で見ることが出来ました。普段から一部は無料です。ここのエスカレータが長くて乗り甲斐があります。

で、肝心の展示物ですが、大きなキャンバスに、ほとんど黒で塗りつぶしたものなど、猫に小判・・・でした。

今は名物になった横手やきそばとジャージーソフトをいただいてきました。


10.11.20 甲子(かっし)柿
 当地で多く栽培されている柿は、粒の小さい渋柿です。当然そのままでは食用できませんので、渋抜きが必用になります。
↓こちらは渋抜きの前の状態。ややオレンジ色です。         ↓こちらの赤い方が渋抜きをした甲子柿です。

渋抜きにもいろいろな方法があるようですが、りんごとか、アルコールや、皮をむいて干す干し柿などが一般的です。
ウチのあたりで昔から行われているのは、20度前後で籾殻などの煙の充満した「むろ」と呼ばれる所にしばらく置いておく方法です。

見た目は熟れたトマトのようなのですが、食感は、木の枝にぶら下がったまま害鳥にやられずに冬を迎えて完熟した
柿そのもののような感じです。ただ自然完熟と違って、形が崩れずに少し弾性があって、みずみずしいものです。
甘みはさほど強くありません。左下は薄くやわらかくなった皮を少しむいたところ、右下は1/4位食べた所です。
たまに種の入っているものもありますが、基本的には種無しの品種です。種らしい形の食べられる少しだけ弾性の強い
部分が何個か入っています。

 子供の頃からこれが普通の柿だと思って食べていたので、他の地域では流通も販売もされていないということは意外でした。
岩手県内でも盛岡あたりまでは売られているようですが、県外には無いようです。
 地元でも特産品化で全国流通を試みたことがありますが、あまりに柔らかいために輸送中に傷んでしまい、事業化はでき
なかったようです。


10.10.30 五葉山麓の秋
地元の三陸中部森林管理署(旧大船渡・大槌営林署)で実施した治山ダムの見学会と森林浴散策に参加してきました。
 ダムは土砂の流出が激しい、愛染山の枯松沢にたくさん設置されています。枯松沢は、通常このあたりのゲートで
一般の立ち入りが出来なくなっています。完成したばかりのダムでは上流側が空いていますが、何年かすると土砂で
満杯になります。このようなダムが相当数築かれています。

普段は入ることのできないこのエリアに入って見たかった目的の一つは、「枯松沢堆積場」を見てみたかったことがあります。
ここには釜石鉱山からのズリが坑道を通して運ばれ、巨大な平地を形成しています。現在は新規の堆積はありませんが、
上流の沢から流れ込んだ水を処理するために水路トンネルが設置されています。(地形図の青点線参照)
ちょうど付近は紅葉が見ごろになりつつあります。岩肌と水と紅葉がうまく合います。



そして午後からは住田町に回って、五葉山の檜山コースの中腹を散策します。こちらも紅葉が見ごろです。



下はあすなろ山荘、右下は檜山コースの入り口です。このコースから五葉山に登ったのは最後が10年ほど前です。
もう一つ西側の黒岩コースは高校生のころから良く登っていましたが、いまは体力がついていかないかもしれません。

この辺りで多分一番大きい、約200年のぶなの木です。↓    

そして大きなコブが二つあるぶなの木も案内していただきました(↓動画)。 動画は高精細でご覧になる事もできます。

赤と緑が同居する種類のかえでですが、名前を聞かないでしまいました。





10.10.10(撮影は3日) 早池峰のふもと 
 早池峰は岩手県内にある日本百名山 三座のうちの一つです。(他は岩手山と八幡平)
今回は登ったわけではなく、盛岡へ行った帰りに一泊しながら回り道をしてみました。早池峰には以前は時折登って
いたのですが、人気が高くなってオーバーユース気味なのと、交通規制がかかりますので、何よりの対策は登らない
ことだと考えましてしばらく登っていません。
 こちらに道の駅はやちねがあります。たいていの道の駅は国道沿いにあるのですが、こちらは冬期は行き止まりになる地方道
の途中にあります。この日は早池峰ロードレースがあるらしく、朝からスタッフが集まってきました。岳の集落を経由して、
川原の坊、小田越と進みます。

小田越からは荒川高原経由で遠野市に向かいます。
若い時には大出から歩き始めて又一の滝を通り、薬師岳のふもとを横切る、横通りの登山道を経由して小田越山荘に
泊まったことがあります。翌日には早池峰山頂から中岳・鶏頭山と縦走して、七折の滝に下りました。現在ではとても
歩ける距離ではありません。



こちらの三叉路↓ から、荒川高原へは近道の旧道(未舗装)を通ります。40年近く前からあまり変わっていませんが、
木が伸びて視界は悪くなって来ています。

天野山の辺りに清水を飲める所があったり、湿原の保護区域があったりします。
 
本格的なキャンプを始めるきっかけとなった、荒川高原。何十回と通っていますが、その利用形態は少しずつ変わっています。
でも馬産地である遠野から、馬の夏季放牧が行われているのは変わりがありません。牛もいます。
姫神の音楽を聞きながら久しぶりに牧場の道を通り抜けてきました。








10.10.09 花の秋
 高い山では紅葉真っ盛りのようです。昨日も岩手・秋田・宮城の三県にまたがる栗駒山の紅葉が全国ニュースの
終わりに映っていました。


 ふもとでは庭のあさがおの葉が色づいてきましたが、花はまだまだ元気に毎朝咲いています。





10.08.22 旭日(きょくじつ)
日の出の前後に散歩をすることが多いのですが、山の中腹や川面ににかかる霧や、朝日を横から受ける
起伏に富んだ地形がすばらしいコントラストを見せてくれます。そしてもう一方の主役が空にあります。

「きょくじつ」というのは朝日のことです。雲がちょうど良い具合にかかっていると、放射状に光線と陰の部分が
浮き出て見えます。このためにはスクリーンとなる部分に薄い霧状の水滴が浮いている必要があります。
これでなかなか条件が揃って複数の放射状に見える機会は多くありません。

「旭日旗」というものがあります。現代の日本では軍艦旗になっていますので、自衛艦に掲揚されています。
朝日が昇ってある程度高度が出て、下方にも放射状の光が出るようなシャッターチャンスを図案化したものです。

同じデザインが先の大戦中には海軍の艦船に使われていました。この「軍艦旗」は各国で違うデザインのようで
すが、アメリカ軍では戦時中この旗のことを「Red Octpus」(=赤い蛸」と呼んでいたということです。
足の本数は違いますが、赤い蛸の頭と足に見えなくも無いですね。
蛸は日本では食用ですが、食べる習慣の無い所が多く、英語でも Devil Fish とも表現されるように、好まれる
ものではないためこんな風に呼んでいたのではないでしょうか。
 ともあれ自然現象としての旭日から、放射光線がうまく配置されるチャンスは多くありません。

起床後のひととき、天然のスクリーンに映る影と光の移り変わりを楽しみました。

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