(直結)

  

  クレソン ジャーニー 詳細報告
  2021.02.01〜
   

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ロータス社のマンボウから始めたキャンピングカー生活は、
(それ以前からもジムニーやワンボックスバンでの車中泊もしてきましたが、8ナンバー車として)
バンテック社の テラ、 同 コルドバンクス 1型、 同 コルドバンクス 3型 と乗り繋いできました。
5代目に選定したのは ナッツRV社の クレソン ジャーニー エボライト タイプW(後部2段ベッドがあるタイプ)です。
クレソンという名称の由来はよくわかりません。調べてみても植物の名称しか出てきませんので
あまり深く考えずに乗ることにします。


 住宅の購入では、中に置く家具や各部の機能を十分に生かせるように、設備の改良や充実を図ります。注文住宅の場合には付帯設備についても意向を反映した仕様で住み始めます。
 キャンピングカーも Micro Motor Home と呼ばれるように中は生活空間なので、狭くて小さいながらも不便な生活を強いられないように快適に過ごすための設備を吟味するべき…というのが私の考えです。市販のキャンピングカーに無改造で乗るのは相当不便です。そこで新車であっても躊躇なく各部にドリルやジグソーやグラインダーで穴を開けて住みやすいように改良します。
 クレソンジャーニーは2020年の発売開始で記入時点で日が浅いためか、まだ先進参考事例となる改良経過の記事等は見つかりませんでしたので、自分で考えながら改良を進めました。最初に各部の紹介を述べ、その後に改良経過を記載します。

項 目 説 明 等
次は コルド? クレソン?(別頁記載) 5代目車種の選定は、やはりコルドバンクス4も最終候補に残りました
納車状態の説明 今後自分で改良を加える前の状態で気が付いた事項など
1-1 基本構成など ボディの基本構造、車内外の配置から気が付いたことなど。
1-2 カムロードの変わった部分 カムロードは2016年にマイナーチェンジで、良くなった部分と退化した部分があります
1-3 開口部 荷物室や点検のためのドアがたくさんあります
1-4 室内各部 座席やベッドや窓や…各所を説明します
各部の改良 主に利用時の機能向上を目指した各所改良箇所です
2-1 後方視界の確保 純正状態では、カメラは装着されていますがモニターはありません。補助ミラーも有効。
2-2 ラストアレスターの設置 キャンカーの寿命は、下回りの錆が影響大。新車時から予防措置を講じます
2-3 給水系統の改良 排水タンクは大容量OPにしましたが、給水タンクは機能優先で改善します。凍結対策も。
2-4 温水装置の設置 カンタンに、安価に、温水を冬でも使える方法は…
2-5 ナビ・AVの設置 好みのナビを、費用を抑えて手間を惜しまず自分で取り付けます。
2-6 テレビの設置 狭額の24インチが、横席の上に入ります。Wifiで動画サイトが見られます。
2-7 バゲッジドアの改良 必ず鍵を使って、両手で必死になって開閉するようなドアはご免です。自作改良します。
2-8 ソーラーパネルの設置 ビルダーオプションは200wだけ。320wを自作回路で接続します
2-9 キッチンまわりの充実 ワイヤーラックなどで収納強化。普段必要となるものをすぐ出せるようjに
2-10 冷蔵庫周りの改良 冷蔵庫にパイロットランプ付きの電源スイッチを付け、外部放熱口は閉止します
2-11 室内照明の改良 ベッドにある3か所の照明は明るすぎます。調光・USB充電付に 一か所300円で改造。
2-12 マルチルームの改良 常時少量換気(逆流防止付き)を設置し、収納を充実させます
2-13 コタツの設置 冬季には、テーブルの下を布で囲んでコタツにすると暖かく過ごせます
2-14 横向き座席周りの改良 出入口に設置する横向き座席の設置改良、既存座席中断に棚の設置で便利に使います
小さな加工箇所 独立項目となるほどではない、その他の手を加えた箇所です
3-1 トトロステッカーの製作貼り付け 空白スペースに、個性的なアニメのステッカーを・・・ 図柄はトトロにしました
3-2 給油口蓋の危険除去 純正の給油口外ぶたツマミは、人と接触した場合、深刻なダメージを与える危険があると見込みました
3-3 網戸の視線遮断加工 網戸は黒いままだと、外から中が良く見えます。外側を明るくするとだいぶ見えにくくなります。
3-4 ヘッドライト電球の交換 じつは2個目のLED球に交換することになってしまいました
3-5 バックカメラの視界確保 カメラのレンズはどうしても汚れてしまうことがあります
3-6 室内荷室ドアの改善 後部荷室と室内の廊下を直通するドア部分の調製をします
3-7 スペアタイヤの錆対策 数年ぶりにスペアタイヤを下ろそうとしたら、使えないくらい錆びていた…ということが無いように。
3-8 室内収納の強化 就寝定員に近い人数で寝た場合に、荷物や人の配置やりくりを工夫します。

次は コルド? クレソン?  比較検討経過はこちらのページへ

納車状態の説明
1-1  基本構成など
 ナッツRVの工場は九州にあります。大雑把な位置表現ですが、私の住む岩手から見ると沖縄に次いで遠い所なので、一纏めになってしまいます。工場で完成した状態で写真を送っていただきました。黄昏時のおいそがしい中、撮っていただいて良い感じに写っています。背景に同型車もたくさんあったりして工場らしい雰囲気です。かつて私も製造業の工場に勤めていたことがありますが、少し懐かしい感じがします。  
 エボライト仕様なので、専用のホイール(ハブ径合致)とミシュランのキャンパー専用タイヤが付いています。エボライト仕様でなければオプションで二十数万円もするのと、サイズも純正よりだいぶ大きくなり、メーター誤差や登坂時の減速比などが不利になるので迷いました。悩んでいる間に、乗っていた前のキャンカーで高速から降りた直後にパンクを経験し、評価の高いタイヤにするのも無駄ではないかと思いなおし、この仕様になりました。
 
 ライトはフォグランプだけ点けた状態のようですが、カムロードのマイナーチェンジ前の物よりだいぶ明るいようです。
 後部のバゲッジドアは、TYPE Wなので標準では左右の側面に、下段ベッドと荷物室にまたがる位置に縦長の物が付いています。しかしこれだけでは折りたたみ自転車を入れたり、長尺物を背面から室内通路部迄通す形で積み込むことが出来ません。ですので後面にもバゲッジドアを追加しました。このオプション価格はカタログ掲載よりも大きいので金額も上でした。発注を考えている方は事前に確認納得をお勧めします。
 エアコン室外機は床下設置なので、デパーチャアングルを小さくする位置にぶら下がっています。最小角度となる車体部分は排気管のようです。
 エントランスドアのすぐ後ろにも荷物室があって、純正ではジャッキと車載工具が入っています。ここは生ごみ等を入れておくのによさそうです。スペアタイヤを下すロッドは後部荷室内になります。
 サイドオーニングを取り付け発注したのですが、コロナ関連のためか部材の納入が遅れて納車予定に間に合わないということで、販売店(加工も得意)で別メーカーのものを手配して取り付けてもらうこととなりました。
 右側面後部にはマルチルームのドアとバゲッジドアが並んでいます。私的には後者のドアは無くても良くて、その分を背面ドアに設定した方が合理的かと思うのですが、そのようなオプションは無く、基本設計と工程管理の関係でしょうか、ナッツRVでは変更の自由度が小さいようにも思います。 ただしコルドバンクス4においても、何か所か開口部設定の変更が出来ないか尋ねましたが、以前と違ってこちらも自由度は低いようでした。
 室内の写真も送っていただきました。木目の基本色は今回選択の明るいものと、やや暗めの2色から選べるようになっています。そして座席クッション表皮の色や生地種類は相当数の見本の中から組み合わせて選べるようになっていました。カーテン生地色も同様です。好みの色に出来るので悩み甲斐がありますが、もしこの部分で価格上昇に繋がっているようなことが有るのでしたら、選択余地が無くても安価な方がよいという人も多いのではないでしょうか。
 全般的に質感はこれまでに乗ってきた4台に比べて上等です。ですが、指でコンコンと木目表面の各部を叩いてみると、ほとんどの部分が中抜きされておらず、十分な強度の反面、重量がありそうなことが気がかりです。各部にネジを立てて改造加工する作業には楽で良いのですが、車重の増加という面では不利になります。

 ← 前席中央から後方
 フルモデルチェンジで、外板構成が断熱材を2枚のFRPパネルで挟んだ平板となり、継ぎ合わせコーナー部には左下写真のような接合フレームが使われているようです。パネルは後述の通り、外壁自体にはあまり強度が無いため、もしかすると室内構成部材のほうにも強度を担わせている(下の写真)のかもしれません(勝手な想像ですが)。
 これまで乗っていたコルドバンクス3と、あたらしくやって来たクレソンの車検証を見比べたところ、2680kgから2830kgへと、軽量化をうたっているクレソンジャーニーの方が150kgほど車両重量が大きくなっていました。実際に走ってみたところ、クレソンの方が加速が緩やかになったように感じました。

 ← 室内通路後端から前方
 ↓ ナッツRVの公開PR映像から切り出し
 同じ動画から切り出した各部の写真です。 クレソンジャーニーはボディタイプが3種類ありますが、この見本はちょうど私の購入したW(後部2段ベッド)タイプです。
 左写真の床面右奥に開いている穴は、エアコン室外機が荷室と床下にまたがって設置されるので、その貫通部分です。この室外機は床下に大きくぶら下がって、デパーチャアングル(尻餅をつく角度)を小さくしているので、後部荷室のこの部分だけ有効高さが小さくなってもいいので、すこし上げてほしいところです。
↓ 実車の室外機ぶら下がり部分
 
 左側面の後部バゲッジドアの少し前方にある小さな開口部は、冷蔵庫の排熱開口パネルを取り付ける穴です。冷蔵庫がガス駆動であったころには、上下にパネルが付いていて、特に高温の排気ガスが出ますので絶対に必要な物でした。現在は電気式の物しか販売されていなくなったようですが、その場合にはやけどしない程度の熱が、放熱板から出る程度であり、必ずしもこの開口部は要らないかもしれません。

 
 冷蔵庫用の開口部がある場合に、利点は居室内に熱を出さないこと。欠点は冬期の冷たい外気や夏期の熱気が侵入しやすいことです。 直前のコルドバンクスでは開口部は付けないで冷蔵庫だけを追加取付して使っていました。冷却能力に特に不満はありませんでした。 もしマイナスオプションがあるのなら開口無しを選択したと思います。
 前端上部や左右・後面にはデカールが貼ってあります。左右はまあまあにしても、前後のデザインは個人的には無い方がまし… と思っています。これもマイナスオプションが欲しい所でしょうか。コルドバンクスの初代を発注した際には、やはりバンクベッド前端にあった CORDE BUNKS の文字は削除してもらいました。  
 オプションにリアラダーがあります。同社HP内にその取付試験?状況がありました。外板がFRPの1枚構造の場合には、十分な厚みがあるのでその板に触接取り付けが可能ですが、クレソンの断熱パネル構造では、断熱材の外も内も薄いFRP板なので、挟む形で、しかも裏当て板を使って取り付けるのがメーカー推奨です。
 コルドバンクスではリアラダーは標準で、屋上歩行も十分な強度があって安心でしたが、今回は歩行(特に膝の骨を当てるような局所荷重)は推奨されていないので、取付しないでようすを見ることにします。 これまで必要になるような屋上作業は、機器の取り付けや洗車時と、リアカメラの清掃程度でしたので、作業を自宅で行うとすれば無くても済みそうです。カメラレンズ清掃は棒の先に布を付けて行うことにします。 ただしカヤックを載せるなどの必要性が生じた場合にはまた検討します。
1-2 カムロード(ベース車)の変わった部分
 ダイナ・トヨエースから派生したカムロードですが、2016年にマイナーチェンジをして、使い勝手が変わった部分があります。悪くなった所もあるので感想を記しておきます。
1.空気吹き出し口の退化
 旧型は両サイドにある空気出口には、風量と風向とが独立して調整できる構造となっていましたが、新型ではフラップの開閉と向きの変更で両者を調整する仕組みです。これはコストダウンのしわ寄せかと思いますが、安価な軽自動車によく使われていたのと同じです。調整や手あぶりがしにくくなりました。
2.ワイパー操作方法の変更
 旧型はレバーを上下に動かして操作しましたが、新型は指でひねって操作します。これは面倒です。しかも間欠ワイパーの可変速が無くなり一定速です。レバーを上にあげて一回だけ作動させる、といったことも出来ませんので、安価な軽自動車以下の操作性になりました。
3.助手席収納の廃止
 旧型では車検証を入れた部分に蓋をしておくことが出来ました。その状態でエアバッグも装着できていました。新型では助手席エアバッグ部分の下に蓋の付いた奥行きのある収納が無くなりました。キャンピングカーでは後部に収納場所がありますが、トラックではどこに車検証等の書類をしまっておくのでしょうか?
4.ヒューズ位置の変更
 これまでは助手席の人の足がぶつかると蓋が脱落しやすい位置・構造でしたが、中央寄りになってその心配が減りました。パネル内部の配置も変わって、分解の仕方も違ってきました。エアコンフィルターの交換が素手で瞬時に出来るようになったのは良いです。
5.メーター表示装置
 表示項目に変わりは無いようですが、燃料残量計がアナログの指針から、LEDのブロック段階表示になり、細かい動きは把握できなくなりました。距離計もマイナーチェンジを機会に燃費表示ができるようになるのかと期待しましたが、ODOとA/Bの3種類表示だけのままです。
6.ライト消し忘れ防止装置
 従来は点灯したままエンジンを切っても警報が鳴らなかったため、自作で回路を噛ませて、ブザーが鳴るようにしていました。今回もそれを見込んで部品を入手・作成していたのですが、車両の基本機能として、エンジンを切るとライトは点かないようになっていました。
7.ナビスペースの上方移動
 旧型の後期にはビルダーのオプションとして、2DINのAVナビをオンダッシュで設置した場合のカバーが発売されていました。それだけナビ画面を視線移動が少ない所へ移したいという要望があって、それを反映したものと思われます。
8.キーレスリモコンの変更
 リモコン自体が大きくなりました。容積比ではおそらく4倍以上です。キーホルダーが要らなくなった…と言うのは皮肉ですが、悪い所ばかりではありません。到達距離が伸びました。また開閉ともにハザードランプによるアンサーバック機能が付きました。助手席前部ピラーにあったリモコン受信用アンテナは廃止されたようです。

1-3 開口部
 コルドバンクスの場合には右側面の燃料タンクが全部見える範囲程度で大きく開く開口部がありましたが、クレソンでは冷却水点検口と燃料補給口だけになっています。
 本格的に燃料タンクの上などで整備が必要な場合には、車体をリフトアップして、外板と燃料タンクの間から上半身を入れて作業することになりそうです。
 燃料補給口の外蓋が素手で開閉できるのは良いのですが、ハンドルが出っ張っていて倒れないので、歩行者に接触した場合などを考えると危険です。 サイズが合う点検口蓋をヨット用品などの中から探して交換することを考えていますが、加工の他に色合わせも必要なので、あとで暇なときに進めます。
 右側面の後端にも荷物収納スペースがあります。トラックのシャシーはラダーフレームなので、その上に床面があるキャンピングカーでは、床下の機器が配置されていない部分に結構なスペースがあります。この車の場合には左後はエアコン室外機が、中央後部にはオプションの大容量排水タンクがあります。左側面中央部にはエントランスとジャッキ等収納スペースです。
 ここには、車に乗り始めて以来積載している各種レスキュー用品等(脱出用鉄板一組・牽引ロープ・エアジャッキ・ブースター^ケーブル・エアコンプレッサー・水平調整用木片数個・ブルーシート・ツナギ)を常時収納しています。何年に一度かでも使う機会があれば十分です。エアジャッキで他車を脱輪から救ってあげたり、スロープ板でスリップした車を救助したり。もちろん自車の脱出に使うこともあります。
 エントランスドアのすぐ後の収納スペースには、標準状態ではジャッキと車載工具が入っていますが、ごみ入れに使えそうです。 
 エントランスドアのすぐ前側には。上方に跳ね上げて開く点検蓋があって、中にはメインバッテリー2個があります。コルドの場合にはバッテリーの点検には室内床下の蓋を止めてあるネジ4本をドライバーで外さなければ目視もできませんでしたので、だいぶ管理しやすくなりました。蓋は専用のキーで開けるようになっています。
1-4 室内設備
 入口と二列目シートの間には三角のシートがあり、乗車定員には含まれませんが停車時には様々な使い方が出来ます。
 三列目シートもそうですが、背もたれが壁面から少し浮いて傾斜がついています。座面クッションの奥行きが長いので全長は使い切れませんが、この背もたれのおかげでちょうど良い座面の有効長さになります。クレアの動画を見ましたが2列目の背もたれは壁直付けのようなので、2021時点でクレソンの方が進んでいるようです。
 シューズボックス/テレビ台の下には、バッテリーモニターとメインスイッチがあります。スイッチは運転席との3路にはなっておらず、操作場所はここに限られます。
 
 二列目クッションの下は三角席から奥の方まで繋がった電気設備設置スペースとなっています。三角スペースの分、他車より配置に余裕があります。また加工改変もしやすくなっています。
 各窓には下からのブラインド、上からの防虫網の他に、カーテンも標準で付属します。前車ではカーテンなしで乗っていましたが、やはりあった方が良いけど、取付が面倒で我慢していましたので、良かったです。ちなみにコルド4には標準では付属しません。
 窓の開閉方法は、下からの跳ね上げです。 これまでは前半分が横にスライドして開く方式でした。走行中に微開が出来るのは良いのですが、停車時に網戸にする場合などは全長にわたって通気が出来るほうがよいので、最近の車種はこの方式が多くなってきたようです。
 テーブルの着脱方法は、持ち上げて斜め上方に引き抜き・挿し込みするだけです。これまでのロックレバーを都度操作する方法よりは簡単です。ですが欠点とすると跳ね上げた状態で紐で吊るして下を広く使うことは出来なくなりました。
 カップホルダがあるので使いやすくなっています。
 3列目シートも2列目同様に背もたれが壁面と座面から浮いていてちょうど良い角度のために座り心地は良くなっています。特に下部にはA4サイズのトレイが入るのでゴミ袋やティッシュボックス等の収納スペースとして有効です。
 2・3列目シートの間隔はコルド3よりも10cmほど短くなっているようです。4名が座る場合には足の接触が気になるかもしれません。
 
 キャンピングカーの内装の仕上げは年々向上してきているように思われます。ですが私的には実用性と価格重視で、無駄な装飾はしてほしくないと考えます。排気ファンと天井照明の周囲に取り付けられている装飾板は不要です。しかもこの板は多分中抜きがなされていない、強度と重量がある物です。車両の高い位置に重い高価な板が、見栄えだけのために配置されていると考えると我慢できないので、後ほど調査して取り外しが可能であれば外す予定です。
 排気ファンはギャレー横のスイッチが元電源になっています。
 室内中央の照明は、2段階調光で雰囲気的にも良好なものですが、前述のように過剰な装飾という感じもあります。切替・点滅スイッチは本体直付けです。これだと背の低い人は座席に立ち上がらないと届きません。他の照明と違って元スイッチもありません。なので入口付近に後ほどスイッチを増設予定です。
 バンクベッドは、高さが同車の旧型より10cmほど高くなったということで、これは歓迎です。前後方向長さは良いのですが、仰向けに寝てみるとややつま先がつかえます。私は身長170cmですが、大柄の人は横向き又は斜め方向に寝たほうが良いかもしれません。 梯子はアルミ素材ですが、冬期には踏むと冷たいので、クッション材を張って足触りを良くしました。
 通路から後方を見たところです。下段ベッドの下にある収納スペースへ、室内からのアクセスは、ベッド床面を跳ね上げる方法と、写真中央の木目ドアを手前に開く方法の二種類があります。 外部後面のドアと連動させれば、相当長いものも差し込む形で積載が可能です。ペットがいる場合にはこちらを住処にすることもできそうです。コルド3ではこのドアの部分にカセットガス供給器があって厚みがありましたので、コンロをカセットコンロに省略した分のメリットが生きています。
 キッチンカウンターは、常設のガスコンロが無いので広く使えます。シンクボウルはFRP製で黄色と、高級感は無くて蓋も無いので上部に何か置くことは出来ないのですが、実用面から言うと軽量で簡単に取り外すことが出来るので、内部の電装品やポンプ・配管・給水タンク等を大改造するのが非常に楽です。(中に入って作業できます。ただし大柄や太った人はダメかも) 左奥にはスパイスラックが3段ありますが、デザイン優先でスペース効率が良くないので撤去しようかとも思ったのですが、別途増設改良しました。
 スイッチパネルは、右からインバーター、閉止板、100Vコンセントとパイロットランプ、電装元スイッチ群、その下にベバストFFヒーターのON-OFF・調整スイッチ です。
 スイッチ群はまあまあ使い慣れれば便利かもしれません。1個空きがあるので、ここに冷蔵庫の元スイッチが欲しいところですが、容量バランスとランプ色を区別したいので別途青色灯付きスイッチを増設しました。
 室内中央の主照明と、テーブルの上と、バンクベッドの照明はここにも、他所にも元スイッチは無いのでやや使い勝手は良くありません。 逆に言えば自分で工夫加工することが楽しみです。
 冷蔵庫は、このクラスとしてはやや大きめの90Lです。冷凍室が独立していて高さがあるので、こんなに容量は要らないかな、と思いきや奥行きは余りありません。その秘密は、コンプレッサー等のメカが通常は一番下の奥の方にある機種が多いのに、この機械では上部の奥、つまり冷凍庫の裏側に配置されているのでした。
 ドアの上部はデッドスペースになりますが、仕切り棚の位置を調整すると、下段に1Lの牛乳、上段に500MLのペットボトルが何とか入ります。前述のようにスイッチが内部にあって、納車状態では庫外から電源の入り切り状態の確認は出来ません。
 電子レンジは、どちらのビルダーでもそうですが、安価な機種を高額なオプション価格で提供しています。でもターンテーブル無しであまり大きくなくて…となると、以前探した際にはこの機種しか無かったような気がします。取扱説明書を見ると待機電力が結構大きいのですが、ここには元スイッチがありません。後で時間を見て前車と同様に増設予定です。
 横向き座席は、コルド3より幅が狭くなりました。太っている人は無理かもしれません(すみません)。ウチではここの上にテレビを設置するのですが、幅が小さくなるということは、テレビ画面サイズも小さくなりそうです。これまでは26型を付けていましたが、下手をすると19型か! と思って探したところ、最近のテレビは狭額になっていて24型がはまりそうです。以下は別項に記載予定です。
 この下の収納スペースは意外に深くて使えます。
 上段ベッドです。壁と天井の境で真っ直ぐな平板の木目板は、化粧ベニヤの薄板で、中には配線等が通っていて隠しています。隅にある木材装飾の塊みたいなのは、まだ中に何が入っているのか、それとも機能上必要な強度部材にでもなっているのかわかりません。もし装飾だけであれば取り外す可能性があります。そのすぐ右の四角い白い箱は、後付のサイドオーニングの内側アンカーにカバーをかけたものとのことです。ボディ外板の強度が無いためにこのような工作になっています。
 照明は強弱の切替がありますが、強だとLEDですが明る過ぎ、弱だと白熱灯で電気を食いそうです。ここも後日改良予定です。
 下段ベッドです。上段と似たような配置ですが、左右バゲッジドアの一部がかかります。このドアがもう少し上まで開いてくれれば、車外から、買い物や諸資材を放り込むのに便利です。少し高さが足りません。前車でTV取材チームを案内した時には、ここから機材を多く積み込みました。
 ベッドの床(写真上部で上段の下側)は「ウッドスプリング」なる仕掛けでクッション性が良く、寝心地も向上…とのふれこみですが、実際に寝た感じでは特に感じず、私には固い床とせんべい布団の方が合っているのかもしれません。ここはオプションにして、跳ね上げ機構を充実させた方が良いかも、です。
 マルチルームです。トイレとしてのマルチルームの必要性は、車種選定の項で記載しましたので省略します。標準ではここには窓も換気扇もありません。ビルダーオプションではあったかもしれませんが、自家工作に回しました。
 床の排水パンはオプションで取り付けました。野外活動に係る多様な汚れものも収納するし、トイレも使います。水洗い出来ると安心です。 このほかに大容量排水タンクも取り付けましたが、当初はこの排水パンからは接続されずに垂れ流しになる…という説明でした。納車後に床下を観察したところ、排水ホースはシンクからのものと一緒にきちんと繋がっていました。
 出入り口とドアです。ドアには厚みがあり、網戸は横からの引き出し式ですが、ドアを閉める際には干渉するので必ず網戸は収納しておかなければなりません。ごみ入れ(?)が付属しますが、ステップの下段に立ったままドアを閉めようとすると足に当たるし、靴をここに脱いで置く際にも狭くなるので外している方が多いようです。各ステップの端の方には滑り止め加工がしてあります。青いのは保護テープを貼っているからで、後日外しました。


各部の改良
2−1 後方視界の確保
 キャブコンでは、後方を確認することが十分にできないと、特に後退する時には危険です。確認の方法には
  1.バックカメラで撮影した映像をリアルタイムで前席モニターに表示させる方法と、
  2.後写鏡やフレネルレンズ等で光学的な反射・屈折のみを使い、後の状況を把握する方法
 の2つがあるのが一般的です。

 最初にカメラ系統の対処について記載します。 
 クレソンのバックカメラは標準装備ですが、後方映像を映すモニターはオプション装備になります。でもオプション品は高額なのと、自分の好きな形態で取り付けがなされるのかどうかわかりませんので、モニターは自前調達(5000円ほど)で後付にします。
 販売店から自宅までの自走は気を付けながら、なるべく後退しなくて済むように走りました。バックカメラからの信号はRCAピンプラグ(黄色ボディ)で配線がなされていて、ハンドルの左下にケーブルを丸めて留めてあります。ただしたどり着くまでにはインパネ下部を分解取り外しする必要があって手間がかかりますので、ナビ等の取付と一緒に作業をします。

 モニターの取り付けが完了して映った後方を見ると,、分かりにくいのですが、左下のような状態です。車両後端ギリギリに脚立を置いてあります。ボディ後面(画像下端)が画面の1/3ほどの大きさで大きく写り込んでいます。 しかし後方遠方は視界に入りません。これはカメラの視野は上下方向で90度以上ありそうなのに対して、取り付け角度が下向き過ぎるためです。

 そこでカメラを後方遠方の、水平方向迄視認できるような角度に調整することを目指しました。その結果が右下写真です。左上方に青のジムニーが映っていますが、それが十分視界に取り込まれて、水平方向で無限遠まで見渡せる角度に視野が拡大しています。(後方に建物があるのですが、その2階窓まで見えます) しかもその状態で車体後面も確認が可能です。 
 カメラの角度調整の方法です。カバー(無料オプション?)の中にカメラがあります。カバーは強力両面テープで取り付けられています。テープ部分をカッターを使って切り離します。
 カメラ本体は、キャップボルト(六角穴付きボルト)で取り付けられていますので、緩めて角度を少し上げて、締めなおします。粘着テープは丁寧に剥がして、新しい屋外用強力両面テープを貼って取り付けなおします。
 ミラーによる後方視界の確認と改善です。左写真のモニターのほぼ中央に映っている、右端のの車が、真っ直ぐ後方にある車です。モニターでは広角レンズなのでとても小さくしか見えません。
 
 車内にある純正のルームミラーが右側です。やや左上にあるミラーは私が補助に取り付けたものです。
 コルドバンクスでは後方の窓(下段ベッド)をもっと大きく見ることが出来たのですが、クレソンWでは、少し視野が狭くなり、これまで使っていたフレネルレンズ(凹レンズ)を取り付ける余裕はありません。
 純正ミラーでは、調整しても真っ直ぐ後は見えません(下写真)。また鏡面の歪みが気になります。 補助ミラーにより直後方が確認できます(左下写真)。このミラーは吸盤部分をレバー増圧(負圧)機能の付いたものに交換した平面ミラーを使い、ぶれずに確認できます。
 これでフェンダー(?)ミラーとあわせて3種類の方法で後方確認がしやすくなりました。
 車の純正ミラーには死角があって、左斜め後方は確認しにくいのが普通です。乗用車であれば後席左窓を通して確認できるのですが、キャブコンではそれが出来ません。対策としては大きく身を乗り出して見るとか、車体を一時停止する向きを調整したり、フロントアンダーミラーを左にひねって視野を移すなどありますが、必要な部分の視野がピッタリ拡大するミラーを探しました。
 
 先輩諸氏の記録によると、信栄物産の SS-18K の記事がありました。こちらの会社の製品ではリアアンダーミラーをジムニーに取り付けたことが有って、価格も安く機能的にも良好でしたので、注文しようかと思ったのですが、念のため他にもっと適したものが無いか探しました。その結果 下図のように写真では同じ大きさに見えますが寸法表では SS18K はやや大きくて大型車用です。SS915K が一回り小さくて、鏡面の曲率半径も広視野ですので、カムロードには合っているという判断になりました。
 これで助手席窓を肉眼で直視した視野とあわせてほとんど左側面後方の死角は無くすることが出来ました。

2−2 ラストアレスターの設置
 ラストアレスターは商品名で、主に自動車の下回りに発生する錆を防ぐのが目的の商品です。錆防止には一般的にパスターなどと呼ばれる塗料を塗り重ねて対応しますが、経験上一度錆が出始めた鉄部や、塗膜が浮くくらい錆が厚くなってくると気休めにもなりません。
 それでも自動車メーカーが作った部分はまだ錆びに強いのですが、ビルダーが取り付けた、例えばエアコン室外機の支持フレームの山形鋼などは、さらっと黒色塗装がしてあるだけなので、前述のように塗膜がカサ蓋のようになって大量に剥がれてきたりします。
 ウチの車はそんなにならないよ、という方も居るかもしれませんが、それは寒冷地で融雪剤を多量に撒いて塩水で濡れた所を走らないからだと思われます。
 黄色い線が、床下に4個取り付けた電極に繋がる配線です。床下から適切なところをねらって穴を開け、配線ボックス(二列目シート下)内に導き、ラストアレスター本体に接続します。 
 ラストアレスターの説明等はこちらにあります。ある程度高額なので購入は迷うのですが、仮に説明通りにうまく作用して下回り(=車両本体)の寿命を延ばすことが出来れば、キャンピングカーの減価償却が有利になります。
 分かりにくいのですがバッテリー用支持フレームのあたりが、左前輪からの飛沫を多く浴びそうなのと、後付フレームは防錆性能が低そうなのでそこにも1個取り付けます。
 ラストアレスターとは直接関係ないのですが、バッテリー保護のためにカバーをプラダンで作ってかぶせてもあります。
 他の三か所も、車輪の近くで被害に遭いそうな所へ付けますが、作業が車体をリフトで上げて行うわけではなく、潜り込んで行うので、配線経路の確保や固定と合わせて結構苦労しました。
 これも別方法の防錆対策ですが、一番弱そうなエアコン室外機の周りで、通気に直接関わらない部分をプラダンで覆いました。固定は振動による劣化変形を避けるために、アウトドア用の細いゴム紐を使ってあります。

2−3 給水系統の改良
 まず給水系統の原状分析です。キッチンカウンターにはガスコンロは常設されていないのでFRP製のシンクと、ジャバラ引き出しでシャワーのように使えるヘッドの付いた蛇口だけがあります。
 シンクボウルの下部で排水ホースを外して、カウンターに止めてある4本のネジを抜いてシンクを取り外すと加工がしやすくなります。
 シンクの下には給排水のポリタンク各20Lがありますが、排水は大容量タンクを床下に設置するオプションを選びましたので、ここにあるタンクはホースを差し替えて2本とも給水タンクとして使うことも可能です。ですが私的にはホースの差し替えはキライな構造の一つです。必要な場合には分岐とコックを付けて、水に接することが無いように加工しますが、今回は別の方法をとります。
 左上に映っているポンプはダイヤフラムポンプです。これまでの車では水中ポンプが純正で付いて来ましたが、吸水性能・ホース内空気押し出し排水、凍結対策等の点で役に立たないため、ダイヤフラムポンプに換装して使ってきましたので、最初からついているのはありがたい構造です。
 給水系統で最初に交換したのは蛇口です。交換理由は、
 1.開閉操作をレバー式にしたい
 2.ジャバラのたるみが凍結対策に不安(水抜き困難)
 3.出口の位置を3次元で自己保持できるように
などです。
 左写真は原状の純正蛇口、左下写真は交換した物(複数部品組み合わせ)、下写真は交換後 です。この後使ってみて、レバーの位置を左側に来るように回転させました。
 給水タンクの大容量化です。ビルダーオプションでも大容量タンクはありますが、高額なので自分で改良することにしました。後から車両の説明書を読むと、大容量給水タンク取付位置が床下で車体右側の燃料タンクと外板の間になっています。
 自作加工取付を選んで大正解でした。床下に給水タンクを設置したらどうなるか。冬は吹きさらしで保温するすべもなく凍結してしまうのは目に見えています。一度凍ったら春の気温上昇迄使えなくなります。ビルダーが九州なのでこのような発想になるのかもしれません。ぜひ給水タンクは室内設置にすることをオススメします。
 自作と言っても、FRP製タンクをゼロから作るのはとても手間なので、サイズの合うタンクが無いか探しました。当初は前車で使っていたように20Lのポリタンクを並べてコック切替して60L程度を確保しようかと思いましたが、ピッタリ入るサイズの組み合わせが見つかりません。
 あれこれ探しているうちに、ポリタンクには30L・40L・それ以上…と大きいものがあることがわかりました。もちろんタンク自体を掴んで搬送する用途には20Lを越えると厳しいものがありますが、据え置いたり液体をホース等で出し入れする用途には大きなタンクも市販されています。そういえば長く携わった水関連の業務でも各種サイズがあって選択して使っていました。
 そういうわけでこの場所に収納出来て、60Lの容量があって、配管等を配置するスペースも確保できる…という製品がありました。 スイコーのKC60という製品です。価格は1万円台。ほぼ「置くだけ」です。私は下部にクッションと断熱を兼ねてタイルマットを貼りました。ずれ動かないようにバックル留めのバンドを付け、更に図の右側(車両前方側)には発泡スチロールのブロックを入れてずれを防止します。タンクは半透明な素材なので残量も一目でわかります。原状と同様の吸水ホースを付けるのであればただ穴を1・2個開けるだけで加工も済みます。(2個目の穴は通気用) ただしこのタンクへの給水は、他のタンクに汲んでくるか、ホースで注入する必要があります。
 次はポンプとタンク周りの配管類です。
 配管の材質はこれまでの例では、網入りホースと、ホースの内面に差し込むタケノコ(ホースニップル)と、締め付けるホースバンドを使うことが多かったのですが、加工に手がかかり、全長が大きくなる傾向があるので、挿し込み式のチューブ継ぎ手も多用しました。コックやタンクの壁貫通部用の部品も、産業機器で使われているだけあって種類豊富です。チューブの材質や太さも各種あります。
 加工後の写真を下に載せます。
 上図の説明です。ポンプの吸い込み管は、タンクの底まで伸ばしてあるため、ポンプ内部の水抜きをするためには、ポンプを回した状態で空気を吸わせてやる経路が必要です。「真空破壊弁」を開けるとそれが可能となります。またポンプ出口から蛇口までの管内に残った水は、ある程度ポンプからの空気で押し出し可能ですが、低い所に設置した水抜き排水弁から外部に排出すれば、ほぼ完全に水抜きが可能となります。
 少し違う位置から撮影した物ですが、このほかに加工した部分として、補給用配管をタンク側面上部にコック付きで取り付け、タンク内の空気が少量呼吸して潰れたり破裂したりしないように通気管を上部に貫通させてあります。
 タンクへの注水配管です。「壁貫通取付で、バルブが内蔵で、L字形状の、挿し込み継ぎ手」を使っています。ナイロンチューブからガーデンホースに途中で変換します。ガーデンホースは取り外しておくことも出来ます。先端はエントランスの外まで伸ばせる長さで、給水作業時には上水道の圧力(ウチでは4kgくらい)をかけて、タンク入口のバルブで止めた状態から、水位を見ながら調整補給します。
 なぜこれほどまでに手間と材料費をかけて改造するのかと言いますと、
 1.密閉構造による水の安全性確保。飲用可のレベルまで
 2.凍結対策で、各配管内も水抜きが完全に出来ること
 3.給排水作業の快適操作。ホースによる水補給。
などがあります。ダイアフラムポンプ採用で凍結対策はだいぶ楽ですが、この後記載の排水系統も含めて、ナッツRV本社の気候と、北日本の気候では違うため、対策を徹底する必要があります。飲用については、次亜塩素酸ナトリウムの注入・測定管理を行っています。
 排水の行方は、シンクの下からジャバラホースを通って床下に貫通したあと、左写真のように何か所かのサドルで吊られながら車体後端中央にある排水タンクに導かれます。
 給水関係の凍結対策は完了しましたが(タンク自体の凍結防止は別項記載の温水装置によります)、排水も凍結の危険があります。特に排水ホースの中が凍結して閉塞するとシンクは使えなくなります。理想的なのは、排水ホースが住宅の排水管のように単一の方向の傾斜を持っていれば凍結の危険が少ないのですが、車体床下ではそうもいきません。
 ← 右下はタイヤの一部
 写真の奥に縦方向に見えるのが通常の排水管です。
 手前に見えるのが、新しく設置した、凍結閉塞に備えたオーバーフロー管です。
 シンクの下に接続される部分です。通常の排水管の途中に分岐を付けてオーバーフロー管を繋ぎます。通常経路が凍結閉塞した場合にだけ、少し高い経路で配置したオーバーフロー管に排水は進んで流出します。
 床下を見上げた、オーバーフロー管の出口です。床下と室内の機器やフレームの配置を慎重に比較して、大丈夫なところに穴を開けホースを通し、コーキングで周囲を埋めてあります。
 これで排水タンクやホースが閉塞した場合でも、排水は室内にあふれることなく、別経路を通して床下に排出されるようになりました。
 (紫外線滅菌装置の活用
 車載の水は、歯磨きや洗面の他、料理等を作る際にも使います。キャンピングカーの多くは、雑用水と飲料水を区分する設計思想で作られています。これは何日間か水槽内に水を貯めて置いた場合、雑菌等が増える恐れがあるためと思われます。
 ウチの2・3台目のキャンカーでは、水槽に紫外線滅菌灯を装着して菌の増殖を抑えて使っていました。12Vの産業用滅菌灯でしたので、バッテリー直結と12V作動タイマーを組み合わせて、毎日十数分間照射していました。
 4台目の車では、水槽が20Lのポリタンク3本で構成(に改造)したため、照射が難しく、塩素滅菌によるものとして、ピューラックスを時々注入滴下する方法で使っていました。ですが滅菌剤は時間が経つと特に高温時には消失してしまいますので、補給頻度を増やす必要があるのですが、測定も含めて煩雑で面倒なので、タンクが一体型になったこともあり、再度紫外線滅菌の活用をはかります。
 以前の滅菌ランプは産業用で高価だったのですが、観賞魚水槽の水を滅菌するための物で、安価な(送料税込2,000円未満)製品が流通していましたので、使ってみることにしました。電源は100Vなので、車内のコンセントに繋ぎます。常時インバーターを稼働させるのも無駄なので、駐車場に引いた外部電源の元に24Hタイマーを付て、1日に2回、15分ずつ照射することにしました。ランプ本体の取り付けは点検口からランプ本体を垂らし、走行時には正規の蓋を締めておく構造です。
 最小の労力と費用で、最大の効果を狙う改良がうまくいくと満足です。ただしアタマはタダで面白いのでだいぶ使います。

2−4 温水装置の設置
 キャンピングカーで冬に水を使う際には、何とか冷たくない水が出ないものかと感じます。そのため各社でも温水装置をオプションにしている車種が多いです。  ガス供給機構を持つ車種が少ないことも併せて、最近のオプション温水装置は、車のエンジン排熱を利用する方式と、外部100V電源を併用するものがあったりしますが、いずれも高額です。(12〜20万円超) また温水容量も十分かどうか心配です。

 ウチでも以前に使った車では何らかの温水装置を使用してきました。今回も何らかの形で装置の設置を模索します。過去に検討した経過がこちらにあります。

 総合比較ではガス瞬間湯沸かし器が高得点なのですが、この車にはガス供給装置が無いのと、何年か前から取り付けに関する注意が厳しくなってきたこともあり、ガスは見送って、観賞魚用の水槽ヒーターを採用しました。
 採用した機種は ニッソー プロテクトICオート R-300W です。
 この温水装置は数千円で導入できます。安全装置もあります。欠点と言えば停車時に外部電源を使えない場合にはバッテリーの負担が大きくなることです。しかしエンジン起動・走行、外部電源接続が出来る場合には問題ありません。これは高額なオプションでも同様の問題があります。
 対応できる水量は、給水タンク容量全部となります。仮に水と湯を分けたい場合にはタンクを二つにして断熱板を挟むことで対応できます。
 温度設定は標準状態では上限で36℃程度ですが、自己責任で40℃くらいまで使えるように改造します。蓋を開けて設定ダイアルのストッパーを切り取るだけです。左写真が改造前、その下が改造後。
 もう一つ改造が必要なのがケーブルの延長です。4芯で300W(≒3A)を流せるケーブルをホームセンターで調達して延長しますが、出来れば4極のカプラーを付ければ何かあって分解する時に安心かもしれません。
 水槽内部への固定方法です。タンクに穴を開けることは避けたいので、内部に弾性のある針金類でつっぱり構造にします。材料をあれこれ探しました。理想的には弾性変形域の広いステンレス棒があればよいのですが、身近な物から洗濯ハンガー(クリーニングの仕上がりに付属してくるもの)が、硬さ・防蝕の点から最適でした。
 使い方としては、冬期に駐車場に長期停車している場合にも、電源を接続して低い温度に設定しておけば、、水抜きしなくて大丈夫です。 出かける前や走行中にも温めておけば、翌朝までは冷たくない程度の水を使うことが出来ます。
 何と言っても費用の安さと手軽さが気に入って使っています。

2−5 ナビ・AVの設置
 今時の車は、オーディオレスが標準の物が多いようです。ビルダーで取り付けを頼む際には、オプションにラインアップされている機種で我慢するか、持ち込みのユニットを取り付けてもらうことになりますが、持ち込みの場合には新品に限るようです。これは付属品や説明書の関係と思われます。
 インパネの分解方法は諸先輩の記事に譲るとして、必要な道具はパネル剥がし(黄色のヘラ状の物)と通線用の針金(専用の物がベター)などです。
 一つ心配だったのが車体とユニットの間の固定枠ですが、下の写真のように付属してきますので外部調達は要りません。
 物理的な適合取付作業も手間ですが、配線を繋ぐカプラー・ハーネスを準備するのもやや調査が必要です。これもだいぶ先駆者の記事に頼りながら進めました。
 調達した機材は、KENWOODの7インチナビ(横幅が広い物)、スピーカーがGROUND ZEROの10cm、サブウーファはアンプ内蔵コンパクト形です。
 ナビの選定で、ハードキー(写真右側の操作ボタン)が付いたものは幅が20mm広くなるため、カムロードには加工無しでは装着できません。諸先輩の記事には8インチ以上の物の取り付け経過がありますが、少しの加工で適応できるのは7インチのワイドまでです。
 表示画面上で操作を行うソフトキー方式だとコンパクトなのですが、運転中の操作性の悪さによる危険因子になりそうだというのが私の考えです。出来ればボリュームはツマミ回転式がいいのですが、現行機種では無いようです。
 パネルを養生してから、切断用の砥石を付けたディスクグラインダーで横方向に切り拡げます。ナビ本体奥の方の部分は純正のブラケットのままで取り付けが出来ます。
 車速信号等の取り出し線先端ギボシ端子は、以前の足元付近から、上方に移動されています。黒い絶縁テープで覆い括りつけられているのでしばらく探しましたが、テープを剥がすと中に隠れていました。
 スピーカーはマイナーチェンジ以前はドアの下の方jにあったのですが、高音の指向性向上のためにはダッシュボード上に移ったのは良いことでした。しかし狭い部分に取り付けるために、強力な磁石を搭載して薄い物となると、機種が限定されます。またすき間だらけでバッフル効果は期待できず、低音はほとんど出ませんので、サブウーファで補強する必要があります。
 左の写真左側は交換後の表裏、右が交換前純正品です。
 止めネジは3本だけしか作用せず、奥側は写真のような短いドライバーが必要です。
 サブウーファの信号取り出しには、センターユニットにピン端子がついてない機種が多いので、スピーカー配線のギボシ端子接続部分に割り込ませる分岐を使用します。
 アンテナ配線は、ピラーカバーの内側に這わせますがセンターユニットとスピーカーボックス?の間は、通線用の針金で通過させることが可能です。ダッシュボード全体を取り外す必要はありません。(黄色が通線用具))
 ナビにKENWOODを使っている理由は、変遷の激しい地図データで最新情報の入手が比較的安価に出来るMapfanを採用しているためです。また機器も割安な気がします。でも近年の機種からピンチイン・アウトによる拡縮操作が出来なくなって不便です。
 このほかにタブレットをダッシュボード上に置いて、楽天スマホの安価なテザリングデータ料金で、Yahooナビとグーグルマップと2.5万分の一地形図を表示させる地図ロイドのアプリを作動させて随時必要な情報を取り出しています。またNHKプラス・Tver・YouTubeといったアプリで、テレビ電波が届かない所を走行中に情報を入手することができます。

2−6 テレビの設置
 わが家のテレビの設置場所は、エントランスの横、横向き座席背面の上部にしています。車両設計による基本設置場所は助手席後方のシューズボックスの上のようですが、それだと2列目座席からは見えにくくなります。ましてバンクベッドからも無理です。
 前車コルドバンクス3ではここ(横向き座席の上部)に26型を付けていましたが、クレソンWではこの席の幅が小さいので同サイズは無理です。また26型の新品は入手できません。では19型しか無いのか?と各社テレビサイズを見ますと、24型があって、昔と比べて額の部分が細くなっているので画面サイズの割に全幅が大きくありません。 写真ではドア開口部に少しかかっているように見えますが、真っ直ぐ出入りする分にはぶつかることはありません。
 また単なる放送受信のみではなくWifiネットワークにも直接繋いで動画配信サービスを見られる機種が24型では唯一東芝から出ていましたので、それを採用です。しかも重量も片手でつまめるほど軽量(2.9kg)です。
 Wifiの元を確保する必要がありますが、現在のところ1年間プラン料金無料の楽天モバイルを使っています。まだ自社基地局が少ないため、高速接続のプラン内上限が5GBしか使えません。しかし同社が他社と違うのは「低速」が1MB/Sであることです。他社は200kbなどと動画には使えないレベルですが、動画の画質にこだわらなければ(ニュース等)1MBでほとんどの場合視聴が可能です。テレビの圏外でもケイタイの圏内である場所が多いので(特に東北では)これは助かります。
 Youtubeでも表示画面にはテレビ用のレイアウトがあるみたいで使いやすくなっています。ニュースだけを選んだり、自分のアップしている動画の確認もできます。NHKプラスは直接受信できないかも知れないので、ケイタイ又はPC経由で見る予定です。
 本体の取り付けは、集成材の板を使いました。左写真では白く写ってますが、木材の色をしています。テレビ背面に板を直接ビス止めして、板の上部はL字金具で車体の吊り棚の下に固定します。重量はここで持たせます。 下方のブレ止めもL字金具で壁面に留めます。TV本体が軽いのでこれで十分で、走行時の振動も起こりませんでした。
 テレビに接続するものは、有線では 電源・地デジアンテナ・BSアンテナ・BDプレイヤー入力用HDMI・スマホ等画面ミラーリング入力用HDMI・音声外部出力 などです。他にWifi接続があります。
 地デジアンテナは助手席後方に出力端子があります。100V電源も隣接してあります。天井と壁面の境を引き回す事も考えましたが、カバーを外してその中を見ると、スペース的にも、やや長い距離を引っ張るにも余裕がありません。左写真は横向き座席上方の収納ボックス内部で、コーナーカバーを外したところです。
 結果、電源はキッチンカウンターの下からシンクの横を回して隔壁に穴を開けて引くことにしました。
 アンテナはシューズボックスの上からエントランスドアの内枠カバーの中を通してテレビの裏まで引いてきました。結果で見るとシューズボックスの中を通した方が積載物を除けた場合でも配線が見えず、良かったかもしれません。
 アンテナ配線の取り出しです。「テレビ台」の前方にある板を外してみると、その奥にまた同じような板があります(写真の手で持っている板が外したもの)。手前の板の役割は何でしょうか。私見では写真の右端にある布張りの内装材との境界にあるすき間を覆い隠すためだけに取り付けられているようです。この板には十分すぎる強度があり、仕上げも表裏ともきちんとされています。当然化粧板としては過剰な強度を持ち、異常に重くなります。
 これまで乗ってきたキャンピングカーに比較して内装は上等に仕上げられているようにも見えますが、軽量化の努力があまり見られません。その結果コルドバンクスに比べて車両重量が増となっています。
 助手席後方側面にあるパネルの裏側です。地デジアンテナブースターのスイッチ・同出力端子、100vコンセント・パイロットランプ、12Vシガーソケット等があります。本来の取り付け姿勢は左に90度起こした状態となります。
    音響の強化・BDプレイヤー等の設置
 テレビ関連機器です。まず薄型テレビは低音はほとんど出ず、中高音も期待できないのが普通です。これまでは12VDC駆動のカーコンポ用サブウーファを使ってきましたが、今回は100Vの家電品規格で、中高音のスピーカーも独立ボックスに入った物を採用しました。この分野の製品は各社から出ていますが、ヤマハで、現行機種では無いのですが、ちょうど収納スペースに収まるものが中古で見つかりました。
 電源は結局AC−DCで降圧するのですが、12Vではないのでしかたありません。
 ブルーレイプレイヤーです。以前の機種は昔のVHSデッキ位の大きさがあったのですが、これも小型軽量化が図られたものに進化していて、上部のボックスに納まります。下駄をはかせて下部には電源切替スイッチ等を置きます。
 DVDしか見ない人もおられるかもしれませんが、テレビ放送を録画した映画等はBDの方がきれいに見られます。もちろん市販のDVD等も再生可能です。
 左右のスピーカーは吊り棚の下にぶら下げて、Bプレイヤーとサブウーファ・アンプ・電源部を上部ボックスに配置しました。蓋を閉じるとほとんど隠れます。
 小さい子には、トトロやディズニーアニメなどを見せると長時間飽きないで過ごせます。
 このほかに、スマホの画面をTVに無線で飛ばすための HDMI端子用ドングルも収納します。 テーブルタップも、無駄なバッテリー消費を極力抑えるために4個口を独立して開閉出来、パイロットランプと差し込み口が別の面に付いたものを納めます。
    BS自動追尾アンテナの設置
 BSアンテナの設置です。
 ツアーでは地デジ放送が受信エリア外ということがしょっちゅうあります。他に「テレビ」を見る方法は、ケイタイのエリア内であればネットに繋いでNHKプラス等、ある程度の内容を視聴できます。さらにケイタイも圏外となった場合にはBS受信が威力を発揮します。ただしBSも放送衛星がある方向に山や木立がある山間部では受信できないことがあります。
 これまで使っていたBSアンテナは家庭用のパラボラアンテナでした。方向合わせの利便性から室内設置としていましたが、置く場所と方向によって、屋根板1枚よりも厚い障害物がある方向の場合には受信できないことが多く、停車方向等を吟味する必要があったりします。
 屋上・車外にパラボラアンテナを設置する場合には感度は良好ですが、方向合わせを停車後に行う必要があります。リモート操作が出来るのでなければ、雨の夜間などは億劫です。また走行には風や木立との衝突が障害となります。
 以前から自動追尾式のBSアンテナを付けたかったのですが、その障害は何と言っても高額なことです。また垂直方向の角度合わせ(緯度の変化による)の関係で、東日本と西日本では違う機種が必要だったり、日本全域に対応する物はさらに高額(20万円以上)であったりしました。
 少しずつ価格も下がって来たようですが、全国エリアをカバーできる機種を、ショッピングモールでの売り出し期間に合わせて、高ポイント還元をねらって購入することで、本体税込送料込み 152,800円 から、還元合計 29,300円 で、実質 113,500円 で入手できました。
 蛇足ですが発送元を見ると、おそらく国内ではかなりの数量を取り扱っていると推測される茨城県のキャンカーショップになっていました。そちらから直接買うよりもかなり安価で購入出来ました。
 オトクに購入は出来ましたが、購入前には自分で施工取り付けが可能であるかを確認しておく必要があります。
 配線は駆動電源送りと受信信号の2系統を送受する必要があり、テレビとの中間にコネクタが付属します。屋上固定もさほど重量は無いので大丈夫そうです。屋上から室内に引き込む位置と経路は、ちょうど前述のBDプレイヤーを収納したスペースの真上が空いていますので、屋根板を貫通させ、周りをコーキングし、カバーを取り付けます。
 完成状態です。写真右上方向が車体前方です。赤丸の付いた丸い器具は、無指向性地デジアンテナです。
 これで方向合わせの必要は無くなり(駆動電源を入れる作業だけは必要)、地デジ圏外の走行中にもBSを見ることが可能になりました。

2−7 バゲッジドアの改良
 ほとんどのキャブコンの貨物室ドアの固定方法は、キーを差し込んでひねることで、内側の小さな鉄製Z型金具を回し、ドア枠に引っ掛けて留めます。これは次のようにとても不便です。

 1.開閉時には、必ずキーを用意する必要がある
 2.キーを回すには、別の手でドアを強く押す必要がある
 3.キーの構造上、引き剥がし強度が期待できない
 状況改善のために、丸型ラッチ錠を増設しました。施錠の必要は無いが、開閉固定はしたいという場合には、非常に楽で便利になります。また施錠・開錠も片手でできます。
 閉めるときには普通のドアのように惰性で動かしただけで バン!と 閉まり、固定されます。開ける時には二か所を二本の指でひねるだけでポツンと開きます。
 ラッチ錠の突起を受けるためのラッチ受の取り付け状況です。ドア枠にタッピングビスで留めて、不要部分をサンダーで削る必要があります。この類の改良に共通しますが、新車にドリルやサンダーを入れることに抵抗がある方も居ると思います。私の場合は車はあくまで道具であり、装飾品ではありませんので、ためらわず加工の手を入れます。
 前車コルドバンクスの改良時のものですが 改良後の状況をご覧いただける動画がこちらにありますのでご覧ください。片手で開閉・施錠開錠が楽に出来ます。

2−8 ソーラーパネルの設置
 ソーラーパネルを取り付けるかどうかの検討経過や、取り付けに係る工作の要領等については、前車(コルドバンクス)と同様なので、こちらを参照いただければと思います。大きな目的は、1.常にバッテリーを満タンにしておくことが出来る  2.バッテリーの寿命を延ばすことが出来る の二つです。 ちなみに前車ではサブバッテリーは7年以上無交換で、電子レンジ等も普通に使えていました。サルフェーション除去装置も併設し、エアコンのバッテリー駆動は少なかったのでそれも影響あるかもしれませんが、延命には効果大でした。
 前回の資材調達費用は、パネル・コントローラー・同リモコン・ケーブルで109,000円でしたが、今回は51,437円で半額以下に値下がりしていました。(どちらもセール期間の送料無料日ねらい) 購入先は技術論が確かな販売責任者の居る 蓄電システム.COMです。細かい相談にも乗ってくれますのでオススメです。ただし商取引上等で常識を逸脱しそうだったり、虚偽内容の問い合わせ等には厳しく対処しますので、普通にお買い求めください。
 ビルダーオプションにもソーラーはありますが、200wで214,780円となっています。この容量は、2列目座席下にある CTEKの切替装置容量による制限と思われます。屋上面積から推定すると400w以上は行けそうです。ですが、バッテリーの大電流充電は寿命に悪影響を及ぼすこともあり、30A弱となる、320wパネルで計画しました。
 さて、納車時点で屋上左後端に写真のような配線が既に施されていました。今回購入に当たり、やや曲折がありまして(私の勝手によります)、パネル積載のレイアウト等についてお尋ねした経過が関わっている可能性もあるのですが、特に注文したわけでは無いのにソーラー用の配線が、ここから2列目シート下の配線エリアまで既に敷設されていました。この作業は後付を自前で行うとなると、特にクレソンジャーニーのパネルボディでは通過経路に余裕がなく難工事が予想されましたのでかなり助かりました。
 関連資材も事前に準備します。上記前車の項でも記載しましたが、「充電混触」が起こらないように、3つの充電方法が重ならないようにリレー回路を経由させます。つまり、「ソーラー充電が行われるのは、 走行充電や外部100V充電が行われない時に限る」という条件を満たすように組みます。12V5極リレーを2個直列に入れてB接点を経由させます。走行充電はリレーが12Vで作動しますので問題ありませんが、外部電源100Vについては上記店舗から小さな「AC-DC」を買って工作しました。前車の際には、これに比べると巨大なモバイルプリンター用のACアダプターを使いましたので、軽量・小型化出来ました。
 これはチャージコントローラーです。容量上限は30Aの物です。バッテリーの電圧が12Vですので、320Wのパネルに最低限必要な容量になります(要領は10A刻み)。色んな機種がありますが、自己消費電力が小さくて価格が安いという点が気に入りました。ただし欠点もありまして、リモコンの表示パネルに内部照明が無いため場合によっては別途ライトが必要です。また適合バッテリーの種類は選択できますが、他機種のように各項目を0.1V単位で設定する…と言ったようなことはできません。(多分必要無いと思います)
 パネル容量をもっと上げることも出来ますが、その場合40A以上になります。すると上記リレーの容量、配線の太さなど、影響が多方面に及び、機材が確保できるか目処が立ちません。なので、12Vシステムで組むには30Aが妥当な線かと思います。
 各信号の取り出しや接続には結構気を使います。間違えて切断したり充電設備を壊してしまうと近くに修理できる所が無く、高額な費用も掛かってとても困ります。
 サブバッテリーには、最近鉛バッテリーに代わって、リチウムイオンバッテリーが普及し始めています。ナッツのHPにもLI搭載車が掲載されるようになりましたが、その差額はなんと66万円あります。 経験上7年以上も鉛バッテリーで特に不便はありませんでしたので、もっと価格が下がって品質も安定(特にBMS性能)して、少なくても3倍程度の容量が確保できるようになったら検討しようかと思います。
 ソーラーパネルの固定作業です。今回は単純に不等辺山形鋼(50*20アルミ素材に表面耐食加工をしたもの)を使って、タッピングビスで各部を締結して取り付けました。
 屋上へ搬入する前に、アングルを切断、面取りして、パネルの4隅に固定します。このサイズのアングルはホームセンター等には在庫していませんので、通販経由での入手です。各所のネジサイズや下穴サイズは、出来れば端材等で試して決定することをお勧めします。
 ソーラーパネルの設置は屋上に上がっての作業になりますが、車両購入時に注意点として言われたのが、外壁パネルの構造上、断熱材を挟んだ両面のパネルは薄いので、直接人が載って膝の骨を当てたりすると凹む恐れがあるということでした。なので木の板を載せてその上に立って作業を進めます。
 写真は車両後方にかけたはしごを振り返ったところ
 
 この写真はマルチルームに換気用の穴を開けた際に、断面サンプルとして円柱状に切り取った外壁です。ネジ立ての強度を見るために、鉄製アングルをタッピングビスで留めて、わざとこじってみたりしました。結果は故意に壊す気でなければ、結構な強度がありました。靴を履いて屋上を歩き回っても、飛び跳ねたりしなければ大丈夫なものと思います。
 写真の左上部にある黒い部分は、天井ファンのカバーです。ソーラーパネルの選定と配置を予め検討するため、お店の方に各部寸法を教えていただいていたのですが、配線が屋上に出ている部分への干渉を避けるため、当初予定していた換気カバーより後に並べる方法ではなく、換気カバーの左右に、やや前方にずらして配置取付することとしました。
 チャージコントローラーに付属するリモートメーターです。既述のように内部照明が無いので見る機会は少ないのですが、たとえば晴天下でエアコンを回した場合、バッテリーからの持ち出しが20A、ソーラーパネルからの補充が18A、合計でエアコンが38Aを消費している、といった状態が確認できます。写真は電圧監視状態ですが、電流表示ももちろんできます。ただし同時表示は出来ません。この辺りの仕様は、必要な方は機種決定前に確認をお勧めします。
 コントローラーとバッテリーメータの取り付け位置関係にもよりますが、個別に監視できた方が状況把握には良いと思います。
 この項の当初に書いたように、これでサブバッテリー(鉛)は数年以上使えるものと期待できます。

2−9 キッチン周りの収納改良
 キャンピングカーの中でも特に多くの小物収納が必要なのがキッチンです。洗面歯磨き用具・コンタクト用品・調味料・洗剤・はさみ・ナイフ・ペーパー類など。そのまま置くには限度があるので棚・ラックを加工します。
 左写真は加工初期で、百均にあるワイヤーラックの一面を付けたところです。
 左写真は使用状態です。各種アタッチメントに雑多なものを入れて使っています。中には使わないものもありますが、日帰りでも外出時にちょっとここで何か沸かして飲んだり食べたりしようかというときに、準備から後始末、歯磨きまで滞りなくできて便利です。
 シンクの上、釣り棚の下には、キッチンペーパーとティッシュペーパーをいつでも取り出せるようjにぶら下げておきます。取り付け方法は、左図のようにフックを6個ねじ込んで、ショックコードを通した間に挟みます。手を洗った後にはタオルでふくこともあるのですが、ティッシュを一つまみして拭くと衛生的で、外出先で不調になったりする要素を減らせます。
 この部分の照明は横長方向設置でしたので、ペーパーのスペース確保のため縦方向設置に変更しました。
 壁の隙間にはキッチンタイマーを面ファスナーで留めてあります。裏側にスイッチがあって、使用時以外は切っておきます。
 シンク横の平らな部分は、カセットコンロを置く場所に使おうかと思っていたのですが、実際の運用ではコンロはテーブルの上において私が操作・調理管理して、妻はその他の下ごしらえや冷蔵庫から出したものの整理等をこのフラットスペースで行うというパターンになりました。
 こちらは3rdシート上の吊り棚です。内部は上下の2段に使えるように百均の折りたたみラックを入れてあります。ここにあるのはカセットコンロ・やかん・フライパン(深めの物)・鍋・キッチンペーパーとティッシュペーパーの予備などです。透明ボックスは空で余裕がありますが、大人数や長期ツアーなどの際には食器や保存食を入れる予定です。ちなみにこの前方の棚には、ブランケット・薬箱・仕切りカーテン・シェーバー等を入れています。
 天井付近にはイレクターパイプを渡してあります。ここにはハンガーをかけることがあります。雪遊びをしたあとや、雨の日などに濡れた衣類をぶら下げます。マルチルームでもよいのですが、乾燥速度はこちらの方が早いと思われます。干す物は丈があまり長いものでなければ、ルームミラーからの後方視野に影響を与えることはありません。
 キッチンの向かいはマルチルームのドアですが、ここには何もないので百均で買った薄い鏡を張り付けてあります。これも粘着性のある面ファスナーで固定しています。

2−10 冷蔵庫まわりの改良
 食糧を冷蔵・冷凍保存するには、まずアイスボックスが思い浮かびますが、無電源で氷を使う「断熱箱」は、長くても2〜3日で氷が融けてしまいます。また出先でアイスクリームが安かったのでたくさん買ってしまった…というような場合の対応には、電気式の冷凍室付き冷蔵庫がとても役立ちます。 
 左写真の上段が冷凍室ですが、奥側にコンプレッサー等の機器が入っているのか、見たよりは容積は大きくありません。
 この冷蔵庫の電源スイッチは庫内にあって、扉を閉めると入りきりの確認が出来ません。これはとても不便で、間違えると無駄なバッテリーの消費に繋がることもあります。このため庫外に元スイッチ兼パイロットランプを付けることにしました。
 冷蔵庫の裏側に配線や放熱装置があるはずです。これまで使ってきた3台の冷蔵庫では、扉を開けたところにあるネジを緩めると、本体を手前に引っ張り出すことが出来たのですが、動きません。無理をかけて壊すと大変なので、作戦を変更して、給排水タンクがある部分とのすき間から、電源ケーブルを引き出してスイッチを噛ませることにしました。
 パイロットランプも点くように加工してスイッチパネルの横に冷蔵庫電源スイッチを増設しました。既設のスイッチパネルにも空きがあるので流用もできそうですが、総容量に余裕が無いので、ここは別途BSアンテナ(自動追尾)電源で使うことにしました。またランプの色と形が違うので、一目で冷蔵庫用であることがわかります。
 真っ暗な場所に宿泊した際には、この灯りが意外に常夜灯としても役立ちます。
 次に外部放熱口の改良です。ガス吸収式冷蔵庫の場合には、下部に吸気口、上部に燃焼ガス排出兼排熱口が付いていて、それを全て塞ぐことは危険でした。
 対して電気式冷蔵庫の場合には、放熱だけがうまく出来れば塞いでも問題ありません。実際に前車ではオプションで冷蔵庫を後付しましたが、外部放熱口は開けないで使っていました。それでも十分冷えました。
 放熱口には、ウィンターカバーが付いて来ます。これは冬には冷たい外気が冷蔵庫を冷やすのに必要な量以上に車内に入ってしまうのを防ぐためです。冷蔵庫の周囲や裏側を観察すると、意外に隙間があって、この開口部から冬は相当な暖房ロスが発生していることが想像できます。 
 そして夏はどうかというと、外気が車内より熱いということがよくあります。その場合冷蔵庫の視点では、車内に放熱した方が庫内を良く冷やすことが出来ます。車内に多少熱気が放出されますが、そのような状況下では冷房をかけていますので、暑くて困ることはありません。
 また車外からのホコリや排気ガスなども放熱口を開けておくと侵入してきます。
 このような事情で、放熱口は断熱材を貼り付けて閉塞して使うことにしました。この夏の使用実績では、冷凍庫に入れたアイスも溶けることなくうまく冷蔵庫は作動しているようです。

2−11 室内照明の改良
 室内の照明器具は、前席を除いてほとんどLED化されていますが、さらに無駄な部分の改良や操作性の向上を目指します。
 (1) 前席照明
 運転中の夜間に路肩に車を止めて地図帳を見る…と言ったことは、ナビが普及した現在ではあまり無いのですが、必要な時に十分な明るさがあって、消費電力も少ないものが備え付けられていると安心です。市販品にもホームセンターやカーショップで各種ありますが、発光部と電源取り出し部が各種組み合わされたものが便利です。
 作業は蓋を開けて差し替えるだけですが、注意点としてドライバーを使ったりした際にショートさせると後始末が大変です。
 (2) ベッドの照明
 ベッド部(後部の上下段と、バンク部)にある照明は、強・切・弱の3ポジションスイッチが付いています。強は必要なことが有るとして、弱が明るすぎます。またスマホを見たり寝ながら充電させる設備はありません。
 最初に考えて施工を始めたのは、USB電源取り出し用のシガープラグを、木材に開けた穴に固定して、木材をベッドの壁に取り付けて使おうという物でした。
 でも木材部が大げさすぎるので方針変更しました。照明器具の一部を破壊して(切り取って)、弱の照明器具が付いていた部分にシリコンコーキング材を盛ってシガープラグを固定します。電源線は器具の裏側でプラグにハンダ付します。
 そのUSBソケットに、なんと!百均にあるUSB照明器具を挿し込むと、読書程度なら十分な明るさと、無段階調光で切操作もできるフレキシブルネック(自在方向)の付いた完璧な照明になります。
 ソケットはもう1口ありますので、そちらにはスマホ充電用ケーブルを差し込みます。元スイッチを切っておけば無駄な電流は流れません。ベッドメーキングなどの際には強の照明も点灯できます。
 (3) 天井主照明元スイッチの増設
 天井にある主照明器具は、滅多に使わないのですが、使いたい時には本体についているスイッチを入れる必要があります。これは背に低い人にはたいへんです。またテーブル上の窓際についている照明も同じ電源ですが、2列目シートから操作するにはスイッチに手が届きません。
 そこで元スイッチを付けました。器具側は入れたままで、こちらで操作をします。作業は2列目三角シート下にある端子台から分岐して、シューズボックス内を通し、スイッチを取り付けます。 下の写真で平型のオス・メス端子を割り込ませることになります。

2−12 マルチルームの改良
  (1) 換気扇の設置
 マルチルームが、特にトイレ用途として有用であることは既述の通りですが、使い勝手を良くする設備として、オプションでビルダーに付けて納車してもらう設備と、自分で手を加える所があります。
 ビルダーにお願いしたのは床面のシャワーパンです。特にトイレとして使う可能性がある場合には、洗い掃除が出来ることはとても安心です。汚物ばかりではなく、泥汚れや薬品がこぼれた場合などにも対応が楽です。可能性は低いのですが本来用途のシャワーに使うかも知れません。
 ← 写真は工作完了後
 自分で取り付けたもので重要なのは換気口です。純正オプションにも設定がありますが(35,420円)、多分屋上に排出するものです。それだとソーラーパネルと干渉したり、雨漏れ対策、特に台風時など風雨が横から叩きつけられると雨漏れの影響が広範囲に及ぶことがあります。それからマルチルームの天井は二重構造になっています。自作加工で天井に穴を開けると室内側をキレイに仕上げるのが難しくなります。
 前車でも行いましたが、側壁面に約Φ100の穴を開けて換気ガラリを取り付け、さらに臭気が排出される方向にだけ流れるようなフラップを付けます。また、最近の住宅では装着が義務化されている、常時(少量)強制換気用のファンも取り付けます。
 加工手順です。ジグソーの刃が入る程度の穴をドリルで貫通します。外壁に養生テープを貼って描いた穴の位置に沿ってジグソーで外壁を切り抜きます。
 注意点は、内部の隔壁に近い部分に開けると、壁固定のために内蔵されている接合金具に干渉する恐れがあるので注意が必要です。(じつはビルダーから注意は聞いていたのですが、近すぎて少し当たりました)5cm以上離せば大丈夫かと思います。
 切り抜いた円柱状の壁はこんな感じです。スタイロフォームの両側に薄いFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を貼り付けた構造です。人力ではそう簡単に壊れそうもありませんが、車両衝突など部分的に大きな力が加わった場合にはやや不安ではあります。断熱性を期待しない場合には、厚めのFRP単板(数ミリ〜10ミリ程度?)の方が機械的な強度はあると思われます。 JAFの広報誌などに乗っているように、衝突安全試験結果のキャンピングカーバージョンがあればいいのですが、量産車でもなければ実現しそうにありません。
 室内側には食品保存容器と12V PCファンを使って、強制換気(排気)と逆流防止が機能するように加工します。容器の大きさはPCファンが入る最低限と、深さは下記逆流防止フラップが当たらない程度に深いものを選びます。たくさん開いている穴はホールソーで蓋を割らないように気を付けて開けます。
見えにくいのですが写真の指で押し上げているのが透明フィルムで作ったフラップで、PCファンの微圧でも開閉します。フラップ上部の固定方法は、これまで針と糸を使って留めたりなどしていましたが、今回は小ねじを使いました。蓋の厚みを貫通して裏側に突起が出ますので、コーキング材で覆ったりしましたので見栄えはあまり良くありません。
 ファンの電源はマルチルームの照明から分岐してとります。前述のように天井は二重になっていますので、その間に配線を這わせて、隅から下に取り出します。
 ファンはツアー中は常時回しておくようにしています。これが無くて窓を全部閉めて寝た場合などにやや息苦しく感じることがあります。測ったことは無いのですがCO2濃度が上がるのではないでしょうか。
 またトイレの臭気もフラップがうまく機能している場合には室内に逆流してきません。
 (2) 室内収納
 マルチルーム内部は、純正状態ではただの箱ですので、スペースの有効利用のために、まず収納の強化を行います。右は前車で使っていたDVDボックスを移設しました。中にはタオルや石鹸等が入っています。ゴム紐や隙間テープを使って、密閉性を高めたり、蓋が落ちたり、蓋を開けても中身がすぐに落ちてこないように工夫しています。
 外壁側の上部には棚板を付けてあります。固定は面ファスナー(いわゆるマジックテープ)で、壁にねじ止めした小さい角棒に、テープをステープラー(ホチキスの強力な物)で留めて、その上に載せます。高さは2段調整で、特に容積が必要な時には取り外しも簡単です。
 上写真にあるハンガーを掛ける棒は、イレクターパイプですが、固定箇所が前車では両端壁面でしたが、今回は天井面です。理由はドア側の内壁が曲線であることと、天井が二重で結構厚い材料なので、固定に不安が無いことです。ハンガーが横に触れた場合でも壁面に当たってカツカツ音がしないようにクッションテープを貼ってあります。
 (3) トイレと照明スイッチ
 トイレは介護用等に使われるポータブルトイレです。手前側の下部を切り落としてつま先が入るようにすることで、狭い室内で安定を保ちやすいようにしています。
 以前には水洗式の二重タンク式の物を使っていましたが、準備と後始末にやや手がかかるのと、意外に臭気漏れが気になることがありました。諸先輩の記事を見ると「猫砂」や吸収剤を活用する例が多かったので真似をしました。
 右のラックはサイズがぴったりの物がありましたので取り寄せました。中には木製「猫砂」や吸収マットやペーパーや消臭剤や手袋や黒袋等を入れています。
 照明スイッチは、元スイッチは入れっぱなして換気扇の電源にしていますので、天井にある本体のスイッチを使っていたのですが、高い所にあるため操作しにくいので、引き紐スイッチをかませました。本体スイッチは明暗2段階ですが、記憶回路があるみたいで、暗い点灯で元スイッチを切っても再度点けると暗い状態に灯ります。スイッチ本体を室内に置いて紐だけ引き出すことも考えましたが、紐に負担がかかりそうなので室外ドア上部にしました。二重天井の中を配線を通すのにやや手間取りました。 これで寝ぼけ眼でも、背の低い人でも簡単に点灯できます。

2−13 コタツの設置
 完成したコタツの状態です。右上が車体右面の窓、右下が3rdシートです。テーブルの左端にぶら下がっているのはゴミ袋で、コタツが無い時でもここにレジ袋をぶら下げています。袋にはサイズが大小ありますので、どちらにも応じられるように、フックを4点つけてあります。
 「コタツ掛け」の取り付け経過です。前車では面ファスナー(マジックテープ)とフックで吊っていましたが、今回はイレクターパイプを貫通させて、はめ込み台座に止める構造としました。この方法で弛みなく保持できます。左写真は貫通させる前の位置決め確認です。
 左下写真はテーブルの通路側、下の写真は窓側の止め具合です。どちらも布にリングを通し、車体側にねじ込んだフックに掛けて止めてあります。
 通路側の状態です。普通のコタツだと、布はやぐらの上に掛けて、その上にコタツ板を乗せますが、物を少なくするためにこのような構造にしてあります。
 次に熱源の確保です。FFヒーターの温風を使いますが、ダクトから出る温風の量を制御する必要があります。
 3rdシートの下にFFの本体がありますが、そこから出る温風ダクトは次の3方向が必要になります。
 (1) 通路側にまっすぐ出る(純正では左写真の右下のもの)
 (2) コタツの下方向に出る
 (3) マルチルームに出る
 これは純正状態の、(3)マルチルームへのダクト出口ですが、ダンパーが付いていて、不要な時には閉めておくことで無駄に熱がここに放出されるのを防ぎます。
 
 上記の通路側に出る所(1)には抵抗がありませんので、直線方向でもあり、ほとんどがそこから出ることになります。室内全体を温める場合にはそれでよいのですが、コタツに重点的に温風を配分する際にはこれを絞ってやる必要があります。
 そこでべバストのダクト用部品を探して、(1)の出口を左のようなものに変えて、コタツへの流量を調整できるようにしました。
 やはり日本人はコタツが落ち着きます。頭寒足熱でもあります。

2−14 横向き座席周りの改良
 クレソンジャーニーには、横向きの常設座席が1名分あります。さらに出入り口部分をふさぐ形でもう一名分の補助席をセットし、合計6〜7人がコの字型にテーブルを囲むようにも設定できます。
 でも普段少人数での利用では、横向き席は物を置くことが多く、さらに食事の準備などではもう一段の棚があれば便利かなということで、脱着可能な棚を設置しました。材料は9ミリ厚の合板で、販売サイズは600×450です。取り付け溝を壁付けして差し込み、抜けないように5ミリのネジを差し込んであります。
 各社の標準・オプションでもこの部分に棚を設置できるものが多くありますが、大抵は片側を蝶番にして、下にたたむか、側面壁にはね上げるものです。ウチでは写真にありませんが壁面上部にテレビを設置してあるのと、棚の有効面積を多くとりたいために、一度外した棚を回転させて壁に立てかけ収納する方式としました。壁への固定は面ファスナーを使います。粘着性に加えてステープラーで打ち込んで固定します。
 左写真は完成形です。純正状態と違うのは「手すり」が付いたままで補助席を設置できるようにしたことです。
 この狙いは2つ。上記テーブルの荷重支持を担えること。そして手すりを抜き取らなくても、補助席をただあてがえば設置できるようにすることです。
 手すりを外すのも、ものぐさな私には負担なことと、外した手すりの置き場所に困るということもあります。
 補助席の加工です。当初の検討経過では、新しい補助席を合板等を使って制作しようかとも考えたのですが、その場合には積載物が増えるし、きれいに仕上がることが期待できません。そこで純正の補助席にメスを入れることにしました。加工はカッターを使って表皮と中のウレタンチップ製クッション材を切り抜きます。底部の合板だけはノコギリとプライヤーを使って切り取ります。
 こちらは横向き座席ではなく、2ndシート(後ろ向き座席)です。背もたれの陰にはマガジンラック?があります。助手席前に車検証を入れられるスペースのない今回のカムロードでは、ここに書類を保管しています。
 この背もたれは面ファスナーで固定されますが、微妙に板が反って、面ファスナーの密着を保てなくなります。するとすぐに外れてずり落ちやすくなります。これは日々の使用でとても不愉快です。3rdシートの場合には背もたれはフックで固定できていますのでその心配の必要はありません。
 改善策で使ったのが、とても汎用性の高い3ミリ程度のショックコード(ゴム紐)です。背後の木枠に穴をあけてコードを通し、結んでループにします。ツートーンの表皮生地の境目に来るように設置すると、目立たずに押さえておくことができます。伸縮倍率が高いので、コードを掛けたまま引っ張り出して中の書類を取り出しても大丈夫です。
 上述の補助席もこのショックコードを使って、運転席の後ろに立てかけて収納してあります。


小さな加工箇所
3-1 トトロのステッカー貼り付け
 小さい子から大人まで愛されるアニメ・キャラクターだと思います。テレビで放送されるジブリアニメの冒頭には、他の作品であっても左のような画面が入ります。トトロ以前のアニメにも入るようです。
 クレソンのボディーには無機質感の曲線で構成されたステッカー?デカール?が貼ってありますが、少しウチの車らしい、見分けがついて、個性的に識別できるようなステッカーを作って貼ろうと計画しました。その図柄として選んだのがトトロです。
 30年以上前に世に出たキャラクターですが、うちの子供たちも一生懸命ビデオテープで繰り返し見ていました。私たち親世代は、その内容までよく見る余裕は無く、家事で動き回りながら見た断片的なシーンを記憶しているだけでしたが、「高齢者」世代となって見直す時間が取れるようになりましたので、この動画から使えるカットの選択から始めました。
 なお、著作権・商標権のあるものを勝手にコピーすることは違法であることが多いですが、例外事項として個人での利用があります。つまりコピー・加工等を自分の手で自分のために行う分には制限外となります。 第三者に譲渡・販売しなければ大丈夫です。(私の調べた範囲での判断ですが、根拠条文等は省略します)
 製作過程です。(「制作」ではありません)記録ビデオ再生画面から左上写真の図をデジカメで撮影しました。又はPCで再生しながらスクリーンショットを録っても良いかもしれませんが、その場合地デジ再生できるPCソフトが必要です。
 元図をWindows10付属ソフトのペイント3Dを使って線引き・色の入替と配置をします。貼り付けに使用する材料は、いわゆるカッティングシートです。ビルダー純正で入っているラインも多分同類の素材を使っています。
 
 色分けした原画から、今度は色別のシートの形に分けて切り出します。一番広い範囲は黒で、輪郭とその内側を全て含んだ全体の基礎になります。
 黒を貼ったら、その上にグレイ・アイボリー・白を貼りますが、中性洗剤を含んだ水をスプレーで吹きかけた面に貼って、気泡をスクレーパーで押し出します。
 貼る順番も工夫して偏らないように位置を調整します。胸の模様のグレイはアイボリーを固定したあとに、空いた黒い模様枠の中に納まるように当てます。大トトロの目や、小トトロの目の部分なども小さいので気を付けて施工します。
 車体後面のどの位置に貼るか、大きさはどうするかなどは、紙にプリンターで出力した物を仮貼り付けしながら、少し離れて眺めたりしながら自分の感覚を頼りに決めます。
 次は運転席と助手席のドアに貼る部分の製作です。カッティングシートの色の種類には限界があります。この図では繊細で複雑になりすぎて対応できません。このため工作方法を変えます。カラープリンターで印刷した屋外使用対応のビニール粘着シートを貼り付けることとしました。
 注意点としては、インクジェットプリンターでは屋外対応の印刷は出来ないようです。ウチにはサークルや町内会や同窓会などでも使うのでA3カラーレーザープリンターがあります。新しくない機種でトラブルも多いのですが、消耗品がリサイクルもので安く購入出来るメリットの方が大です。
 今回の原画は動画画面から切り出すのではなく、紙ベースの印刷された本からスキャナで読み込みました。画面からの読込だとブレたり一コマずつの調整がうまくいかなかったりしますが、印刷物だとその心配がありません。
 見開きで読み込むと当然に光と影が残りますので・・・ペイント3Dで加工して色も各部をほぼ全部塗りなおします。また背景も除去します。選択範囲の色塗り作業や線引きを繰り返して印刷原稿を作ります。輪郭外は無色(純白)にすると、ボディ色から浮きますので、ボディ色に近づけた色で塗っておきます。
 助手席ドア側は原画と同じ方向で良いのですが、運転席側は左右反転したものを使用します。
 屋外使用で退色が懸念されますが、状況を見て再製作・貼り替えをする予定です。この後は車両前面のデザインを何にしようか検討中です。
 

3−2 給油口蓋の危険除去
 給油口には、タンクの口に施錠できる蓋がありますが、キャンピングカーではその外側にボディ面に沿った開閉蓋が付いているのが一般的です。クレソンジャーニーの場合、写真のような形状ですが、問題があります。
 ツマミが折りたたむことが出来ず、外板から突出したままになっています。歩行者等に接触した場合には、身体の一部に深刻なダメージを与えることが容易に想像できます。 ですので外に出っ張らない構造のフタ開閉ツマミに交換することを目指しました。
 ツマミはΦ50ほどの穴に取り付けるようになっています。ホールソーで開けますが、写真のように既存のキー機構を外したところが楕円状の穴になっていて、ホールソーのセンターを出すことが出来ません。そのため仮センターを開けるために、捨て板を一度ねじ止めしてから穴あけにかかります。
 取付したツマミの内側です。内側からも開閉できる構造になっていますが、今回用途では通常必要ありません。でも何かの故障で内側に手を入れるかも知れません。
 2本のネジで扉板を挟むように裏当て具を固定して取り付けます。
 この出っ張り形状であれば、対人衝突でも大きなけがを負わせることは少ないものと思います。
 指を差し込んでレバーを起こすと中のロックが外れるようになっています。
ちなみにこの製品はスガツネのフラッシュパネルラッチ LJ-61型です。税別送料別899円でした。


3−3 網戸の視線遮断(銀色塗装)
 エントランスドアには網戸が付いています。ですが色が真っ黒です。黒だと網戸の向こうにあるものが良く見えます。中から外が良く見えますが、外からも中が良く見えます。左写真は純正状態で網戸の外から中を見たところです。すっかり見えます。
 網戸の色が明るい、あるいは銀色であれば見えにくくなります。たまに動物園で檻を白色にしている所があったりしますが、中の動物がさっぱり見えません。
 この原理で網戸の外側から銀色スプレーを吹きました。左下写真は、左が純正状態・右が加工後です。 下写真はマスキングをして吹き付けた前後です。マスキングは透明50cm幅シート付きのマスキングテープを百均で入手しました。
  
    加工前(左)と 加工後(右)
 

3−4 ヘッドライト電球の交換
 ヘッドライトの光源は、昔のシールドビームからハロゲン球になり、現在も多くの車で採用されています。
 明るさ向上の面から、HIDというものもしばらく使われていました。熱対策部品の取り付けに加工が必要なことなどあり、価格も高くてあまり普及しなかったように思います。
 LED関連の技術向上からか、ヘッドライト用の物が多く出回るようになったので、明るくて長寿命になるかも… と期待して交換してみました。
 まずライト周りの分解作業です。カバーは、1か所のネジを取れば、あとは力任せでクリップを引き抜いてゆきますが、内装剥がしを使います。

 ライトユニットは3か所のネジをドライバーで取り外し、知恵の輪状の取り付け部から抜き取ります。以前に車体底部から手を入れて交換してみたことがありますが、外した方が楽です。
 電球背面のゴムカバーを外し、給電ソケットと固定ばねを外せば電球が取れます。
 たしか2個で2980円で、完全に置き換えだけで取り付けが完了するものがありましたので、交換してしばらく使ってみました。電球の外側プラグ部分に放熱機構が付いているものもありますが、ゴムカバーに干渉しそうなので選択除外しました。
 しばらく使いましたが、暗い。リサーチ不足でした。ショッピングモールで評価と価格のバランスをコメントを見ながら再度探して、再交換となりました。初回のLED電球を取り外すと、なんと!熱で接着剤が融けたのか、壊れてしまいました。左下写真で、左が壊れた状態、右が再度購入した製品です。
 下写真は交換後のもので、放熱フィンの他に冷却ファンが内蔵されているとのことです。(ほんとかな?)
 じつはLED信号などでは雪の付着が問題になっています。降雪時の前面付着で前照が出来なくなると困ります。ハロゲン球の場合には発熱で溶けます。
 LED球ではユニット内部に冷却・放熱機構があった方が、雪を融かす効果があるだろうと思われることも、この形式選択の要因です。
 光軸も若干変わります。調節は首長のドライバーで行いますが、ユニットを外した時点で構造と感触を理解しておくと、取り付け後の作業がスムーズです。
 左写真では歯車の右に、挿し込んだドライバーの先が見えています。

3−5 バックカメラの視界確保
 後方視界を確保するバックカメラにはカバーが付いているので汚れが付きにくくなってはいますが、雨天や冬季の走行で汚れてくることがあります。
 ワイパーがあればいいのですが、多分そのようなものは市販されていないので、停車時に汚れを表面から拭って除去します。
 具体的には百均で売っているマジックハンドの先でウェットティッシュをつまみ、拭き取ります。
 前車では後部ラダーがあったので、それに半分登って直接拭き取っていたのですが、現在の車には必要性とコストのバランスからラダーはありませんので、そのままでは届きません。そこでこのような方法となりましたが、経費も110円+ティッシュ代で安価にすみました。軽いので常時後部荷室に入れてあります。

3−5 室内荷室ドアの改善
 前車コルドバンクスでも、室内から後部荷室へのアクセスは可能でしたが、それは下段ベッドの床面を跳ね上げて可能になるものでした。クレソンのこのドアの部分には前車ではカセットガスボンベが装着されていました。長尺物を積み込む場合などは、最悪後部窓を開けて差し込むしかありません。
 クレソンジャーニーでは荷室と「廊下」の間にドアがあってそれを開くと簡単に手を差し込むことが可能です。さらにベッド床面の跳ね上げも併用すれば重いものや大きいものも自由に出し入れできます。
 下の写真二枚は両方開けた状態です。廊下とはフラットな床材で続いています。
 このドアの開閉で不都合になった事項は、室内床面に敷いてあるタイルカーペットと干渉することでした。
 手前に開いた際に、少しの段差ですがカーペットに当たってそれ以上開きません。そこで厚み分だけドアを持ち上げました。
 蝶番のネジを緩めて、ずらして打ち込みなおすだけです。念のため下穴を開けて無理なくねじ込みます。
 もう一点はドアの上部隙間です。この車は各部の断熱に配慮して作られてはいますが、ここには結構大きな隙間ができます。冬の暖房時には荷室内の冷気が居室内に侵入してきます。
 ベッドは車体左側(上半身が来る方)が広くできていますので、隙間は斜めに開いています。うまくふさがるようにプラスチックと梱包材を利用してふさぎました。左写真は採寸試着、左下は取り付け後に室内から見たところ、下写真は荷室内から見たところです。

3-7 スペアタイヤの錆対策
 最近の乗用車(新車)には、スペアタイヤが付属していないものが多いです。オプションでも用意してくれればいいのですが、積載スペースさえ無いようです。このためウチで使っているシフォン(タントのOEM)では、テンパータイヤを後部に露出積載しています。
 商用車ペースではさすがにスペアタイヤが標準で付属するようですが、これも路上でのトラブルで脱着が必要になる機会は少なくなってきているようです。
 カムロードのスペアタイヤは後部床下にチェーンで吊るしてあります。これを自力で交換できるようにしておくことが重要だと思います。JAFを呼べば済むこともあるかもしれませんが、キャンカーの場合には車種ごとに変わった事情があったりします。前のコルドバンクスではエアコン室外機がこのスペアタイヤ後方にあったために、脱着坊は左後輪のタイヤハウス内から差し込む構造になっていました。
 クレソンジャーニーでは、標準的な真後ろから差し込む構造ですが、ボディにあけた穴はプラキャップでふさがれていますので、まずそれを外すことから始めます。
 その内側には、大容量排水タンクがオプションで装着されていて、親切に(?)脱着棒を貫通させるための切り欠きが付いています。
 その奥につり上げ用のウィンチがあって、脱着棒の先端が差し込めるようになっています。
 写真で白っぽくなっていますが、今回の作業の目的である錆対策用の亜鉛末スプレーをたっぷり吹き付けてあります。
  この部分は冬季の融雪剤飛沫等が激しく降りかかる部分で、砂粒などもホイールの隙間に溜まっていたりします。数年も寒冷地を走れば、ホイールの肉厚が減ってくるのではないかというくらい錆が進行します。
 スペアタイヤのホイール(鉄製)にも、まだ錆が発生していない状態で内側と外側とも同じくたっぷりと吹き付けます。 
 フック用の金具やチェーンにも対策して、慎重に元の位置に戻して対策を完了します。
 キャンカーの寿命は、シャシー部の錆による場合が多く思います。構造部材だけではなく、電気系統のカプラー接触不良で突然停止したトラブルも経験していますので、錆を甘く見てはいけません。

3−8 室内収納の強化
 キャンピングカーの構造要件として、規定人数の就寝スペースが確保される必要があります。ところがその人数いっぱいに寝ようとすると、荷物や着替えなどの置き場所が不足するか、収拾がつかなく位なります。
 いつもどおり2人で使うにはノーマル状態で不足は無いのですが、就寝人数が多い場合の、ものの置き場を考えました。
 まず活用するのは、普段の2人利用時にはベッド展開しない、ダイニングテーブルの上です。
 列車には「網棚」がありますが、現代ではほとんど「パイプラック」になっています。今回取り付けたのはまさにアミダナです。マルチルームとバンクベッドの内寄り壁に5ミリの穴を開け、高伸長率のショックコード(径4ミリくらい)を通してループを作ります。そこに網に取り付けたフックを掛けます。
 パジャマに着替える前の衣類等はここに置けて、室内がスッキリします。
 使わないことも多いので、小さく収納できることは重要です。くるくると丸めて間仕切りカーテン等と一緒に上部収納箱に入れておきます。
 次に活用するのは前部キャビンです。キャラバンのロングバンで車中泊を相当数行いましたが、室内容積の限界がキャブコンの現車に較べると小さいので、この部分に就寝時は荷物をほとんど移していました。
 これも2人で宿泊する際には使わなくて済むのですが、大人数対策で活用を図ります。
 外部から見えないようにカーテンを掛けます。市販品で車種別の断熱マットが売られていて、特に冬などに窓3面に貼っている方が多いのですが、いかにも「泊ってます」的な見栄えと、高価なのと、収納に場所を取りそうなので、あまり好きではありません。
 家にあった余り布をただぶら下げます。生地に目打ちで穴を開けて、そこにS字フックを通して締めます。車体側は前例と同様にショックコードのループを付けておきます。
 左写真は活用できるようになったスペースですが、後部のかたづけ作業中に子供たちをここで遊ばせておいて、完了したらバッグに入った荷物等を置くことが出来ます。少しカーテンをまくり上げると、DVDを見せておくこともできます。 このカーテンも小さく収納可能です。
 左写真で分かりにくいのですが、左の黒っぽい所が今回取り付けたカーテンです。右上の木目がバンクベッドの下面です。
 諸先輩方の取り付けるカーテンの位置は、バンクベッド下面開口部垂直面(白っぽい部分)に、レールを取り付ける例が多いようです。その場合は今回の改良より面積が狭くなりますし、レール取付が面倒ですし、使わない時のカーテンが邪魔ですし、費用が高くなります。 というわけでこのような加工となりました。
  つづく・・・